師走

駅前を通る際、ロータリーの植え込みを よ~く見てみると、
クリスマスの電飾が付けられています。
昼間は目立たないけれど、夜 駅に着いたらきっと明るくて
キラキラ、ピカピカ 華やいだ気持になることでしょう。
一方では、何か急かされるような気持にもさせられる
年の暮れ の始まりです。
夕方から降り出した雨は、いつの間にかすっかり上がって、
日付が変わるころになると、大きな月が地上を明るく照らし
ていました。

師走 の 望月。
冬の月は刺すような光を放ち、透明感のある美しさを
見せています。
が、冬の夜の寒さは月を鑑賞するには耐え難いからか、
「月」が和歌に詠まれるのは「秋の月」が多いようです。
「月」の季語は「秋」
さて、獨協大学オープンカレッジでの「百人一首」講座も
今月で「秋期講座」が終了します。
最後に読む歌の中に「夏」の歌が入ります。 この歌は
京の上賀茂神社に於ける夏の行事「夏越しの祓え」の
こと。
98
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける
従二位家隆(じゅにい・いえたか)
(そよそよと風が楢の葉に吹いてそよぎ、このならの小川の夕暮れ
はすっかり秋の訪れを思わせるけれど、この川のほとりで行われ
ているみそぎの行事だけは、やはり夏だという感じであるなあ。)

800年ほど昔に詠われているこの「夏の禊ぎ」の行事が、
このような「夏越しの祓え」のかたちで 今に伝えられてい
るのです。
*写真は今年の水無月に京都に行かれた受講生Mさん
によるものです。
冬 へ
姫リンゴ の 飲料酢
ゴーグリーンマーケット 開催中
二十節気 小雪(しょうせつ)
昨日は、幼子を連れて「子ども動物園」に行ってみました。
久し降りの大崎公園です。

紅葉、黄葉が風に舞い、木々に残る木の葉も色増して、
“愛しさ”さえ感じさせる 晩秋の風景です。
晩秋? いえ、昨日(11月22日)は二十四節気の第20 、
小雪(しょうせつ)でした。
立冬から数えて15日目あたりで、
もう初冬なんですね。
随分と足許から冷え込んでいました。

夏の暑さには弱いけれど、寒さには大丈夫 というレッサーパンダ

一頭はガラス張りの部屋の中で、もう一頭はお外のベンチでお昼寝

鳥類のコーナーには、夏が得意?なフラミンゴも。

暖かい国ハワイからやって来たハワイガン です。

いずれも元気に動き回っていました!
(ひとまわりしたところで、バアバは もうお家に帰って
レッサーパンダになりたいなあ)
カレンダー
富 有 柿
みせばや

ミセバヤ
11月も もう半ばを過ぎて、風が冷たくなりましたね。
上のお花は、ベンケイソウ科の多年草で「ミセバヤ」という名を持つ
植物です。
葉は多肉質で円形、3枚ずつ輪生。 10月ごろには、茎の先についた
花が何とも上品な淡紅色でしたが、
今朝みたら、もうこんなに色あせていました。
「ミセバヤ」の名は、
「見せ」+「ばや」願望の終助詞 =「見せたい」という意味の古語
ミセバヤ は古典園芸植物の一つです。.
「百人一首」90 の歌には 「みせばや」の語が、
見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず
<ミセバヤナ オジマノアマノ ソデダニモ ヌレニゾヌレシ イロワカワラズ>
(お見せしたいものですよ私の涙でぬれた袖を。雄島の漁夫の袖でさえ、
どんなに海水に濡れてしまっても色は変わらなかったのに。
私の袖は紅の涙で真っ赤に染まってしまいました)
ゴーグリーンマーケット

姫リンゴが真っ赤に色づきました。
このりんご、観賞用の割には案外美味しいんです。
懐かしい“りんごの味”がします。
青リンゴのような・・と言うか、まあ好みですがね。
ホームページ にあります
アンティーク食器と北欧雑貨 のお店
le petit bourgeon (ルプティブルジョン) が、
11月25(土)、26日(日)、
「京王フローラルガーデン アンジェ」を会場に開催される
「ゴーグリンマーケット」に出店します。
詳細は
こちら→ http://le-petit-bourgeon.com/?tid=6&mode=f93
から、ご覧下さい。
私たちも裏方で間接的参加、毎年恒例になりつつあります。
お近くの方、興味をお持ちの方、是非お出掛け下さい。
ヒイラギの花

花が咲いているところを見たのは初めてです。
これは、確かにヒイラギの花
葉は固くてギザギザ
棘のような葉に 手でさわるとヒリヒリするところから
柊(ひいら)ぐ木 ー ヒイラギ という名があるという。
2月の節分には、ヒイラギに豆ガラを束ね
イワシの頭を木の先端に刺して戸口に立てる
古くから葉の鋭いトゲが邪気を払うとされた
隣に同じ白い花をつけた木があって、

