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空蝉(うつせみ)


セミの声が大きくなって、力が入ってきたなと感じる。 散歩道の草原に
「セミの抜け殻」を見つけた。 他の草より少し背が高い葦を羽化の場所
に選んだものらしい。

    IMG_1855.jpg



セミの羽化を観察するには、夕方地上に現れたものを見つけて持ち帰る
のがよい。 カーテンなどに止まらせ、電気は消して暗くする。

時々様子を見ていると、羽化が始まる。 まず、背が割れて白い成虫が
顔を出す。 成虫は上体が殻から出て、腹で逆さ吊り状態になる。

その後、ぶら下がったまま翅を伸ばす。背の割れ目から白く透き通った薄
い羽根がむくむくと現れて、少しずつ広げていく。 妖精のような羽根がうす
緑色に変化する過程は何とも幻想的で感動ものだ。

その後に、外骨格が固まり体色がついた成虫となっていくまでには時間が
かかる。 朝になって見てみるとしっかりとした成虫になっていた。 夜の間
に羽を伸ばし、敵の現れる朝までには飛翔できる状態にするためだという。

    セミ


私が初めてセミの羽化の様子を観察したのは、夫の実家 函館だった。 
あれからもう40年以上になる。

昨日入った義母からの「函館だより」(ファックス)によると、函館はくもりの
日が多く朝夕は寒いくらいだという。

「我が家の白藤の木にモズが巣を作り卵を2個生み抱いていましたが無事
生まれて飛び立ちました」の一文に、モズの飛び立った跡を指さして会話を
交わしている義父母のようすが目に浮かんだ。


                             mozu.jpg

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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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