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講座 よくわかる「百人一首」の世界  56 資料として


56  あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな
                     和泉式部  [『後拾遺集』恋三(七六三)]
 (まもなく私は死んでしまうでしょう。死んだ後の、あの世への思い出に、
               せめてもう一度、あなたにお逢いしたいものです。


  



     和泉式部が蛍の歌を詠んだと伝わる 京都 貴船-    
                                 (2016-9-20 の記事より)



       貴船神社


貴船神社の鮮やかな朱色が浮かぶように見えてきました。


    奥宮へ





       河床

夕食は貴船川の上で戴く川床料理です。 それでなくても貴船は京都
の避暑地と言われるくらい、市街の気温より低い所。 散々に汗をかい
た体に川風が心地よくて、久しぶりに「夏の夜」の快適さを十分に堪能
したものです。

食事が進むころには、寒いくらいになってきて、持参した長袖を羽織りました。





       歌碑

        平安時代の女流歌人「和泉式部 」歌碑


ものおもへば 沢の蛍も わが身より あくがれいづる 魂(たま)かとぞみる
                           『後拾遺和歌集』1162

(物思い悩む私には 沢をゆれ飛ぶ螢の光がまるで身から抜け出てしまった
自分の魂であるかのように思われることです
)


この歌に対して、神様からの返歌があったそうです。貴船明神の歌です。

 奥山に たぎりおちつる滝つ瀬のたまちる許(ばかり)ものな思ひそ

奥山に滾り落ちつる滝の瀬の水の玉ように魂が散るほど思いつめるな



みかも山 へ


まだ梅雨の前なのに、初夏の陽気。

こんな日には山もいいかなと、
栃木県のみかも山へ。

 みかも山

期待通りの風景でした。



     入口案内



                  ほたるぶくろ
                         ホタルブクロ


奈良時代に詠まれた 東歌(あずまうた) です。  『万葉集』


しもつけぬ みかものやまのこならのす まぐはしころは たがけかもたむ

しもつけの みかものやまの こならのす 
下野の みかもの山の 小楢のす
                 まぐわしこらは たがけかもたむ
                 ま麗し児らは 誰が笥か持たむ



   (下野のみかもの山に茂っている小楢の葉 その葉が美しいように
     美しいあの娘は、誰の妻になって、食事の世話をするだろう)




    つばめみかも山の道の駅のツバメたち




歴史散歩 第7回 鎌倉紀行 ー 「とはずがたり」を歩くー


心配された雨予報でしたが、持参した折りたたみ傘を一度も開くことな
くて、目に青葉 耳 に鶯 古寺巡礼 とばかり、予定通りのコースを歩い
てきました。

最後の訪問地から江ノ電駅まで戻ったところで、歩数は約一万二千歩。
今回も歴史を歩いてきました。



東慶寺(とうけいじ)

江戸時代は「駆込み寺」とも呼ばれた寺です。開山は鎌倉時代の1285年と
いいますから、二条さんが鎌倉に滞在した1289年には存在したお寺です。


      東慶寺



季節の花を愛でながら山の方に向かって墓地に向かいました。作家、
評論家、学者、名のある方のお墓があることでも有名です。

      どちら様?

ハカマイラー になってきました。   「どちら様?」


浄智寺(じょうちじ)

いつもは境内入り口まで来て、山に続く階段を見上げながら失礼して
いたお寺さん。

実は今回初の入山。 山寺の風情があります。境内にある 古木 コウ
ヤマキ は鎌倉一の巨木、歴史を感じます。

      布袋様のお腹

        布袋さんのお腹に触れて、パワーを!!
you will be given energy.  との案内に、まあるいお腹はテッカテカ。


1281年に創建されたお寺です。 二条さんが鎌倉を訪れた年には
すでに存在していました。


明月院

アジサイ寺として有名です。が、花の時期には少し早かったようで
す。 開花の早い山アジサイが可憐に咲くようすに目が止まります。

      紫陽花なこれから



開山は1380年ですが、1160年に創建された名月庵を起源としてい
ます。  ここで、北條時頼坐像 を見ることができます。

     方丈

     明月院丸窓

時頼の子である北條時宗が執権であった時が「とはずがたり」
宮廷篇期 に重なる時代です。




最後に訪ねた鎌倉文学館
ちょうど「薔薇祭り」の時期でした。 旧前田家鎌倉別邸 です。
昭和60年に文学館として開館されました。

ここで、鎌倉ゆかりの文学者たちの足跡を辿ることができます。


壁に掲げられた文学史年表には「とはずがたり」についても書
かれています。 また、無料で戴ける冊子いざ、鎌倉」〜歴史
と文化が描くモザイク画のまちへ
が、時代を追って大変分か
りやすく編集されていて良いですね。

そっくりそのままの英語版もありましたよ。


     衣通姫
            衣通姫(そとおりひめ)


奈良 の 大仏



とにかく でっかい ??