よく見ると、葉に棘がないものが多い
不思議だ これもヒイラギ?
これは若い葉で、
成長とともに棘ができるのかと思いきや、
なんと、老木になると この棘がなくなって
葉も丸くなるのだとか。
「人も又 年を重ねると、丸くなって角がとれる」と、
例えられるのだそうだ w( ̄o ̄)w
なあるほど ね (*´v`)
見沼氷川公園 (案山子公園) をぐるりと廻るお散歩コース の
丁度公園を挟んだ反対側に 素敵なギャラリーが出来てましたよ!
氷川女体神社 から北東へ徒歩2分。 公園にも直ぐのところです。

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あれ ? いつの間に・・
歴旅 ー 3 美濃 不破関(みの ふわのせき)
<都と鎌倉の往還道であった「鎌倉街道」を、車で行く旅
>
「かがみ宿」の次は「美濃の国赤坂宿」を目指しました。
美濃の国を通る古道は?
と問われたら「中山道」と答えたいところですが、
鎌倉時代の 美濃路 はまだ「東山道」の一部で、
のちに「中山道」とかぶる街道です。
車 だと 国道21号線沿いに「不破の関資料館」があるというので、
ちょい寄りすることにしました。
(今夜宿泊ホテルは琵琶湖畔、
チェックインを遅らせることになりそうです が、 (゚△゚;ノ)ノ )

「不破関跡」へは、JR東海道本線「関ヶ原」駅からですと、
徒歩で20分ほどかかります。
壬申の乱(672年)後に設置された関です。この古関については
規模や構造が全く不明だったところ、
昭和49年から始まった関跡発掘調査(岐阜県教育委員会)で、
概要が明らかになったということです。

不破関資料館

資料館の近くにある 不破の関守址

不破の関址

関址 碑
「関ヶ原」と聞けば今も交通の難所? 冬場には吹雪や積雪の
為新幹線も一時止まる、といったニュースが流れるところです。
なるほど、車窓から見る紅葉も、他より早いようでした。

人住まぬ 不破の関屋の 板庇 あれにし後は ただ秋の風
<ヒトスマヌ フワノセキヤノ イタビサシアレ ニシアトワ タダアキノカゼ>
藤原良経(よしつね)

「かがみ宿」の次は「美濃の国赤坂宿」を目指しました。
美濃の国を通る古道は?
と問われたら「中山道」と答えたいところですが、
鎌倉時代の 美濃路 はまだ「東山道」の一部で、
のちに「中山道」とかぶる街道です。
車 だと 国道21号線沿いに「不破の関資料館」があるというので、
ちょい寄りすることにしました。
(今夜宿泊ホテルは琵琶湖畔、
チェックインを遅らせることになりそうです が、 (゚△゚;ノ)ノ )

「不破関跡」へは、JR東海道本線「関ヶ原」駅からですと、
徒歩で20分ほどかかります。
壬申の乱(672年)後に設置された関です。この古関については
規模や構造が全く不明だったところ、
昭和49年から始まった関跡発掘調査(岐阜県教育委員会)で、
概要が明らかになったということです。

不破関資料館

資料館の近くにある 不破の関守址

不破の関址

関址 碑
「関ヶ原」と聞けば今も交通の難所? 冬場には吹雪や積雪の
為新幹線も一時止まる、といったニュースが流れるところです。
なるほど、車窓から見る紅葉も、他より早いようでした。

人住まぬ 不破の関屋の 板庇 あれにし後は ただ秋の風
<ヒトスマヌ フワノセキヤノ イタビサシアレ ニシアトワ タダアキノカゼ>
藤原良経(よしつね)
歴史旅 - 2 歌枕 ー 鏡山ー
道の駅 かがみの里 を目指してひた走ること、およそ2 時間

現、滋賀県蒲生郡竜王町鏡
ここは古来の街道中山道「鏡宿」に位置し、古くから栄えたところ
です。

古歌に詠まれた「鏡山」は、近江国の歌枕(うたまくら)。
平安末期から、鎌倉、室町の宿場としての賑わいをみせました。

江戸期になると、守山、武佐の間の宿となりメインの宿場ではなく
なったようです。
しかしながら、本陣・脇本陣が置かれて、多くの武士や旅人の休
泊の宿場でした。

平安時代末期には牛若丸がこの地で元服し「源義経」となったと
きの元服池や武運を祈ったという鏡神社があります。
後深草院に仕えた 二条 が出家の後、この「鏡の宿」を通り、鎌倉
に向かっています。 義経 元服 の 百年後のことです。
立ち寄りて 見るとも知らじ 鏡山 こころの内に 残る面影
(鏡山に立ち寄って、鏡に照らしてみるとも、あのお方は
ご存じないでしょう、 私の心に残るあのお方の面影を)
ジャコランタン Jack-o'-lantern

