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どら焼き と みかさやま





銅鑼焼( どらやき ) をいただきました。


嘉永三年(1850)創業 梅花亭二代目菓子匠が創出したという 銅鑼焼です。 



焼き菓子の一種で、銅鑼(どら)の型をしてるところからの銘々だそうですが、一般
のどら焼きとはすこし型を異にしているのが特徴だということです。


梅花亭の、評判の焼き菓子の中で「どら焼き」は、その後続けて出されていなかった
のでしょうか、

「平成十年から再び復活して 皆様から大変ごひいきを頂いて居ます」とありました。 




皮の部分が薄くて、しっかりした粒餡が入っているなと分かる外観で、しっとりとし
た上品なお味でした。    






こちらのお店からは、別に「みかさやま」というお菓子が出ているとか。(え?
青えんどう豆を使った若草餡で、これは奈良の若草山を想って創ったそうです。


へえ~  そうなんだ!


わたしは、これまで二つの思い違いをしていたようです。


「どらやき」と「みかさやま」は、同じ形をしたお菓子、厚さはそれぞれだけれど、
関西では三笠山(春日山)の形を想って創られ、関東は銅鑼(どら)の型になぞ
らえているのではないだろうか。

京都の人から「どらやきとは言わない。この形のお菓子はみかさやまって言う」
と聞いたこともあって、同じお菓子を、関西では「みかさやま」、関東では「どら
焼き」というのではないかと思っていたのです。


そして、もう一つは、

三笠山は、春日山のこと なので、あの 安部仲麿の歌にあるように

天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも

「みかさやま」は春日山(三笠の山)を想って創られたお菓子なのではないかと
思っていたのです。

文明堂のお菓子はstrong>三笠山と銘々されています。なので、これは春日山
を型どったのだろ、と。




ところが、



梅花亭にはどらやきと、みかさやまの二種類があって、形も餡の色も違うもの
でした。

しかも、三笠山は山焼きで有名な奈良の若草山の事だというのです。若草山の
形は三笠の名前のごとく三層になっています。 

春日山も三笠山というのですが、お菓子の 三笠山(みかさやま)は若草山のこ
となのですね。


梅花亭の「どら焼き」を見ると、薄くて銅鑼(どら)の型をしています。「みかさやま」
は三笠山と呼ばれている若草山らしく、たっぷりの餡を挟んだお山の型です。

そうだったのか! 

私の中の謎がこれで解けて、すっきりです。 ごちそうさまでした 



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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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