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百:24 福岡 の おみやげ 「梅干し」に・・

    梅干し

息子さん一家の転勤先である福岡に行ってきたのでと、「おみやげ」をいただきました。

その包装紙を見て、思わず

「あら、梅干し うれしいわ! そうか 福岡は 菅原道真 だものね」
と言ってしまったのですが、

「え~ ? あ~ 太宰府天満宮 のね 梅だから・・ね」と。(苦笑)



包装紙にデザインされている この歌 が目に飛び込んできて、とっさに天満宮の名前が
出てこなくて・・そうそう、こちらが本場(?)の太宰府で飛び梅伝説の 梅 でした。


東風吹(こちふ)かば 匂(にほ)ひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ


九州の太宰府天満宮で開かれる「かるた大会」では、序歌(じょか)としてこの和歌が
読まれるということでした。 (「百人一首」Q&A  クリックで)


この和歌の 五句目「春な忘れそ」も ちょっと 気になるところです。なぜなら、各地
天満宮によって、違いがあるからです。「春を忘るな」と書かれているのをご覧になる
ことはありませんか。


     京都・北野天満宮

      京都の 北野天満宮 です。 向かって左の柱に書かれている 歌 は、

     北野天満宮「春を忘るな」   「春を忘るな」でした。





     高鳥天満宮

        群馬 の 「高鳥天満宮」では・・


     記念碑に「忘れそ」

      境内にある 記念碑 に「春な忘れそ」とありました。



「春なわすれそ」も「春を忘るな」も 意味上変わりはないのですが、「な~そ」での禁止
 表現に強さが感じられます。

どうしてこの違いが生まれてのかは分からないのですが、初出の『拾遺和歌集』には、

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな

とあり、後世に「春な忘れそ」とも書かれるようになったということです。


各地、各所にある「天神さま」にも 和歌が記してありましたら、ちょっとこの五句目
に注目なさってみてはいかがでしょうか。


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Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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