ハロウィーンの 「カボチャ」 って なあに?
むかしむかし、アイルランドにジャックという悪人がいました。
彼は極悪人だったのでしょうか、死後は天国から追い出されて、
地獄からは悪魔に嫌われて締め出されてしまったのだそうです。
魂の安住の地を求めて、永遠に世界中を放浪することになった
ジャック。 彼はその時に暗い足元を照らす為に、「カブ」をくりぬ
いてランタンを作ったということです。
このお話がアメリカ に伝わると「カブ」が「カボチャ」になりました。
アメリカではカボチャがたくさん 採れるので、カボチャで「ランタン
(ちょうちん)」 を作ったことから、カボチャのランタンが一般的に
なっていったようです。
10月31日の夜は、この世とあの世の境目がなくなり、あの世の
悪霊、死者の霊たちがあの世からこの世にやってくると信じられ
ていました。
それで、人々は自分に悪霊が悪さをしないようにと仮装すること
で悪霊から身を守ったのだそうです。
ハロウイーンの仮装は悪霊が自分に乗り移らないようにするため
なんですね。
ああ、これは まるで
日本に伝わる あの 『百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)絵巻』 みたいだ
と想像してしまいましたよ。

こちらの「ジャコランタン」に当たる物 が 「松明(タイマツ)」
なんですね。 なっとく(笑)
秋 の 彩り
ビナンカズラ が 生薬 南五味子(なんごみし) に
先日の薬草講座でクスリに変身した五味子を手に取りました。

薬効は 鎮咳・強壮と言います。ただし、そのまま服用するのではなく
1、2個 を 水200ccで煮て使うのだそうなので、ご用心。
台風が去って、雨が上がったところで、
「そう言えば、あの見沼田んぼ西縁のサネカズラがもう色づくころ」
と、出かけてきました。
そのあたり、
農作物に日が当たるようにと、草木が刈り取られていました。
辛うじて残っていたナネカズラです。


もう少し経つと、真っ赤になることでしょう。
和菓子「かのこ」に似た果実をバラして干したものが
南五味子(なんごみし) だというのがよくわかります。
「百人一首」 25
名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな
<ナニシオワバ オオサカヤマノ サネカズラ ヒトニシラレデ クルヨシモガナ>
三条右大臣 [『後撰集』恋三(七〇〇)]
逢って寝るなんていう名を持つ
逢坂山のさねかずらよ
その蔓(つる) 手繰り寄せ
こっそり逢う方法は ないものか
日照時間が少ない秋ですが、カラスウリ の果実も赤く実っていました。

iPadから送信
慶應義塾大学薬学部附属 薬用植物園
大型台風が去って、久しぶりの青空です。
大きな風が 時折うねるように吹き渡り、大木や竹の葉擦れの音
が、まだ聞こえてきます。
昨日は未明からの大雨でした。朝早くに選挙をすませて、その後
以前から申し込みをしていた講座に出席してきました。

会場は 慶應義塾大学薬学部 浦和共立キャンパスです。
この雨では中止になるのではないか と心配しつつ出かけたのですが、

なんのなんの、ほぼ全員の出席で、時間通りの開催でした。

秋ウコンが

ターメリック
雨のため、構内や植物園を見て回ることは出来ないので、

温室内での説明に時間をかけ、教室にて解説。

ルバーブ の 茎

民間薬 のなかには、昔父が飲んでいた、懐かしいものもあります。
馴染みの植物にも当然ながら日本における歴史があり、驚くことや、
新たな発見も沢山ありました。

雨じゃなければ 秋の草木も 鑑賞出来たのに・・残念です。
でも、基本的には 構内見学が許されているそうで、
「校門が開いている日には、受付に記帳した上で自由にご覧下さい」
とのことでした。
なんと嬉しいこと‼︎ 見沼田んぼ 散策に、また一つ楽しみが加わります。
講座「百人一首」 の 教室から
今回の秋期講習 が初回 に当たる方を7名迎えました。(23名中)
(連続4回 のご受講で百首を読み終えるペースで進めています。)
昨日は12月の気温と言われるほど寒くて、おまけに 一日中雨。
それでも、教室の中では 変わらない熱気に、講義の時間が短く
感じられて、私も気をつけてはいるのですが、つい早口になり勝
ちです。

