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文学と歴史を訪ねてー 鎌倉へ① <とはずがたり編>

鎌倉にやってきました。

今回は、「北鎌倉」で降りて、
   鎌倉マップ

まずは円覚寺です。道沿いのお店をのぞきながら、建長寺へ、鎌倉街道をそのまま進み
巨福呂坂を下りていくと「八幡宮裏」バス停があります。

ここから、鶴岡八幡宮境内に入りました。


作品『とはずがたり』の舞台は朝廷のあった京都から始まります。後半(巻4から)になると、
主人公である二条が、女の身でありながら出家修行の旅にでます。西行に倣った諸国行脚の形
で、まず向かったのがここ鎌倉でした。

久我雅忠の娘「二条の尼」が長期滞在した鎌倉時代後期の鎌倉については、また改めるとして

今回たずねるコースは、作品巻1に描かれた歴史事件「二月騒動(きさらぎそうどう)」にまつわる人物と歴史
に焦点を絞ることにしました。




   円覚寺入り口

鎌倉幕府八代執権 北条時宗の廟所がある円覚寺前です。10時15分頃ですが、満員御礼 の札でも下げたいような人混みでした。

円覚寺山門 山門。夏目漱石の小説「門」にでてきます。

この寺創建の趣旨は、国家を鎮護し仏法を紹隆すると共に、蒙古襲来で戦没した敵味方の霊を
なぐさめる為であったといいます。

『とはずがたり』の世界は、日本が二度の蒙古襲来にあっている時代に重なります。

また、北条時宗の異母兄である北条時輔(ときすけ)が南六波羅探題で討たれた事件は、
朝廷に近い京でのことでもあり、詳細に描かれています。

 <後嵯峨院発病、六波羅の変事>の私訳をご参照下さい。公開講座『とはずがたり
  





さねかずら 境内で見つけた「さねかづら
名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな  三条右大臣(「百人一首」)





次に訪れたのは 建長寺 です。

建長寺



巨福山(こふくさん)建長興国禅寺といい、鎌倉五山の第一位、臨済宗建長寺派の大本山。

今から約760年前建長5年(1253)に後深草天皇の勅命で建立したわが国最初の禅寺です。

後深草天皇 は 『とはずがたり』の中で 中心人物になっている人です。


尚、「建長汁(けんちんじる)」は建長寺発祥の料理なんだそうですよ。

ひょうたんを開ける 「ひょうたん御膳」蓋を全開して撮影。けんちん汁半分撮れてるワ。 


この、二つのお寺を巡ったら もう12時15分前になっていました。ここらあたりで昼食を
と思ったのですが、もう、どのお店も列が出来ていました。

鎌倉でゆっくり食事をするには、うんと早い時間にとる計画をたてた
ほうがいいみたい  です。



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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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