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鈴 虫


鈴虫の声を全く聞かなくなったのは
9月に入ったころだった。


 9月3日


箱をそっと開けて、中を覗いてみると、
数匹がキューリの上で食事中だったり、
黒い土の上でも ヒゲが動いているのが見えた。


9月11日


羽根を摺り合わせて涼しげな音色を発するのは
雄の鈴虫で、夏の終わり頃になると、
雄はすべて雌の鈴虫に食べられてしまう。

従って、今 残っているのはすべて雌の鈴虫だ。
よく見たところ、どれにも 尾のように産卵のための管がある。


雄を食べ尽くした雌の鈴虫たちは、
最後の仕事として、土に卵を産み付け終わると、
死に絶えるのだ。



箱




秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
                    藤原敏行【古今和歌集】


9月になっても真夏日が続いたけれど、
今日は過ごしやすい一日だった。


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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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