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常宿

京都に行く時、いつも泊まる宿がある。 京都東山の近く、平安神宮まで
ぶらっと散歩気分で行くことが出来るところ、岡崎に建つ。

宿自体に歴史があって、宿泊者のための玄関とは別に、南側に一般観
光者用の入り口も設けられている。



 白河院ロビー

決められた時間内だが、お庭がが解放されているらしい。


ここ数年で従業員の方も何人か変わったけれど、ずっと変わらない方もい
らっしゃる。 決まり切った会話を交わしながらも、なんだか昔馴染みの人に
逢っているようで 「また京都に来た」 と、嬉しい気分になれる。




今回も受付を済ますと、その私が知る方が、
「ではお部屋にご案内します。その前に・・」
と、館内の案内説明をされようとしたので、
「何度も来ていて、よく分かってますから大丈夫です」
と遮ってしまった。
(大勢迎えるお客の一組、覚えられてはいないようだナ)


 お食事所


夕食後、フロントにいらしたのも 同じ方だった。
「お風呂は何時まで入れますか?」
と私が聞くと、

ちょっとお茶目な仕草で、
「はい、明朝10時まで、お好きな時間にいつでもお入りいただけますよ」
と返事が返ってきたのだった。
(そうそう、大浴場じゃないかわりにいつでもはいれるんだったナ)



そこで、思い浮かんだのが「百人一首」 35番にある紀貫之の歌、

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の
                      香ににほひける

                     
あなたは、さあ覚えておいでかどうか、そのお心のほどは分かりません。
でも、昔なじみのこの里では梅の花だけが昔のままの香りで咲き匂って
いますね。


(ここは 梅 を 松 にかえてみましょうか ネ )

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プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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