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立春の日


  春立つ日 と書いて 立春
   今日のお昼過ぎには文字通り の陽気となりました。

  垂れ紅梅と月
             < しだれ紅梅>

  春 とは、旧暦で言いますと正月(1月)、2月、3月のこと。
  新暦では2月4日から5月4日までになりますね。


  垂れ白梅と月
             <しだれ白梅>


  例年、
  
  私の中では、節分、そして翌日の立春の頃が一年で一番寒い時期
  3月の声を聞いてやっと三寒四温で暖かな春が来る という感覚ですが、

   IMG_3128.jpg

  今日の陽気はもうそのもの
  芝川土手の道から見える さいたま新都心、背景の秩父連山も
  春霞がかかっているかのように見えました。





    春たちける日よめる

  袖ひちて むすびし水の こほれるを 春立つけふの 風やとくらむ
<ソデヒジテ ムスビシミズノ コオレルヲ ハルタツキョウノ カゼヤトクラン>
                 紀 貫之 (『古今和歌集』)

暑かった夏の日に着物の袖が濡れるのもいとわず手ですくった山の
清水も、冬の寒さで凍りついていて、春立つ今日の暖かさが今頃たぶ
ん解かしていることだろう




訪れては去る季節(夏、秋が過ぎて冬、そして春)を、川の流れとともに
平安朝人の生活感情を巧みに形象化することで、見事に詠みあげた歌。



この歌に初めて出逢った時、野山を駆けめぐって遊んだ子供時代の体
験と重なって、感覚感情のみならず、川の風景まで思い浮かんだもの
でした。

関東平野を流れる芝川は清流にはほど遠いけれど、水が少なくなった
川面に、シラサギ、アオサギの姿が見られました。




  

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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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