広大な敷地に荘厳な建物。参拝者(主に修学旅行の生徒たちと外国からの観光客)に埋め尽くされる中で、ガイドさんの説明を聞く義父母。

建物を苗にして、その大きさと観光客の多さにただただ驚いていました。


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東大寺のご本尊 盧舎那仏






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柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺



30度にまでなりました! 真夏の日射しですが、時折吹く風が心地よい法隆寺です。

正岡子規の句 ー あれは「法隆寺」の鐘 では
なくって、もともとは「東大寺」だったのを「法隆寺」の方があうので、代えて発表され
たのだそうです とガイドさん。

「ほうりゅうじ」という音の響きが柿に合う
のかな。




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ならまち 元興寺(がんごうじ)



日本最初の本格的伽藍 飛鳥寺。 平城遷都にと
もなって、新築移転された お寺です。

宝物館で沢山の 飛鳥 奈良の遺跡資料をみるこ
とが出来ました。

暑い 外から内に入れば、そこは非日常世界デス




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真夏日 の 中、歴史旅



今朝のさいたま市。 午前中からもう27度 !

函館に住む 80代の両親と、
60代の私たちと、奈良で合流しての歴史旅。

関西も又 真夏日だとのこと。
う~ん、気をつけて行かなきゃね、シニア旅。


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百人一首 ミニかるた

  

こんな可愛いかるたが!!

手のひらに収まってしまう 大きさです。
ハンドバックに入れて、持ち運びに良く
片方の50首だけのゲームもテーブル上
で OK ですね ^_^





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見沼産 いたどりジャム

散歩道の桜に、ちいさなちいさなサクランボがついているを見つけた。

こんな時期になると、草原や道端や土手のあちこちに「いたどり」が
目立つようになる。 だが、しかし、今頃の「いたどり」は硬くて食用に
は向かない。


   いたどりの自生

桜の花が散って、葉桜が清々しく感じられるころに、芝川沿いの道で
赤みを帯びた太い茎の「いたどり」が、にょきにょき伸び出しているの
を見つけた。

   いたどり

それを摘んで(折って)きたもの。 こうしてみると、茎が竹に煮ていな
いだろうか。 子供の頃、これを「竹泥」と呼んでいたと、記憶している。



今年はこれでジャムを何度か作ってみた。 きっかけは吉沢久子氏の
エッセイ『98歳を心してひとり楽しく生きる』の中にあった一文だった。

ルバーブからの連想だったか、野生の味で自分では気に入っている。

なるほど、あれならジャムにもなるかも知れない。 ちょっと酸っぱくて
ちょっとドロくさいような、そう、あれは確かに野生の味だと懐かしく思
い出したのだった。


   皮を剥く

     皮を剥き -


   細かく刻み

    細かく刻んで -(これにはリンゴを少し足している   )

好みの砂糖をまぶして火にかける。 

最後にレモン汁を加えて出来上がり。    

   IMG_3770.jpg



夏みかんの皮を加えて煮込んだ 「いたどり ジャム」

    ジャム

こちらは、ヨーグルトによくあい 美味しい と、好評だった。

来年はいたどりの若茎を沢山摘んで、いろいろなアレンジジャムを作っ
て楽しみたいと思っている。


春期講習 始まりました!


