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芝居見物

お芝居を見に行ってきました。こういった舞台を見に出掛けたのは何年ぶりで
しょうか。演目は「明治一代女」、初春新派公演です。

「都合で行けなくなったので、良かったら観劇券差し上げますよ」と言って下さ
る方があって、劇場まで出掛けることはない演劇を鑑賞をする機会をいただき
ました。


      パンフレット


遠い昔、あれはまだ小学校に上がる前のことだったと記憶しているのですが、
祖母に手を引かれ、一緒に芝居見物に出掛けたことが何度かありました。断
片的に思い浮かぶ場面、花道から登場したり、去る役者の様子、あれが「新
国劇」というものだったのだと、大人になってから知りました。

今はもうこの大衆演劇はなくなりましたけれど。

同じ大衆演劇でも、歌舞伎に対しての「新派」と呼ばれる新演劇。こちらは
当時の恋愛悲劇などを題材に、写実を目指すとともに女形芸が取り入れられ
ているので、歌舞伎にも近く、歌舞伎より身近で理解しやすいこともあるの
でしょうか、現代もこうして楽しまれている演劇です。


今日の「明治一代女」は、明治時代の実際に起きた事件を題材に川口松太郎
が描き出した珠玉の名作。昭和10年10月が初演だったそうです。

水谷八重子さんが舞台挨拶で

「日本人の心の機微を、演劇を通して伝えていきたいと思っております。
皆様どうぞこれからも新派劇に足をお運びいただきますようお願い申し
上げます」

と言われました。



新派に親しんだのは団塊世代より前の世代です。観客席を見回してみると
年配の方がほとんどです。親御さんを連れて来ておられると思われる方、
比較的若いと思われる方もちらほらいらっしゃるようですが、伝えていき
たいと考える日本演劇であれば、それは既に古典演劇になっているという
ことでしょうか。

幼い頃に、大好きだった祖母の思いでと一緒に芝居見物体験を記憶に残す
私にはなんだか懐かしいような、快い芝居見物でした。

木戸銭がもっとお手頃価格であったならば、今後足を運ぶこともあろうか
とは思いましたけれど。




    花束2 (1)






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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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