今日は、初めてのかるた取り 最後の15分を割いて 実践して
みました。
3人グループ で行い、3〜5分で決着がつく 「五色百人一首」で
かるた取り です。
初心者でも 歌の読み上げ から取り方まで 、短時間で習得でき、
身体を動かし、言葉を交わす、こんな交流の中から 和歌を覚え
る意欲も きっと高まることでしょう。
興味 関心の域を広げ、今後も 学ぶことを楽しみたいものです。
iPadから
(連続4回 のご受講で百首を読み終えるペースで進めています。)
昨日は12月の気温と言われるほど寒くて、おまけに 一日中雨。
それでも、教室の中では 変わらない熱気に、講義の時間が短く
感じられて、私も気をつけてはいるのですが、つい早口になり勝
ちです。

今日は、初めてのかるた取り 最後の15分を割いて 実践して
みました。
3人グループ で行い、3〜5分で決着がつく 「五色百人一首」で
かるた取り です。
初心者でも 歌の読み上げ から取り方まで 、短時間で習得でき、
身体を動かし、言葉を交わす、こんな交流の中から 和歌を覚え
る意欲も きっと高まることでしょう。
興味 関心の域を広げ、今後も 学ぶことを楽しみたいものです。
iPadから
霧の深い朝でした
ホトトギス
雨に向かいて 月 を請う
朝から一日中 雨


あすから、しばらく 傘マーク付きの天気予報 です。一週間は続くのかな?
まだ 雨天初日なのに・・長く降り込められているような気分 ですねぇ

10月9日~10日にかけて 出た 月 は、

8時半 過ぎに、やっと輝く姿をみせてくれました。 宵待ち月 でしょうか。
翌朝の5時半、

東の空が、明るくなっていて、西の方向を見ると、

まだ、月は、お空に

「百人一首」のなかには、月を詠む歌、月に関わる歌が 11首 も

(なんと、1割ですぞ~)
今期、秋期講座 の なかで 一押しの歌、
79 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ
<アキカゼニ タナビククモノ タエマヨリ モレイヅルツキノ カゲノサヤケサ>
左京大夫顕輔 [『新古今集』秋上(四一三)]
<ウキョウノダイブアキスケ>
夜の空にも
秋風が吹き
雲は 流れる
雲のわずかな絶え間から
もれて見える月の光の
なんと冴え冴えとした その光よ
(けいこ)
中秋の名月
きりぎりす と こおろぎ

野に咲く花を摘んできて、無造作に簡易のコップに挿しました。
朝起きて様子を見てみたところ、みんなピンとしています。

乱れた髪をなでつけるように、ちょっと形を整えて、
そのまま野にある風情で楽しむことに・・ しました。
そういえば、この花たちの足下には、コオロギが何匹かいて
太っていてみんな元気そうでした。 今頃 鳴いてるかな?
「百人一首」 91番 藤原良経(1169-1206)の歌
きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む
京極摂政前太政大臣 [『新古今集』秋下]
(こおろぎが鳴いているよ。霜のおりた夜の寒々としたむしろに、
私は着物の片袖を敷いて、一人寂しく寝るのであろうかなあ。)
ここに詠われている「きりぎりす」とは、今の「こおろぎ」のことだと
言われています。
(虫の形も 鳴き声も、 今では分からない人が多いかも知れません。)
芝川の秋
里山クラブ見沼
「里山クラブ」という文字にひかれて とっておいたチラシがあった。ここ
見沼田んぼ の田園地帯で農業に取り組んでいるグループのひとつだ。
新規会員募集 限定30名。無農薬での米作・畑作に興味のある方なら
どなたでも。

芝川沿いのよもぎで作った草餅、穫れたての筍料理、地元のブルーベ
リーで作るソース、麦を収穫して焼いたパン。
いずれ魅力満載の写真付きだ。
見沼田んぼエリアの、一体どこで活動されているのかと、地図を確かめ
てみると、何と 駅に近いところだった。英会話教室のあとに回り道をして
出掛けてみる。

200メートルほど行った先に、看板を見つけた。 ↑(クリックで拡大)

これは蛙ではなくて、蟹

確かに、ここは里山。 首都圏に残された貴重な大緑地で、他にも今
色々な取り組みが始まっている。
この 何か懐かしい風景と、明るい未来につながるような取り組みの
始まりが、まだ傍観者に過ぎない者たちの心にも何か新しい風を吹
きこんでいるように思えた。
見沼田んぼ の田園地帯で農業に取り組んでいるグループのひとつだ。
新規会員募集 限定30名。無農薬での米作・畑作に興味のある方なら
どなたでも。

芝川沿いのよもぎで作った草餅、穫れたての筍料理、地元のブルーベ
リーで作るソース、麦を収穫して焼いたパン。
いずれ魅力満載の写真付きだ。
見沼田んぼエリアの、一体どこで活動されているのかと、地図を確かめ
てみると、何と 駅に近いところだった。英会話教室のあとに回り道をして
出掛けてみる。

