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 くわばら くわばら …

午後3時近くになって、空が暗くなってきたなと思う 間もなく

大粒の雨が 落ちてきました。

その雨が 激しくなってくると同時に ピカッと 光って いきなり バリバリッ

ゴロ ゴロ ・・・ なんてもんじゃない    近いようです 



雷を伴った激しい雨が 2時間近く 続いて、

乾き切って 熱くなっていた地所・道路 しなだれかかっていた木々 草木が

しっかりと 潤い 生き返ったようでした。


   7時過ぎの空
   
   7時過ぎ  北西の空  雨もすっかりあがって 雷の音も聞こえなくなりました。



夕方のニュース によりますと、 落雷で3名の方が 病院に搬送されて

そのうち 1名は 心肺停止 の状態とか。
急な雨に 木の下へ避難したのが災いを招きました。 雷はその木に落ちたのでしょう。



何もない所で 突然の 雷に出くわしたら 身を低くし 安全な場所に避難するように
と伝えられますが なにせ 瞬時のこと 安全だと思ったところが 災いすることもあ
ります。

地に伏せるのが良い とも 聞きますが、篠つく雨が長時間続くことも多いんですよね
今日のように・・・ 







   雷神図
「風神雷神図屏風」に描かれている 雷神 :(2008年 「大琳派展」 図録 より)


     昔から 恐れられてきた 雷さま です。



そして、 昔から、雷を避ける呪文に「くわばら くわばら」という言葉がありました。


その 意味は 一体・・・




一説に 「天神さま」の名で親しまれている 道真公によるものと言われています。  



菅原道真は無実の罪を着せられて大宰府に流されましたが、憤死して雷神と化し、
復讐をしたと言われています。

道真が流された後度々落雷があり、多くの被害が出たのですが、この時、菅原家
所領の「桑原」にだけは、一度も雷が落ちなかったという言い伝えがありました。

そこで、雷の鳴る時は「桑原 桑原」と言って呪文としたのだそうです。

                         「日本国語大辞典」(小学館)



そう言えば、子供の頃のことですが、
遠くで雷が鳴る音が聞こえると、「さ~大変!雷さんにお臍を取られちゃうよ」って、
言いませんでしたか?


あれは、何だったんでしょう。裸の子に服を着せ、外で遊んでいる子供は家に入れて
落雷の被害から守ろうとしたのかな。


古典の 用例の中にも-一

「南無三墅原(クハバラ)いづれも臍が大事ぞ」〔浮世草子・「好色旅日記」〕

というのがありました。




   

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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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