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紫野 を歩く


紅葉を楽しむには、まだちょっと早いけれど
秋晴れの清々しい一日でした。


今日は、京都北洛 ー 紫野 を散策


<船岡山>

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平安京造営の基点となったとも云われる岡
数々の祭祀が催され、また遊宴の場にもなった地


東に聳える比叡山、山々の稜線が美しく
岡の北東に 大徳寺の楼門 堂の屋根がみえている。


船岡の若菜摘みつつ君がため 子の日の松の千代をおくらむ
清原元輔


お昼は、“ 紫野 御膳蕎麦” に (^_^)

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ちょっと冷え冷え (~_~;)の 「冷やし蕎麦」だったな



京都 ー 清涼寺 ー


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小野 篁(たかむら) 六道 へ の入口 の標示


「百人一首」にある、篁 の歌は、

わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと 人にはつげよ あまの釣舟
                      参議 篁 [『古今集』羇旅(四〇七)]
( 広々とした海原を、多くの島に向かって、今 私はこぎ出したと、
  都にいるあの人に告げておくれ、漁師の釣り舟よ)

流罪となったときに、隠岐の島へと漕ぎ出していく舟から京の人を思う歌



「百人一首」で 脳トレかるた 始めます!


朝になって 雨があがりました! 

一雨ごとに秋がましていきますね。  
                           aki_091.jpg




今週から、大学の空き教室をお借りして 「百人一首」かるたの自主練習
始めました!

    
    百人一首の歌で
       まず手始めに、 I さんが さらさらと書かれた百首歌で


何年ぶりでしょう  ここでなら、また私も参加できそうです。 (´∀`*;)ゞ 



松も昔の友ならなくに

神無月も もう終わりという頃に また夏日、
さすがに夏服 とはいかず 昨日は長袖でも薄手で調節 
何を着たらいいのか、なやんでしまう このごろです。 


先日、草加市の松原で 秋の風物詩 「こも巻き」 が行われました。
藁で編んだ「こも」を松の木の幹に巻付ける作業です。

害虫マツカレハの幼虫を温かい「こも」の中に誘い込み、春になったら
取り外して、「こも」についた幼虫ごと焼却して退治するもの

松言ってみれば冬支度







松といえば長寿の象徴でまあります。 「百人一首」34番に こんな歌が

誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに
                            藤原興風(おきかぜ)

年をとった私はいったいだれを友人としようか。むかしを知る長寿の高砂の
 松も、昔からの友ではないので。



作者は平安時代初期のひと。 千年以上昔の平均寿命は、と思えば
老年期を迎えることができた人は、少なかったことでしょう。

現代に生きたならば、草加松原ほどの友がいて、老残の悲哀、孤独の
淋しさを詠うこともなかったのではないかしら。


盆栽松祝・松は長寿の象徴





秋桜

   コスモス
  <総持院前の代用水沿いヘルシーロードを南へ150m ほど行ったところ
ようやく風邪がスッキリ治ったようなので、見沼田んぼの東縁 へ
早朝 ウオーキング


コスモスが畑いっぱいに咲いていて、

秋風の吹く代用水では 鴨のグループがいくつも

   鴨
           <龍の森トラスト1号前の代用水

 泳いでましたよ   (^∇^)


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われもこう - 秋ですね!

     われ

              受講生 Mさん の 作品です。


<われもこう>を詠んだ 歌を、ということでしたので・・  o(^▽^)o 




あるが中に 恋の涙の われもかう われの涙の 野のわれもかう
              (ワレモコウ)            (ワレモコウ)
                                 与謝野晶子


吾木香 すすきかるかや 秋くさの さびしききはみ 君におくらむ
(ワレモコウ)
                                  若山牧水




どなたか 他にも 吾亦紅 を詠んだ歌をご存じでしたら、
            教えていただけませんか?
」    Mさんより 


今年の秋

    ホトトギス
               <ホトトギス>


秋の爽やかな晴天は続かず、気温も 急に下がったかと思えば又上がる

季節の移行にともなう衣更えや布団の入れ替えは逡巡する気候に従う
しかなくて中途半端のまま



思ったより長引いた風邪もどうやら退散したようで
気温が26度まで上がった今日は
生い茂った草を引っこ抜き、間伸びした枝などをカット


         ミズヒキ
                <ミズヒキ>


間違いなく草木が秋の花をつけ、果実はほんのりと色をつけている


   ゆず
                 <ゆず>
   姫リンゴ
                <姫りんご>


今夜の月は立待月 
     - このころから見られる「有明の月」(朝方にもまだ空にある月)

   居待月
                  <23時 撮る>


明朝にも 雲 がじゃましなければ、東の空にしっかり見えることでしょう

「獨協大学オープンカレッジ」 とは

一般社会人を対象とする講座です。 昨年度は165講座を開講、受講生が
3000人を超えたということです。


授業は獨協大学の校舎、教室で行われ、時間帯も現役大学生と全く同じ
1限から4限までのいずれかに組み込まれています。

従って、休み時間の間に、講座の受講生と現役学生とが教室を入れ替わ
る場面も当然ながらあります。


現役の大学生に比べれば オープンカレッジ受講生の人数は僅かですが、
別の世代が場を同じにして学んでいる訳です。  こういったスタイルが、
相乗効果を生んで、良い雰囲気が生まれているように、私は感じています。



    受講生の皆さんと


2限 終了と同時に廊下に出ました。 ここは3階ですが、教室向かいには
庭園式農園 があります。 (干した収穫物、おいしそうな野菜 見えますか?)


