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木札のかるた

今年は遅くまで楽しめた紅葉・黄葉ですが、
はらはらと舞う落葉が 美しく、また もの寂しくもある時季に入りました。

一方では、庭先のタツナミソウが咲きだしています。 春の花なのに・・
今週末には 真冬並みの気温に下がるとの予報、風邪をひかないよう
体調管理につとめたいものです。


ちょっと、話題が前後しましたが、先週の 谷塚文化センターでの文学講座で、
めずらしい 木札の小倉百人一首かるた を持参して下さった方がいらっしゃ
いましたので、ここに紹介させていただきますね。


   木札のかるた

北海道で、子供の頃使っていた 小倉百人一首 だそうです。

使い込まれた 札から ご家族や、お仲間の皆さんで かるた取りを楽しまれ
た様子が偲ばれます。


   妹さんの札

この赤丸で囲んだ札には、下の句が書かれています。

龍田の川の にしきなりけり  と。

これは、いつも幼い妹さんが取った札 だったそうです。文字が読めなくても
文字の形で覚えたものだそうです。 

そして、年上の者は暗黙のうちに その札には手を出さないで、取らせてあげ
るようにしていたとか。 みんなで楽しむかるた遊びだったのですね。


   札の裏に制作者印

木札かるた を 裏返すと、一枚一枚に制作者の 印 が押されていました。


雪が深々と降る北海道では、ストーブで家の中を暖かくして家族みんなで
“かるた取り” を楽しんだという、とても素敵なお話を伺って、その様子が
目に浮かぶようです。


外は きっと 「百人一首」 31番( 坂上是則) の歌 のようだったのではない
でしょうか。


朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに
                  吉野の里に 降れる白雪

                       
 
 (夜がほのかに明けるころ、明け方の月が照らしているのかと思うほどに、
  この吉野の里に降り積もっている白雪であるよ。






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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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