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太平記絵巻


華麗な合戦絵巻 太平記絵巻  江戸時代初期(十七世紀)

第一巻
第一巻 後醍醐天皇御治世事付武家繁昌事(天皇の御座所に参集する公家たちが描かれ、
これから始まる動乱とは対照的に春ののどかな雰囲気がただよっている)



第六巻
第六巻 本間孫四郎遠矢事(本間重氏が射た鏑矢は足利方の軍船に落ち、そのみごとな
腕前は敵味方双方から称えられた)



古典文学『太平記』(たいへいき)

全40巻で、南北朝時代を舞台に、後醍醐天皇の即位から、鎌倉幕府の滅亡、建武の新政と
その崩壊後の南北朝分裂、観応の擾乱、2代将軍足利義詮の死去と細川頼之の管領就任まで
(1318年 (文保2年) - 1368年(貞治6年)頃までの約50年間)を書く軍記物語。

「太平」とは平和を祈願する意味で付けられていると考えられており、怨霊鎮魂的な意義も
指摘されている。




その『太平記』を題材とした絵巻物が「埼玉県立歴史と民俗の博物館」で展示されています。

『太平記』40巻を、絵巻では全12の巻物にして絵に描き、詞書でストーリーを
書き込んでいます。全編を通して絵巻とした作品としては現存する唯一のものとか、

県指定文化財で、当館所蔵の絵巻が現在展示中です。但し、4期に分けて展示替え
されていて今期(8/16~8/28)はその最後の期間となります。 これからでもまだ

絵巻第6(前半)と第10(後半)の場面の一部の本物を見ることができますよ。


さいたま市のホームページ

これは「さいたま市」のホームページからコピーした画像です。上の2つは館内の売店で
売られていた‘絵はがき’をスキャンしたものです。



このように 同じ作品であっても写真画像では異なってしまうのでもお分かりのように、
文字で表現される古典作品とは別の ビジュアル作品 は本物を見みるべきですね。


第2期(7/12~7/31)の太平記絵巻第7に、和歌を届けている兼好が描かれているのを
見て驚きました。あれは『徒然草』の作者である兼好法師の姿?在俗の時の姿でしたよ。

第3期(8/2~8/14)の巻7の開示場面には「光厳天皇が再び即位」があり、いちど退位
して再び即位した天皇とされていましたが、史実とは違うお話。物語だからなのでしょう。



学芸員の方にうかがったところ、この絵巻の幅(高さ)は約32センチあり、絵巻物とし
てなかなか立派なといいますか、見応えのある作品に思われます。


博物館画像4[1]
埼玉県立歴史と民俗博物館(旧埼玉県立博物館)は大宮公園の北西に位置しています。

隣には「大宮公園弓道場」、門を入って右側にはこのような

古代の竪穴式住居
古代の竪穴式住居が再現されていたり、高い木立に囲まれた 歴史と文化の空気が漂う所
です。







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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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