200メートルほど行った先に、看板を見つけた。 ↑(クリックで拡大)



確かに、ここは里山。 首都圏に残された貴重な大緑地で、他にも今
色々な取り組みが始まっている。
この 何か懐かしい風景と、明るい未来につながるような取り組みの
始まりが、まだ傍観者に過ぎない者たちの心にも何か新しい風を吹
きこんでいるように思えた。
曼珠沙華 の 咲く道
歌枕 田子の浦 へ
八乙女舞

『とは(ワ)ずがたり』 巻四 には、
後深草院二条が「鎌倉紀行」の途中立ち寄った「三島大社」での
八乙女舞について、次のように記されています。
「神楽とて少女子が舞の手使ひも見馴れぬさまなり。 襌(ちはや)とて
袙(あこめ)のやうなる物を着て、八乙女舞とて、三、四人立ちて入り違
ひて舞ふさまも、興ありておもしろければ、夜もすがら居明かして、鳥
の音にもよほされて出ではべりき」 (新編『古典文学全集』小学館)
明治になって、各地に伝わる「八乙女舞」が統一されたかのようにも聞き
ますので、二条が見た「八乙女舞」と同じであるとはかぎりませんけれど、
舞殿で、神殿に向かい奉納された「八乙女舞」の場面を順次アップして
おきます。

舞殿に八人の乙女(若い巫女)が昇りました。(南西より撮る)

雅楽にあわせて、鈴を手にした八乙女が舞います。(北西から撮る)

正面からの舞姫です。(北側から撮る)

舞終えたあと、次の 二の鳥居に設けられた神事処に向かいます。
夢中で撮影させていただきました。帰宅後に動画を再生してゆっくり鑑賞、
小学生高学年と思われる少女の演技に、まだ幼い孫の姿が重なって、
私の胸に熱いものが込み上げてきた次第です。(笑)


せる蓮の実が沢山見えていました。
*****
昼食は、段葛に近い 「鎌倉和惣菜 近藤」 雪ノ下1-8-36 で

鎌倉野菜薬膳カレー をいただきました。 1000+税
我が家には ああちゃん(義母)から届いた 特製ジピエカレーを
沢山冷凍保存していますので、真似て「見沼野菜のジビエカレー」
をつくろうという魂胆です。
鶴岡八幡宮の例大祭
9月14日から16日までの3日間、八幡宮の例大祭が執り行われました。
この大祭は文治3年(1187)8月15日に放生会(ほうじょうえ)と流鏑馬が
行われたことを始まりとして、以来830年、絶えることなく現在にまで伝え
られてきた祭事です。

この なか日15日(金)に、鎌倉八幡宮参拝に出かけてきました。


境内では終日「鎌倉囃子」の実演があり、お祭りの雰囲気を盛
りあげていました。

流鏑馬は 境内のここで、16日におこなわれます。
私が敢えて15日に出かけてきたのは、巫女さんによる「八乙女の舞」が
この日に行われると知ったから。
「やおとめの舞い」を一度見てみたいと思っていたからです。
中世の文学作品『とはずがたり』の作者 後深草院二条が弘安2年(1289)
京の都から鎌倉に下る際、伊豆の国三島大社に参拝しているのですが、
そこでみた「八乙女舞」が興味深かったと記しています。
八乙女舞(やおとめまい)って、どんな風なのかな?

ドキドキします!
(続)
夕焼け

夕暮れどき、ちょっと用事を足しにと外へ出たところ、
みるみる 夕焼けで空が赤く染まっていく情景に魅せられました。
時々足を止めては鑑賞し、
広がった空が見える場所を選んでは回り道。
数分間のパノラマ劇が終わって、
すっかり夜の空に変わると、どこからか虫の音が聞こえ始めました。
30度を超えた日中の暑さが残る夕暮れどきでしたが、
吹く風は間違いなく秋の風。
風が秋を連れてきたかのような夕暮れです。
********
秋は夕暮。夕日のさして山のはいとちかうなりたるに、からすのねどころへ
行くとて、みつよつ、ふたつみつなどとびいそぐさへあはれなり。
(秋の良いのは夕暮れどき。夕日が沈みかかって山の端が近く見えるところ
に、カラスが寝床へ急ぐというので、三羽、四羽、二羽、三羽 という具合に、
急ぎ飛びゆくようすもしみじみとするものだ。)
『枕草子』 清少納言
散歩道のビナンカズラ
散歩道のビナンカズラに小さな白い蕾を見つけてから、その後の様子が
気になります。
先日、日陰を選んだコースからわざわざ外れて見に行ってみました。
すると、もう実になっているものが先に現れてびっくり。

