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筑波山 を流れる 男女川(みなのがわ) 源流を訪ねて Ⅰ


筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる
                  陽成院  [『後撰集』恋三]



筑波山の峰から激しく流れ落ちてくる男女川の水が水量を増してやがて
深い淵となるように、私の恋心も積もり積もって深くなってしまったことだ。



小さく湧き出た水が、山を流れて水量を増し、やがて激流となって山を下る。
川幅広い下流で深い淵にたとえられた 恋心。  なんて素敵な歌でしょう。

筑波山には何度か行ったことがあるのですが、これまでこの歌にある男女川を
特に意識して探して見たことがなかったので、今日はその川の源流を訪ねてみる
ことにしました。紅葉が見頃ということでしたので、あえて日曜日を避けて。


   筑波山
 
西側から見る筑波山は、男体、女体山の二峯が並ぶ形に見えないのですが、裾野
までの全景を現した神々しい姿です。

   がま公園の表示板

「がま公園」にある表示板にも、山の上の「男女川」を訪ねるのには、ケーブルカーで
山の上に登ったら、次には、左側の山道を 降りていくとよいと、 思わせますよね。


そこで、空車ありの第4駐車場に車を止めて、まずは筑波山神社に参拝。そこから
ケーブルカーに乗ることにしました。

神社の鳥居を過ぎて行くと途中に、「男女川」と書かれた小橋があります。

   川に掛かる橋

普段はほとんど水が見えない程で、雨が降って流れ出すと初めて「みなの川」と
なる川です。山を下った川はやがて桜川に注いで、今は名を桜川と変えています。

なので、淵となるのは「桜川」ということでしょうか。



   筑波神社
 
    筑波神社



   ケーブルカーに乗って

    ケーブルカー乗り口 は もみじの木が多く植えられていて紅葉が見頃。



筑波山 二つの峯の間にあたるところまでケーブルカーが行きます。ですが、そこ
からはさらに山へは登ることはしないで、今 登ってきたケーブルカーと平行に、

今度は、山道を下り始めました。

下から参道をゆっくりと登って来た人に、途中「みなの川」と書かれた碑か表示板
があったかどうかを尋ねたところ、


「ああ、そういえばそんな表示がありましたねぇ」
「この丸太の段が、丁度途切れたところあたりだったかしら。でも、ここからはまだ
だいぶありますよ!」



「ああ、そうですか、ありがとうございました」



「真っ直ぐ下りていくと、右手に見えます。 気をつけていれば分かりますから。
がんばって下さい」


と。 その方達とは、上下に 別れ 進んで行きました。


   丸太の階段

こんなところを、400mほど、下って行ったのですが、 帰りはまた上に戻って
ケーブルカーで山を降りるより、このまま「みなの川源流」を確認した後は、その
まま山を歩いて降りたほうがよさそうです。こんな急登をまた登るなんてとても、と
思いながら 行くと、






   これが源流?

   えっ  こ こ のこと!  違うでしょ~ !???


第一 源流がこんな下にまで降りて来ないとない なんて、それも 変だ~


ということで、再び 今来た道を戻ることにしたのです・・・ 

   山道を上ることに
 
   あぁ~ぁ            


                     (つ づ く

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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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