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見沼たんぼ 東縁沿い 総持院 の ぼたん園

見沼たんぼの 代用水 東縁 側に建つ 総寺院 には ぼたん園があって、毎年

丹誠込めて育てられた ぼたんの花 が訪れる人たちに、美しい姿を見せてくれます。


>総持院 東側からの総門


本堂門から本堂をみる


ぼたん園

「ぼたん園」今年は咲くのが早かったようです。もう終わりそうな花もありました。



エルとだるま (1)

     「ぼくは こちらで 記念写真 撮りました!」


新鮮野菜直売所
 
境内のしたで、土曜日、日曜日に開かれる「新鮮野菜直売所」です。

見沼の野菜 の 他にも 花や植物 手作りのものが 並べられています。




3月にはまだ小さかった 草餅 にした よもぎ も 大きくなっていました。

よもぎ


よもぎの別名 に「さしもぐさ」「させもぐさ」という名があります。また、
よもぎは、葉を干して お灸 に使うもぐさの材料に使われました。

そんなところから 和歌にも詠まれていて、さしも草とは蓬(よもぎ)のことです。


51 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
             藤原実方朝臣 [『後拾遺集』恋一(六一二)]

歌意 
このようにあなたを慕っていますとさえも打ち明けることができないのですから、
伊吹山のさしも草ではないけれども、それほど(私の思いが激しいものだ)とは
ご存じないことでしょうね。



蔵の街 栃木市 を 逍遥

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                   蔵の街 をゆく遊覧船

江戸時代初期 に始まる 巴波川(うずまがわ) の 舟運。江戸からの物資を積んで、

また、江戸への荷物を積んで 運んだ川だそうです。巴波川から思川、利根川へと

つなげる川です。

     P1000838.jpg

川沿い の 茶屋 で一休み。ゆっくりと ゆったりと 時間が ながれる 街 でした。




          P1000841.jpg


          行き 帰り の道(新4号線)で 時々姿を見せた 筑波山

常陸国(茨城県)の 筑波山は和歌に詠まれた名所。山頂が男体山と女体山の二つに
別れているのが、ここからでも遠くに見えて 何だか うれしくて 撮った‘おまけの
写真’です。

    筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる
                                陽成院
  
 
 筑波山の峰から激しく流れ落ちてくる男女川(みなのがわ)の水がしだいに水量を増し
 てやがて深い淵となるように、私の恋心も積もり積もって淵のように深くなったよ。






 春 の 月

   P1000778.jpg
   
  4月27日 午前3時 月が とっても綺麗だったので 撮りました。


   P1000782.jpg

この月は 26日の夜に昇った月なので、旧暦では3月17日の月。 満月です!


歌 に 詠まれる 月 は 秋の月 が 多いのですが、でも やはり、

この歌 は 春の月 が ふさわしい と 私は 思ってしまうのです。


                       


嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな
                     
                      西行法師 『千載集』恋五



「嘆け」と言って、月が私に物思いをさせるのであろうか、いやそうではない。
本当は苦しい恋のためなのに、月のせいであるかように恨みがましくこぼれ
落ちる私の涙よ。



この歌は「月の前の恋」という題で詠まれた歌。

月をながめていて、思わず涙をこぼしてしまった。涙はかなわぬ 恋のなげき のため
なのに、まるで 月のせい であるかのようだというのです。


山菜の美味しい季節 - アケビの新芽 -

「これ、美味しいですよ。 食べたことありますか?」と  頂きました。


     アケビの新芽

        アケビ の 芽 なのだそうです。 初めてですが・・

     ゆでて水にさらす

まずは、ゆでてみました。ちょっとつまんで食べてみると かなり 苦いので

水に晒して、でも、春の野草や山菜は、「苦み」を食べるものが多く、そこが
美味しいので、適当なところで 上げます。

 まだ、苦み 強いなぁ~ でも、試しに、

ごま和え  <ごま和え>に 

してみたら、よくあって とても美味しいですねぇ。

マヨネーズもいいですし、和風ドレッシングでも いけました。


越後湯沢では 「木の芽」といったら 「アケビの新芽」のことを言うのだそうです。

生卵を溶いて、茹でた「アケビの芽」に漬け 温かいご飯にのせて食べるんだそうで、

これが、とっても美味しいとか。


この年で アケビの新芽 の お食い初め でした(笑)。 



こちらも、野生のほうが美味しい ように 思います。

     P1000709.jpg

蕗は茹でた後に 一本一本 皮を剥くのが 大変。 大量に剥くと、後で爪の間が黒く
なるだけじゃなくって 痛くなったりするんですよね。  

   何か 良い方法は、ないでしょうかねぇー

とりあえずは、「食べたい~」と言う人に、「皮を剥いてくれるのなら いつでも
料理してあげるけど、どう~?」 と言うことに してますけれど。



  