葉を持ち上げて、花の様子を探ってみると、
ちょうど成長過程を示すように、花と実になりつつあるものが並んで
いるのを発見。

ツーショットをお願いしたところです(笑)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『万葉集』では、たまかづら ではなくて、 さなかづら と詠まれています。
玉くしげ みもろの山の さな葛 さ寝(ね)ずは遂に ありかつましじ
(巻第二 94)
<みむろの山のサナカズラ(あなたとさ寝ず)ならば とても生きては
いられないことでしょう>
気になります。
先日、日陰を選んだコースからわざわざ外れて見に行ってみました。
すると、もう実になっているものが先に現れてびっくり。

葉を持ち上げて、花の様子を探ってみると、
ちょうど成長過程を示すように、花と実になりつつあるものが並んで
いるのを発見。

ツーショットをお願いしたところです(笑)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『万葉集』では、たまかづら ではなくて、 さなかづら と詠まれています。
玉くしげ みもろの山の さな葛 さ寝(ね)ずは遂に ありかつましじ
(巻第二 94)
<みむろの山のサナカズラ(あなたとさ寝ず)ならば とても生きては
いられないことでしょう>
凧 ・ kite
“ミニだこ” と言っても極端に小さくて、凧は長い竹ひごの先に止められた
タコ糸の先についています。

縦9センチ、横幅6センチの和凧、その割には長い一本の長い尾。
棒を左右にゆっくりと動かすと、この可愛い凧がまるで大空を泳いでいる
かのように舞うのです。 本物の凧の姿を彷彿とさせる超ミニ凧です。
東京walk と称して「日本橋 」に出かけた時に、「凧の博物館」に行きまし
た。決して広いとは言えない館内には、所狭しとばかりに、沢山の様々な凧
が展示されていました。


この凧は外国人の方々に大変人気があるそうです。300円という手頃な
値段と、持ち運びに便利なことが功を奏したのでしょう。

見ている間に売れていくのにつられて、私も買い求めたのですが、
今では、凧が揚がった時のその姿に魅了されています。
癒しのひと時を提供してくれる凧揚げです。
近くの「日本橋」は、五街道の出発地点です。橋の上には首都高速道路
が走っています。この道路を地下に移すという計画があるといいます。
2020年の東京五輪開幕後の着工、ということらしいのですが、そうなれば
「日本橋」の景観も随分変わることでしょう。



タコ糸の先についています。

縦9センチ、横幅6センチの和凧、その割には長い一本の長い尾。
棒を左右にゆっくりと動かすと、この可愛い凧がまるで大空を泳いでいる
かのように舞うのです。 本物の凧の姿を彷彿とさせる超ミニ凧です。
東京walk と称して「日本橋 」に出かけた時に、「凧の博物館」に行きまし
た。決して広いとは言えない館内には、所狭しとばかりに、沢山の様々な凧
が展示されていました。


この凧は外国人の方々に大変人気があるそうです。300円という手頃な
値段と、持ち運びに便利なことが功を奏したのでしょう。

見ている間に売れていくのにつられて、私も買い求めたのですが、
今では、凧が揚がった時のその姿に魅了されています。
癒しのひと時を提供してくれる凧揚げです。
近くの「日本橋」は、五街道の出発地点です。橋の上には首都高速道路
が走っています。この道路を地下に移すという計画があるといいます。
2020年の東京五輪開幕後の着工、ということらしいのですが、そうなれば
「日本橋」の景観も随分変わることでしょう。



夕 顔
8月も最終日となりました。 再びの猛暑日から打って変わって、今宵は
随分涼しくなりました。 雨も止んで、虫の音も小さく聞こえはじめました。
8月中旬の ある夕暮れ時に、住宅のフェンスに絡んで大きな葉の間から
顔を出して咲いている真っ白な花が目に入りました。家に急ぐ帰り道だっ
たのですが、なぜか気になって引き返して見てみると、

これは、「ゆうがおの花」に違いないと思い、
写真を撮らせていただきました。
『源氏物語』、「夕顔」の巻では光源氏が乳母を見舞う折、夕顔の咲く家
の女性を知り、身分を明かさずに通うようになるのですが、その女性が
この花の名「夕顔」と記されています。
夕顔の女君から、光源氏の君に渡された扇に書かれていた歌、
心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花
(白露の光をそえた夕顔の花、そのようなお姿のお方はもしや光源氏の
君ではないでしょうか)
と解釈すると、白露の光を添えたような美しさゆえに気付かれたのは男性
かたや、
(白露に光る夕顔の花、その花に光を添えていただいたあなた様は、
もしや、光源氏の君ではないでしょうか)
と、解釈すると、夕顔の花は歌の贈り主である女君 ということになります。
∞∞∞∞∞∞
一昨日でしたか、やはりこちらのお宅の前を通ったところ、

