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みかも山 の もじずり草

ネジバナネジバナ2

草叢の中を、よ~く見ると、ピンクの小さな花を ぐるぐると捩るように付けて咲いている草を
何本も見ることができます。

これが、ネジバナ(捩花)。 ラン科ネジバナ属の小型の多年草。 別名はモジズリ(綟摺)。



もじずり (歴史的仮名遣いですと もぢずり) と聞けば、この和歌でしょう。

みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし 我ならなくに
                      
                             河原左大臣  [『古今集』恋四(七二四)]

陸奥の染め物「信夫もじずり」の乱れ模様のように、誰のせいで私の心は乱れはじめて
 しまったのでしょう。それは私ではなく、みんなあなたのせいなのですよ。



割れ目などの模様がある「もじすり石」に布を当て、忍草を石にこすりつけて、布に模様を
つけて染める という 「しのぶもじずり」。 乱れ模様に染まるようです。 


ネジバナ って、乱れているのではなく、捩れてはいるけれど、乱れてるというよりは、きちん
と整列しながら捩れている。  なので、モジズリ と言う名があるのは、、

もぢ は  と書くところから、捩れている意味の モジ で分かるけれど、

でも、 なぜ 「もじ ずり」 なんだろう?  「ねじれ」ているのもまた「乱れ」ているから、同じ
乱れの範ちゅうで とらえればいいのかな、なんて・・考えていたら、

わたしの 意味付け も  なんだか 「もじずり」模様 になってしましたようですね。 




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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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