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川口の善光寺 

天皇に愛された女の物語―『とはずがたり』と鎌倉時代-

                            (講座:悠助さんのレポートから)


この夏、初めてさいたま文学館を訪れた。その時 展示室に『とはずがたり』の
作者二条が通ったであろうという 荒川の風景を映し出したパネルがあることを
知り、それを見て驚いた。

俄然 関東における二条の足跡に興味が湧き、少し調べてみることにした。

  
のちに(巻四)関東に下る二条は正応2年(1289)12月 小川口の川越入道の尼
という人に招かれ、鎌倉から雪ぶかい小川口へやって来る。

雪に埋もれる武蔵野、荒川をへだてた岩淵のさま、カヤの葉枯れた小川口の里。


そんな中で遠い都の華やかだった生活を思い、

思いやれ 憂きことつもる 白雪の 跡なき庭に 消えかかる身を

と歌を詠んでいる。川口でもっとも古い文学作品である。

そして、この小川口の里こそ舟戸ヶ原一帯であったろうと思われる。


ちなみに、ここには善光寺があって、長野、甲府と並ぶ 関東三善光寺 と言われて
昭和の初め頃までは賑わっていたという。

ところが、昭和43年に消失。



今は新しく建てられた善光寺が 荒川の流れをみている。


善光寺
  2012年 10月8日 撮影  川口善光寺 本堂

土手に
  荒川の土手沿いに建っている

岩淵
  土手から、荒川を見る。対岸は 赤羽岩淵


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Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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