実になっているものもありました。
このあと、どんな姿に変身していくのか、楽しみです(笑)
さ ね か づ ら (ビナンカズラ)
「百人一首」 25 に、次の歌があります。
名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな
<ナニシオワバ オオサカヤマノ サネカズラ ヒトニシラレデ クルヨシモガナ>
三条右大臣 [『後撰和歌集』恋三]
(逢って寝る」という名を持つ逢坂山のさねかずら、その名のとおりならばツル
をたぐるように、人知れず君のもとへ私が行く方法があればよいのになあ)
その サネカズラ(=ビナンカズラ)を、見沼田んぼの散歩コースで見つけ
ました。 11月の下旬だったと記憶しています。

私にとって、サネカズラをよく見かけるのは 鎌倉 でしたので、こんな近く
に見ることが出来たことに感激。
是非、庭にでも植えたいと、園芸店を廻る折りに気をつけてはいましたが、
なかなか出逢うことなくて、「折を見て、通販で買うしかないかな」と思って
いました。
春になり、サネカズラの新芽が出始めたころに新しい葉のついた小枝を
数本いただいたので、家人が「挿し木」を試みてくれました。
「ダメでもともと、これもまた 楽しいじゃないか」と。
先日、その後の様子(三ヶ月後)を記録しておきました。

大丈夫、生きてます!
カワイイ新芽さえ出て、根付いているようです
もっとも、あの赤い恋の実 を付けるまでの 道のりは・・遠そうですけれど・・
名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな
<ナニシオワバ オオサカヤマノ サネカズラ ヒトニシラレデ クルヨシモガナ>
三条右大臣 [『後撰和歌集』恋三]
(逢って寝る」という名を持つ逢坂山のさねかずら、その名のとおりならばツル
をたぐるように、人知れず君のもとへ私が行く方法があればよいのになあ)
その サネカズラ(=ビナンカズラ)を、見沼田んぼの散歩コースで見つけ
ました。 11月の下旬だったと記憶しています。

私にとって、サネカズラをよく見かけるのは 鎌倉 でしたので、こんな近く
に見ることが出来たことに感激。
是非、庭にでも植えたいと、園芸店を廻る折りに気をつけてはいましたが、
なかなか出逢うことなくて、「折を見て、通販で買うしかないかな」と思って
いました。
春になり、サネカズラの新芽が出始めたころに新しい葉のついた小枝を
数本いただいたので、家人が「挿し木」を試みてくれました。
「ダメでもともと、これもまた 楽しいじゃないか」と。
先日、その後の様子(三ヶ月後)を記録しておきました。

大丈夫、生きてます!
カワイイ新芽さえ出て、根付いているようです

もっとも、あの赤い恋の実 を付けるまでの 道のりは・・遠そうですけれど・・
鎌倉 で ランチ、カフェ
鎌倉文化交流館は、鎌倉駅西口から徒歩7分ほどの所にありました。
その途中で見つけた お店 GARDEN HOUSE

緑豊かなお店の佇まいに惹かれ、植物に誘導されるように入って
いくと、そこは RESTAURANT / GENEAL STORE / GARDENER


本日のランチ シラス&葉葱のPIZZA を チョイス
しっかり腹ごしらえできました! 勿論 大満足のお味 ♪
鎌倉を歩き回ると、最終的には優に一万歩は超えます。
最後のお休み処として入るのは、いつもの 「了庵」

小町通りの喧噪から逃れて、細い小路にちょっと入ると、裏からの入り口
もある喫茶店です。
こちらでは 有機栽培珈琲 が お気に入り。

陶器アートのお店でもあるので、作品を見て楽しみ ♪
ちょっとしたアクセサリーを買い求めるも楽しみのひとつです。

その途中で見つけた お店 GARDEN HOUSE

緑豊かなお店の佇まいに惹かれ、植物に誘導されるように入って
いくと、そこは RESTAURANT / GENEAL STORE / GARDENER



本日のランチ シラス&葉葱のPIZZA を チョイス
しっかり腹ごしらえできました! 勿論 大満足のお味 ♪
鎌倉を歩き回ると、最終的には優に一万歩は超えます。
最後のお休み処として入るのは、いつもの 「了庵」

小町通りの喧噪から逃れて、細い小路にちょっと入ると、裏からの入り口
もある喫茶店です。
こちらでは 有機栽培珈琲 が お気に入り。

陶器アートのお店でもあるので、作品を見て楽しみ ♪
ちょっとしたアクセサリーを買い求めるも楽しみのひとつです。

鎌倉歴史文化交流館
ネットで偶然見つけた情報にビックリ
いつの間にこのような施設が出来てたのかしら?

