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古都 の 秋

孫誕生の知らせを、チェコのホテルでうけました。

生まれてから3週目、孫に逢うため お嫁さんの実家、奈良にやってきました。

初めて乗った 奈良大和路線、山間の田に掛けられた 稲束、赤い実をつけた
柿の木の風景が、車窓から見え始めます。

乗り換え案内表示にみられる「法隆寺下」「信貴山」の駅名が古都奈良への思いを
一層募らせます。なんて素敵な場所で誕生したことでしょう。

          誕生






翌日は 予てよりの計画通り、古都京都の歴史散歩です。「哲学の道」を辿り
ながら、銀閣寺を始め 界隈の古刹を訪ねました。

     哲学の道


哲学の道」哲学者・西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことか
らこの名がついたと言われます。

ここから銀閣寺へ、琵琶湖疏水に沿って付けられた遊歩道。「永観堂禅林寺」まで
足を伸ばしますと、約2kmにはなることでしょう。


   銀閣寺


銀閣寺
足利将軍義政が造営した東山山荘が寺の発祥。銀閣寺は俗称で正しくは東山慈照寺。
「観音殿(かんのんでん)[国宝]」に観音菩薩を祀る。閣上には青銅の鳳凰が東面
している。


   展望所からの眺め

展望所からの眺め。天気の良い日の午前中の清々しい風景。思わず深呼吸!


銀閣寺を出て「哲学の道」を7分程行くと左手に「法然院」への案内が見えてきます。
法然上人が礼賛を勤めた旧跡に開かれた古刹。


   法然院の盛砂

大きな盛砂には季節が描かれます。これは‘川にもみじ葉、そして銀杏の葉’。

こちらに谷崎潤一郎の墓があります。



          風の館本店


哲学の道」に戻って、「法然院橋」あたりにあるお店。さまざまなモビールが
そろう専門店がありました。

これから開店。色鮮やかで風にユラユラとゆれる姿は癒やしの効果も。綺麗で、
足も止まります。



          小径喫茶店

喫茶店「小径」。ここは映画『姉妹坂』のモデルにもなったという店。その映画
私は見ていないのですが、入ると写真やサイン色紙などがありました。

手作りのみたらしだんごが美味しい。


哲学の道」沿いには日本風だけではなく洋風構えの喫茶店もあって、側を通る時
には、コーヒーの香りが漂います。


年2回の特別公開以外は見られない「安楽寺」と「霊鑑院」は前を通るだけ。そこ
から疏水にかかる「寺ノ前橋」に出て、5分程行くと「大豊橋」。

ここから「大豊(おおとよ)神社」に向かって歩いていくと・・・「あァ~秋だな」
という思いがしてきました。気温は高い日でしたけれど。


IMG_0613.jpg

「秋の七草」
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花
        『万葉集』(山上憶良・やまのうえのおくら)


こんな下げ札がみられます。


大豊神社

秋草に囲まれてある「大豊神社」です。

     狛犬ー狛鼠

大国社 は よ~く見ると、「狛犬」ならぬ「狛鼠」なんですよ!



次は
   熊野若王子神社

熊野若王子(にゃくおうじ)神社

永暦元年(1160)い後白河法皇が熊野権現を勧請したのが始まりと伝わる古刹。

とはずがたり』では、二条の最後の旅が「熊野」、

境内には熊野と同じくナギの木がご神木として植えられていました。




   永観堂の秋


紅葉でも名高い 「永観堂 禅林寺
訪れた10月15日月曜日は、これくらいの紅葉の始まりでした。

まだ観光客で混雑するほどではなくて、境内も堂内もゆっくり見学することができ
ました。

「11月の初めごろの 秋たけなわ になると もう、紅葉を見に来たのか人を見に来た
のか分からないほどの混雑ぶりで 大変よ」とは京都出身の“京なでしこ”さんから
のことば。


ここ「もみじの永観堂」として、全国にその名を知られているんです。

また、永観堂禅林寺のご本尊は「みかえり阿弥陀」と呼ばれて、広く知られています。

「阿弥陀堂」にまつられていましたが、当然ながら撮影禁止。この挌天井には「百花」
が描かれ、両端には「散り蓮華」が描かれていました。

長谷川等伯と一門が描いたという「竹虎図」「楓雉子図」などを見ることができました。

          


9時ごろから歩き始めた「哲学の道」、周辺の古刹を訪ねながらの散策は永観堂まで
来たら既に12時をまわっています。

今回は、ゆっくり、のんびりと、そして時々 逢ってきたばかりの孫娘の顔を思い浮か
べながら「古都の秋」を 旅してきました。




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おめでとうございます

いよいよ、お婆ちゃまですね!

Re: おめでとうございます


そうなんですよ!「ばーば」って呼んでもらえる日を楽しみにしてるんですが、
どうもこの「婆」にはなじめなくって(笑)
もう席を譲られるくらいでショックは受けないでしょう キット。
プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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