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探してます ; 迷子のワンちゃん


エルマーの目の治療に通い始めてから8か月、一時は失明もあり得るほどの症状でしたが
随分良くなって、やっと一種類の目薬だけになりました。

しかも、「今後はもう予防の意味で注す目薬なので、時々気が付いたらでいいですよ」と
動物病院の先生。これって、(もうこれ以上は治らないですよ、加齢によるものは・・)と
いうことでもあるのだと分かったのですけれど、それでも随分気持ちが明るくなりました。

「エルくん、もう来なくっていいんだってよ。よかったね!」
と言いながら 抱きかかえて病院を出るとき 気づきました。 こんな掲示があるのに・・。

   迷子の犬

いまごろ どこで どうしているのかと思うと心配で、あちこちを探している飼い主の方
の様子が思われます。

そして、次に 「百人一首」講座の 受講生の方から聞いたお話を思い出しました。それは、
掛詞(かけことば)について、お話していた時のことです。

「まつ」という言葉は「松」と「待つ」というふたつの意味をもたせて使われることが多い
です。と、言いいましたところ、すかさず
「ちょといいでしょうか、それで思い出したことがあるのですが・・」
と手があがりました。

立ち別れ いなばの山の 峰に生ふ(オウ)る まつとし聞かば 今帰り来む

とあるこの16番の歌は、「待つ」と聞いたら ということでもあるのですね。

ああ、そうかぁ。

いえ、実はですね、子供のころのことですが、飼っていた犬が突然帰ってこなくなった
ことがあったんですよ。昔のことですから放し飼いでしたから、迷子というより居なく
なったという感じでしたね。毎日何度も犬が居た縁側の床下をのぞいては、水も餌も置
いて待ったのですが・・・。

私には10歳ほど年のはなれた兄がいまして、その兄が世話していた犬でした。色々
手を尽くして探したのですが・・。その時犬の寝床だったところの柱に この歌が書か
れてあるのに気付いたのですよ。それも筆でね。

兄が書いたのだと思います。わたしはまだ小さかったので、意味もなにも分かりません
でしたが、それが「百人一首」の中の歌だということだけは何となく分かっていました。

あぁーそういう歌意だったんですね。  これが、私には覚えた最初の歌でしたよ。



                         


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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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