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秋期講習 「百人一首の世界」

今日から、10月 木曜日から土曜日に変わった 秋期講習 『百人一首』の世界
始まりました。

一首目は、丁度今の季節にふさわしい この歌からです。

     秋の札

秋の田の かりほの庵(いほ)の 苫(とま)あら 我ころも手は 露にぬれつつ 天智天皇



丁度、今頃の季節でしょうか。 遠い昔の田んぼの風景を想像してみましょう。

見沼田んぼ でも・・・
     はさ掛け
いち早く 稲の稲架(はさ)掛けが見られた見沼田圃体験水田


刈り取った稲を掛けて数日干す こういった行程を思い描けないと、この歌は解りにくい
かも知れませんね。




「かりほ」とは・・・
「仮りいお(庵)」がつづまったもの、農作業のための粗末な仮小屋のことです。

「かりほの庵の」とは・・・
同じ言葉を重ねて語調を整える用法。
秋の稲の刈り入れの時期には臨時に小屋を立てて、稲掛けの稲を荒らされないように
泊まって番をしたりしました。その小屋を「かりほの庵」といっています。
 
「苫(とま)あら」・・・
「苫(とま)」はスゲやカヤで編んだ菰(こも=むしろ)のことです。
…を・・・み」は原因や理由を表す言い方で、「…が・・・なので」という意味を
作ります。従ってここの意味は「苫の編み目粗いので」となります。


それで、この歌の意味は 
秋の田のほとりにある粗末な仮小屋の、屋根を葺いている菰の編み方があらいので、
私の袖は夜露にぬれるばかりである。


もともと『万葉集』の作者不明歌をもとに、農夫の辛さを思いやった天智天皇の歌として、
平安初期に流布した歌と思われます。 たしかに、農作業のつらさという実感は薄く、晩秋
のわびしい静寂さを美ととらえた歌といえましょう。





先日、友人から「百人一首のこと出てたわね。新聞 読んだ?」と電話がありました。

早速、切り抜いた 記事です。

     新聞切り抜き

「第20回県百人一首大会」が23日、戸田市で開かれたという記事ですが、そこには

ここ数年、初心者を中心に競技かるた人口が増加傾向にあるという。小学1年生
から中高年者まで
幅広い世代が参加
」とあります。


秋期講座「『百人一首』の世界」と平行して自習の形で継続している「かるた倶楽部」では
「競技かるた」までは行っていませんけれど、「ちらし取り」や「源平合戦」で、「かるた」
を 楽しんでいるとのこと。「私も日程を調節してもっと参加しなくては」と思いました。

このゲームの楽しさ、ドキドキ感は、やはり やってみないと分からないんですよね。

小5年の男の子は「札を取れた瞬間は、野球でヒットを打てた時に似た満足感があって
楽しい
」と話しています。








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かるた倶楽部へ

秋期講座が、始まりました。 新しいメンバーも増え、「かるた倶楽部」の方にも 遊びに来ていただけるそうです。 「かるた倶楽部」では、皆 少しづつですが 上の句の決まり字で 取れるようになってきました。 又、個々の得意札も多くなってきました。 とは言っても、下の句が読み終わっても 皆で探していると、あらあら目の前に・・・と言う事もしばしば(^_^;) こんな感じで、ワイワイ楽しんでいます。 興味のある方、是非遊びに来てください!!

プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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