獨協大学オープンカレッジ  春期講習 が始まりました。

       テキスト

よく分かる「百人一首」の世界は、建ったばかりの新校舎での講座です。




    緑豊かな構内


    西棟

使用階までたどり着くと、見慣れた方がうろうろ、教室を探しておられる
ようす・・


「これだけ広いと、私たち迷子(?)になってしまいそうですよね」と、キョロ
キョロ、教室番号を頼りに目的地へ辿り着きました。


「和歌を理解し、味わい、そして諳んじたい。 もっと覚えていこうと思いま
す。 認知症予防ですよ(笑)」と、新たな決意。 新学期はいいものです。



ポケモンgo の池に睡蓮が・・ &  「百人一首」 71 

  昨日の暑さは驚くほどで、気温30度になりました。
  午前中に木陰の道がある場所を選んでウオーキング

 

   ハンカチの木

   「見沼自然公園」 の 池 沿いに咲く ハンカチの花



昨年の晩秋に、やたら大勢人が集まって来て、一体何事かと驚かさ
れた見沼自然公園の池です。 あれ以来 ここは別名 ポケモン池


  蓮


池に 白色と、薄紅色の睡蓮が咲いているのを見つけました。やがて、
春が過ぎて夏がやってくる。 猛暑の夏をを予感させる暑い日でした。



薔薇の季節
     
        ばら

             < ロイヤルサンセット>





     百人一首の世界  71


   夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く             
<ユウサレバ カドタノイナバ オトヅレテ アシノマロヤニ アキカゼゾフク>
                       大納言経信(だいなごんつねのぶ)


夕暮れになると、わが家の前の田の稲穂がさやさやと鳴る。蘆を
 刈って葺いた小屋にも秋風は吹きすぎてゆくことだ。


・夕されば →夕方がやってくると。「さる」 はそれまで存在していた場を基点と
         して移動する意。(季節や時を表す語に付いて)近づく。 来る。



          夕方になれば 風が吹き 
          家の前の田んぼに、  葦で葺いた粗末な家に、
          秋風 吹いて     稲の葉擦(はず)れの音を聞く




 

東京 Walk - 王子神社 境内 に 関(蝉丸)神社 -

<今回のコース>

東十条(京浜東北線) 下車→富士塚神社名主の滝公園王子稲荷

王子神社関神社親水公園飛鳥山公園平塚神社→ 上中里乗車



   関神社


JR王子駅の裏手方向に建つ 王子神社(権現)。 その境内にある

   関 神社 です。 関 とは関所のこと、ここは歌枕でもある
      
          逢坂の関 を いうものでしょう。

     祀られているのは伝説の歌人 蝉丸 なのです。


なぜ当地に 蝉丸なのでしょうか。滋賀県大津の逢坂山に祀られている
蝉丸 は逆髪であった姉のために尽力したという話も伝わるそうで、

江戸時代に、かもじ などの髪に関わる職業の人たちによって逢坂山の
蝉丸神社から、髪の祖神として王子神社境内に奉斎されたといいます。

  (昭和に焼失したため、昭和34年5月に再建されています。)




百人一首の世界




百人一首」 10

   これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関
                       蝉 丸[後撰集』雑一(一〇八九)]

(これがあの、これから旅立つ人も帰る人も、知っている人も知らない人
 も、別れてはまた逢うという、逢坂の関なのですよ。)






第8 回 世界盆栽大会 B O N S A I


さいたま市でひらかれた 「第8回世界盆栽大会」 が閉幕ました。
  

    盆栽展看板

最終日の4月30日、さいたまスーパーアリーナでの記念イベント

      日本の盆栽水石至宝展

           に出かけてきました。




  看板周辺だけ撮ると、余裕ありそうなのですが、この前の広場には
入場待ちの行列が、何重にも折り返し状態になって整列しているんです。




          、人でびっくり ‼︎


     第一松


特に入場すぐの付近では、ゆっくり鑑賞するような状況ではありません。


     混雑



「テレビ映像や、新聞、パンフレットなどで 詳細に見られるとしても、や
はり本物を直に見なきゃね、世界に誇れる「みどりのアート」だもの」と、

一時期 「草盆栽」 に魅せられていた連れ合いと一緒に、広い会場を、
巡って、楽しんで来ました。



日本の文化と歴史 では、

  平安時代
 
        平安時代の文学作品である「絵巻」に描かれています。


  鎌倉時代

    そして、鎌倉時代の 盆栽 もまた「絵巻」に描かれて今に伝わり、
  現にこの会場には、樹齢800年と推定される作品も展示されています。 






     御簾の中



 グリーン・アート としての B O N S A Iが、時代を越え、国を超えて
今後も伝えられ、引き継がれていくようすを想像させられる会場でした。



     グリーンアート



プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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