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鎌倉 日より

長雨が、台風の大雨を最後にやっと上がった翌日
時折 あやしい空模様を見せながらも、夕方の空が久し振りに明るかった。

   そら


「よし、明日はやはり 鎌倉だ。 鎌倉へ行こう!」

家人の一声で、鎌倉行き が決まる。

そうなれば、私としては 講座のための下調べも兼ねたい。さっそく鎌倉の
訪ねたい場所を数カ所チェック。 持ち物など 翌朝の出発に備える。


当日、とは昨日のことだが、空高く 陽射しは強く、気温もあったけれど、鎌倉は
心地よい風が吹いていて快適、「これぞ鎌倉日和」とでも言いたい一日だった。

予定外の史跡も、鎌倉びとに尋ねながら見つけ出すことができた。講座の皆
さんが食事するのに良さそうなDININGの目星もついたところで、

「じゃぁ 今日はこれで・・」

「・・・う~ん、でも もったいないわよね、この天気。こんなに心地の良い日に
丁度 来られるなんて、そんなにないかも知れない」

ということで、最後の‘おまけ’に北鎌倉の 東慶寺 を 訪ねることにした。



北鎌倉の駅 から徒歩4分ほどのところに建つ かつての尼寺。明治35年まで
女人のための「縁切り寺法」を守ってきた 女人救済の「駆け込み寺」であった。


本堂に向かう 門前にある 歌碑には、

  歌碑

   流らふる 大悲の海に
            よばふこゑ 時をへだてて
                          なほたしかなり


時を経て、流れるごとくに注がれる 慈悲の み声は長い時を経ても
      なお 確かなものとして感じられることだなぁ。

                                         四賀 光子

現在は、臨済宗円覚寺派の男僧寺 ではあるが、封建時代止むに止まれず
離婚を望んだ女人たちの人生に思いを馳せながら、庭を散策した。

ススキに女郎花
 ススキに女郎花

ホトトギス
ホトトギス

ムラサキシキブ

ムラサキシキブ

彼岸花
彼岸花

白花
なんだっけ?名を思い出せない白い花、蔓性

何の花
よく見る花。大きなミョウガのように見える植物


など、など、 心引かれた花々は枚挙に遑がない。



東慶寺は弘安8年(1285)、北条時宗の夫人覚山志道尼 の開創 という。

ならば、鎌倉まで下った後深草院二条(『とはずがたり』作者)も、この寺を
訪れたのではないだろうか。









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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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