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実 の 照るも

師走ともなると季節は冬というべきでしょうが、今日のように陽射しのある日は紅葉も

陽に照り映えて綺麗。


   照る紅葉

   隣家の借景です。今だ紅葉の真っ盛り、急ぐ人の足を止めるほど。


 我が家の柚も今年は6、7個だけ実を付けました。少ないだけに実は大きく色づいて
きたので、今日は一個をもいで柚味噌に。


     ゆず

道の駅「まくらがの里」で買った大根を「ふろふき大根」にしてみました。


味噌、砂糖、みりん、酒を火にかけて 照りが出るまで練ります。そこへ
柚子を丸ごと手にして、おろし器で皮だけを磨り下ろし、味噌の中に投入。

天盛りにも柚子皮の細切りを少々。


お水から、出し昆布にお米少々入れた袋も添えてコトコトと、時間をかけて柔らかく煮
た大根もまた白く照りが出ました。  葉瀾を敷いてちょっとおしゃれに。

     ふろふき大根



 そういえばこんな時期には、ヤブコウジ(藪柑子)も実をつけているはずと、身をかがめ
て葉の間から覗いて見たところ・・・ええっ!?


   やぶこうじ


 赤い実が一個、二個、三個・・だけ。今年は藪柑子も実をつけるの少なかったのかしら
それとも小鳥がもう食べてしまったのでしょうか。

これでは『万葉集』の、大伴家持(おおとものやかもち)の 歌にあるような 雪の日に赤い
実の照るさまを見ること、今年はできないなぁ、残念 


   此雪之 消遺時尓 去来帰奈 山橘之/ 実光毛将見 〔万・巻十九-4226〕
 この雪(ゆき)の 消残(けのこ)るときに いざ行(ゆ)かな 山橘(やまたちばな)の/ 
   実(み) の照(て)るも見(み)む

     gardentown_turukouji[1] 山橘(やまたちばな) ヤブコウジ

歌意 この雪が消えてしまわないうちに、さあ出かけよう。やぶこうじの実が雪に照り
     輝くようすも見よう。


   ヤブコウジは、平安時代以降、正月卯の日などの飾りとして用いられました。








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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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