鎌倉の歴史が広いスぺースを使って、分かりやすく展示解説され
ているようす。
お盆が終わって、おしょろさまも送った翌日です。
降り続いた雨も、今朝は上がっています。
思いついた日が吉日とばかり、出掛けてきました。

鎌倉歴史文化交流館 ← (クリックで)
館内は広く、ゆったりとしてあかるい。 何より嬉しいのは 撮影可!

というのは・・・

ここにある鎧 以前 武蔵御嶽神社 の歴史博物館で
本物に出会った際に、当然 撮影禁止ですので、
パンフレットを買い求めそのコピーでもってブログに
紹介文を書いたところ、それでも抗議のメールが届い
たことがありました。


「上の穴から ご自由にお触り下さい」 デスって!!
まさに、文化と歴史 学習の場。
まわりの環境も 鎌倉らしい静かなところです。
<鎌倉W a l k 次回に続く>
いつの間にこのような施設が出来てたのかしら?

鎌倉の歴史が広いスぺースを使って、分かりやすく展示解説され
ているようす。
お盆が終わって、おしょろさまも送った翌日です。
降り続いた雨も、今朝は上がっています。
思いついた日が吉日とばかり、出掛けてきました。

鎌倉歴史文化交流館 ← (クリックで)
館内は広く、ゆったりとしてあかるい。 何より嬉しいのは 撮影可!

というのは・・・

ここにある鎧 以前 武蔵御嶽神社 の歴史博物館で
本物に出会った際に、当然 撮影禁止ですので、
パンフレットを買い求めそのコピーでもってブログに
紹介文を書いたところ、それでも抗議のメールが届い
たことがありました。


「上の穴から ご自由にお触り下さい」 デスって!!
まさに、文化と歴史 学習の場。
まわりの環境も 鎌倉らしい静かなところです。
<鎌倉W a l k 次回に続く>
カラスウリの花

昨日の気温は、37度を超えました

それに比べたら、今日の夕方の快さ
秋の到来 さえ思わせる 風に、
カラスウリの花 も 揺れました
(*´∀`人 ♪

ホームページ文化と歴史 ー知楽の苑ー
TOPICS 更新しました。

上記 クリックでご覧いただけます。
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カ ア イ イ ー!
君の名は ?
白河の関
今朝の 氷川女体神社
シソジュース

今年の夏 第二弾、シソジュースができあがりました!!
7月の猛暑つづきで、ストックのものが 底をつきそう (*゚Q゚*)
もう 梅漬け用 の赤紫蘇 お店にないかも・・・
直売所をのぞいてみたところ
ありました \(^o^)/
コンパクトに袋詰めされていて、しかも その袋に
シソジュース の つくり方 がプリントされている

∞∞∞∞∞∞∞∞
今回は甘さ控えめ、爽やか(すっぱさ)を強めにと、
赤紫蘇 ・・・ 一袋 + α
クエン酸 ・・・ 大さじ 2
砂糖 ・・・ 300g
水 ・・・ 2000cc
の割合でつくって、正解でしたよ。

プラス アルファ は、庭に1人生えした 赤紫蘇です。
育ち過ぎて、葉が硬くなっていても、ジュースなら OK

パワーアップ !
おうちご飯 で、

今日は土用のうなぎ の日
「縁起物でもあるしね、どう? お店に食べに行こうか」
と、家人からの うれしい提案

混みあう前、お昼の時間帯にしようと、開店時間に合わせて
車で出掛けました。
ところが、
お店に着いてみると 暖簾が出ていない、 あれ?
それだけじゃない 駐車場の入り口にはコーンが立ってる

そうか、今日は土用のうなぎの日、
いつもと違う時間帯で開店するんだ~
準備に大わらわなのかな
それでも あきらめ切れなくて、近づいてみると
入り口に、貼り紙が・・
「今日は土用の鰻の日ではありますが、ちょうど
女将の出産予定日に当たってしまいましたため、
本日は休業とさせていただきます。」
ええー
そこで、スーパーマーケットに寄って うなぎの大 を買って帰り、
おうちご飯 の 「鰻重」 にしたというわけです。
今頃、元気な産声が聞こえてるのかなぁ

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サマータイム
連日の真夏日と猛暑日で
夜風はいつまでも温風のまま
空調のスイッチを切っても大丈夫な頃は
もう 空が白みはじめている頃なんですよね~ (;_;)
それならば、夜明けとともに 行動開始
ウオーキングは朝聞く ‘ラジオ講座’より前に、



夏の蓬も、朝 元気 !
契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
藤原基俊(ふじわらのもとすけ)
(あなたがお約束くださいました、あの させも草 に置く露のようなありがたい
言葉を命としてきましたが、それも露のように消えてかなわないまま、とうとう
今年の秋もむなしく去ってゆくようです。)
させもが露 →させも草の露。
「させも」とは さしも草 で、「蓬(よもぎ)」のこと。
お灸に用いるもぐさの材料。