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「とはずがたり」を歩く -武蔵の国、中世を訪ねて-

獨協大学オープンカレッジ 天皇に愛された女の物語
                          -日記文学「とはずがたり」と鎌倉時代-


秋の 「日帰りツアー」は、6月の鎌倉紀行に続いて、

鎌倉街道の上道(かみつみち)が通る埼玉県比企郡嵐山町を訪ねました。


   鎌倉街道上道
    (この図は「道・鎌倉街道探索日記」からお借りしました。)

この鎌倉街道は、鎌倉時代に、「いざ鎌倉へ」と武蔵武士である幕府の御家人達が馳せ
参じた道でもありました。




10時30分 東武東上線・武蔵嵐山駅前に集合。まずは、

徒歩で15分程の国立女性教育会館(ヌエック)へ。


     構内

館内を見学の後、広い構内を散策。立派な教育施設に感動。是非利用させていただき
たいものだと、思いつく企画など口にしながら巡りました。


     らんにて食事

昼食は、館内の食堂「らん」にて。広い食堂です。女性会館利用者だけでなくても、
利用できます。

     女性会館構内1


「女性教育会館」から裏道を通って西に歩くと、すぐそこは広い「菅谷館(すがや
やかた)跡」入口になっています。


     館跡の看板





菅谷館(すがややかた)とは、現在の武蔵国男衾(おぶすま)郡にあった城館で、
菅谷城(すがやじょう)とも呼ばれます。

鎌倉幕府の有力御家人として知られる畠山重忠(はたけやま・しげただ)
の館跡。昭和48年(1973年)に国の史跡に指定されました。

館跡には埼玉県立「嵐山史跡の博物館」が設けられています。


県立歴史資料館   資料館庭の馬
先日の「時代まつり」ではここに馬と中世人に扮した人が集合していましたよ。




館内には埼玉の歴史がよく分かる展示物があります。その中のこれは、

     男衾三郎絵詞
        『男衾三郎絵詞(おぶすまさぶろうえことば)』

勿論、拡大した模本です。スイッチを押すと、電動で巻物が送られての解説、
音声が流れます。

鎌倉末期の十三世紀末ころに成立した中世の代表的な絵巻物。実物は重要
文化財で、東京国立博物館に所蔵されています。




鎌倉街道の起点は鎌倉市内の鶴岡八幡宮の参道(若宮大路)
と流鏑馬道の交差するところと考えられています。

鎌倉には、

この畠山重忠の鎌倉邸の跡を示した碑がありました。

     鎌倉畠山重忠邸跡
これを、春の<「とはずがたり」を歩く・鎌倉紀行>で確認。


菅谷館跡の広い雑木林の紅葉を楽しみ、土塁をみながら遠い中世という時代に
思いを馳せて、話(おしゃべり?)は尽きません。


実際に鎌倉街道の一部分を歩いてみることも、木曽義仲の生誕地や源義賢(よし
かた)の大蔵館跡、山吹姫の寺を訪ねることも、日帰り旅では出来ませんが、

それでも、身につけた万歩計は、一万歩をはるかに越えていましたよ。



鎌倉街道」と言いますと中道(なかつみち)と呼ばれる街道が埼玉県の川口を
通っています。

『とはずがたり』によれば、後深草院二条は鎌倉に滞在し、川口も歩いていて、

岩淵、入間などの地名が記されています。

それで、この秋の川口の時代まつりには源義経等と共に後深草院二条も
現れたということです。

  歴史行列
   
  <かわぐち広報 11月号>より。  ‘宇治川の君’の提供  


すご~い。「川口の時代まつり」の<歴史行列> 見に行けばよかったな。





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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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