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夕焼け

 
 夕焼け

夕暮れどき、ちょっと用事を足しにと外へ出たところ、
みるみる 夕焼けで空が赤く染まっていく情景に魅せられました。

時々足を止めては鑑賞し、
広がった空が見える場所を選んでは回り道。


数分間のパノラマ劇が終わって、
すっかり夜の空に変わると、どこからか虫の音が聞こえ始めました。


30度を超えた日中の暑さが残る夕暮れどきでしたが、
吹く風は間違いなく秋の風。

風が秋を連れてきたかのような夕暮れです。

        ********

秋は夕暮。夕日のさして山のはいとちかうなりたるに、からすのねどころへ
行くとて、みつよつ、ふたつみつなどとびいそぐさへあはれなり。


秋の良いのは夕暮れどき。夕日が沈みかかって山の端が近く見えるところ
に、カラスが寝床へ急ぐというので、三羽、四羽、二羽、三羽 という具合に、
急ぎ飛びゆくようすもしみじみとするものだ。


                        『枕草子』 清少納言


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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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