当ブログを見たことがきっかけで、講座「百人一首」を受講して下さった方が
いらっしゃいました。当講座を開講して7年目になりますが、初めてのことです。

嬉しくて、一緒に写真を撮りました。  \(^o^)/


写真の撮り役を快く引き受けてくれたのは、教室に入ろうとしていた学生さん
です。  

きっぱりと 秋になる!


  秋の歌に多いのは   と  紅葉

   十日余りの月

    とおかあまり の つき  が出た  (^∇^)ノ

      望月 となるのは 今月 16日(日)



  有明の月」と呼べるようになるのは
  来週あたりから・・  か?





    

雨上がり

  

   降り続いた雨が、やっと上がった !!

   この雨が “季節の変わり目” になるという \(^o^)/



今年は・・

秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ おどろかれぬる

 (ああ秋が来たんだと、目に はっきりとは見えないけれど
          風に秋の到来を感じて、はっとさせられたことだ)

といった
微妙な秋の到来を 身体に感じるとき ってなかったな 

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<補講> 「小倉百人一首」で「小倉」というのは?

 
選者である藤原定家が、京都の嵯峨 小倉にある山荘で、百人一首
和歌のもとと考えられる歌を選出したところから、「小倉」を冠している。


「襖や屏風などに貼る色紙和歌を書いてほしい」と、息子為家の岳父である
蓮生(宇都宮頼綱)に依頼されて選んだ秀歌集が、「百人一首」のもとになっ
ているという見方が有力。  鎌倉時代初め頃のことでした。



9月下旬に訪ねた京都 洛外の嵯峨野、



  小倉山



常寂光寺も、小倉山荘(時雨亭) があった所と考えられる候補のひとつ。


小倉の常寂光寺から、真っ直ぐ山道を下った沿線上には「小倉山荘」と
いう名の京都老舗のおかき(お煎餅)屋 本店 がありました。


  小倉山荘本店

お店の前には「百人一首」26番にある小倉山の和歌が刻まれていました。


  小倉山歌碑

  26 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
                      貞信公 [『拾遺集』雑秋(一一二八)]
  <オグラヤマ ミネノモミジバココロアラバ イマヒトタビノ ミユキマタナン>
小倉山の峰のもみじ葉よ、もしもお前に心というものがあるのならば、
 どうか もう一度の行幸があるまで散らないで待っていておくれ





そう言えば、ここまで来る途中にあるお家の庭にも何か書かれている札が
下がっているようです。 気になって戻ってみると、


  さねかづら

     「百人一首」25番の歌も書いてあります。

25 名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな
                   三条右大臣 [『後撰集』恋三(七〇〇)]
<ナニシオワバ オオサカヤマノ サネカズラ ヒトニシラレデ クルヨシモガナ>
( 「逢って寝る」という名を持つ逢坂山のさねかずら、その名のとおりならば
 蔓をたぐり寄せるように、人知れず君のもとへ来る方法があればよいのに
)





ここで「さねかづら」を育てているといいます。実はまだ赤くはなっていません。

ちなみに、サネカズラ は11月になると和歌に詠まれる<恋人を手繰り寄せ
る蔓> にふさわしく赤くて素敵な実をつけるんです。


     さねかずら
    これは、11月の上旬に鎌倉で撮った<サネカズラ>です。




嵯峨 「小倉」  ここら一帯が「百人一首の里」のように思われたものでした。



萩 の 花




今が盛りの 萩の花

ものの本に、花期は7月から10月と書かれていた。


種類も多いようなので、同じ木で長く花を咲かせる というわけでは
ないのかも知れない。

京都 常寂光寺 の萩の花もこんなだったなあ~


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秋期講座 始まります!


10月です。 最初の日曜日、秋らしい一日 となりました。
 

    見沼自然公園

息子一家を誘って 見沼自然公園 に出掛けてみると、

公園の中央にある沼の鴨が、いつの間にか多くなっていました。
巨大に育った鯉が 水しぶきを上げて、餌に集まってきます。


    
金木犀

風が、何本もある 金木犀から その香りを運び、
近年少なくなったという アキアカネが、草原の上を 舞っています。

もう20年ほど前のことですが、
函館にはないという金木犀の苗木を、義父母がこちらから持ち帰った
ことがありました。 でも、やはり育たなかったようです。

二人が大好きだという金木犀、この気候の変化のなかでは
もしかしたら、函館でも育つようになるかも・・


「あ~ちゃん、ひ~ちゃん のお家はどこにあるの?」
と、まだ訪ねたことのない幼子が聞きました。





獨協大学オープンカレッジ

秋期講座百人一首の世界 10月~12月 全8回
始まります!


26 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
                      貞信公 [『拾遺集』雑秋(一一二八)]
小倉山の峰のもみじ葉よ、もしもお前に心というものがあるのならば、
 どうか もう一度の行幸があるまで散らないで待っていておくれ


プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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