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長雨


昨日は一日中 雨でした。 そんな中で 卒業式

  祝卒業

          卒業 !!


  金太郎飴

    金太郎飴  「え~ これって、似顔絵かしら?」 (楽しい企画ですね)




雨はその後も降りつづいて、未明まで雨音はやみません。長雨でした。

ところで、

長雨(ながあめ)が変化した語に 長雨(ながむ)があります。同じ漢字を
書いて読み方を違えているだけなのですが、古語によくみられる語です。


 つれづれの ながめ にまさる涙河  (『伊勢物語』 107 )

そして、この 長雨(ながめ)は、多く「眺め(ながめ)」と 掛詞(かけことば)
で用いられたものです。

その前に、ちょっと「眺め」という状態はどのような場合を言うのかという
ことを確認しておきますと、現代語の「眺める」とは違い、ぼんやりと見な
がら物思いにふける状態を言う語です。

何も手につかず、所在なげにぼんやりと戸外に目をやって見ている、これ
が 「眺む(ながむ)」であり、「長雨(ながむ)」と同音であることから二つの
語の意味を掛けて使うことが多かったというものなのです。



「百人一首」9番 にある 歌

  花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に
                       小野小町 [『古今集』春下(一一三)]
桜の花の色つやがすっかり衰えてしまったことだ、春の長雨が降りつづい
 ている間に。私の容色もまた衰えてしまった、 いろいろと物思いにふけっ
 ていた間に。






  河津桜

    日曜日に撮った 井沼方公園(東浦和駅より7分) の 河津桜です。

              この桜の花も、
昨日の 長雨で、「花のいろはうつりにけりな・・」 になっていることでしょうか。




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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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