 竹(の子) 取 物 語

「お宅の裏に 竹の子が出たわよ 大変!」と、教えてくれた方がありまして、

見に行ってみると、

     P1000744.jpg

しっかり 顔を出している 竹の子です。

裏のお邸の 管理を任されている方から、
「領域侵犯しそうな 竹の子が見えたら いつでも取ってくださいね」
と言われているので、さっそくいただくことにしました。

丁度 先日「焼き竹の子」の料理本を見たばかりだったので、よ~し、これで
やってみよう
と 腕まくり 

新鮮で小振りな竹の子を手に入れて、ゆでずに皮ごとオーブンで焼くのが
 おすすめです。
)とあったのです。


まさに 取りたての新鮮な竹の子 初めての試みに ワクワク。

250~300度に熱したオーブンで30~40分間焼いて取り出す。粗熱を
 取り、やけどをしないよう作業手袋などをして 皮をむく。根元の堅い部分を
 切り落とし、食べやすい大きさに切って 器に盛る。



     P1000748.jpg

オーブンを開くと、竹の子の 甘くて香ばしい においが 漂って、なんだか豊かな
気分に なりました。

山椒の芽を摘んできて、木の芽ソースをつくる 準備をして、竹の子を切り分ける。
混ぜ合わせるまえに、竹の子 一切れ つまみ食い。

竹の子の 風味と 香りが 口の中 に 広がります~♪
後味の ほのかなえぐみ も、旬ならでは です。)だよね~♪


 ? いやいや これは・・えぐみ過ぎでしょう~ !

木の芽ソースをからめた後ならば平気かも・・ でも、これではちょっときつそう。


料理の本を のぞいてみると、(竹の子は鮮度のよい小振りなものを使います。


この竹の子は 小振りではありますが、あれだけ土の上に顔を出していたから、
成長しすぎていて えぐみ も強いのかも知れません。

仕方ないので、大根おろしの中に 切り分けた竹の子を 漬け置いて えぐみを
取ることにしました。

焼き竹の子 の 風味は 薄れたようですが、それでも このシャキシャキとした
歯触りが ゆで竹の子 と ひと味違うような気がしました。


そういえば母が昔「竹の子取りに行くときは地下足袋を履いて行く」と言って
いたのを、このとき思い出して、なんだか懐かしくなりました。

母の「歌日記」を引っ張り出して開いてみると、こんな歌があります。

地下足袋の 足に踏みつつ 竹の子を 探してひそけき 竹藪に居り

竹の子の 在処探りて 踏む土の やわらかくして 朽葉の匂ふ

やはりそうでした。竹藪の中の土を踏んで足裏にあたる感触で竹の子の出処
を見つけて取る。そんな竹の子が “小振りの竹の子”なのでしょうね。


いちはつ の 花咲く 春

外に出れば つぎつぎと 咲き出す花々を 順次 楽しむことの出来る 季節です。

 
     バス停 に急ぐ道で、お庭に咲く 白い花に 足が止まりました。

    いちはつ1

いちはつの 花咲き出でて 我が目には
              今年ばかりの 春ゆかんとす


アヤメ科の中では、いちばん初めに咲き出すので 一初(いちはつ) の名があるとか。


正岡子規 が病床で ‘これが自分の人生最後の春’と思い 眺めた いちはつの花

この短歌で 花の名前を覚え、毎年この花を見ると 子規の歌が 浮かびます。

   いちはつ2 こちらのいちはつが咲くのも もうすぐ。




 パックンマックン が 獨協埼玉に・・

 お笑いタレントの パックンマックンが 獨協埼玉中学高等学校の PTA主催
講演会に来ると聞いて、「生のパックンを見たい!」と、ミーハーの私は 早速
いそいそ元職場に出かけて行きました。

NHKの番組「英語でしゃべらナイト」で パトリックファンになったのですが、
毎回招かれるゲストから英会話習得体験談を聞くのが楽しくて、学習意欲が
わいたものです。(あの番組なんで終わってしまったのかな~ 残念。)

相変わらず私は「英語でしゃべレナイ」ままではありますが、楽しむ英語学習
だけは お陰で 続いています。


講演会は大盛況 でした。「ビデオ、写真の撮影はご遠慮ください」ということ
でしたので、終わってから退場する時の これだけを 撮らせていただきました。

ぱっくんまっくん
 
本当に来たんだ、という 証拠写真? あとは、マックンのブログ(ポチッとクリック)
で、ご覧ください。

今回のトークで、私はマックンこと吉田 眞さんの英語への取り組み体験に感服、

英語を仕事にするのだから、当たり前といえばそうなのですが、参考になります。

特に 「楽しみながら英語に向き合う」 が いいですねぇ。 「楽しみながら云々」
は、私の モットー なので。 



    そして、お二人の写真は、こちらで

ビオトープ案内

   パックンマックン に 獨協埼玉中学高等学校の ピオトープ を 案内して
   いただきましょう。

標識 (1)


こならとくぬぎ 木楢や櫟

小川 小川

植物の名 説明もある

向こうに見える田んぼで、中学一年生が稲作体験をします。間もなく田植え
が始まるでしょう。これは 総合学習の一環、職業体験ではありませんよ(笑)


 お箸 の お話

          お箸と匙
 
箱根で泊まったホテルの朝食。朝粥もあって お箸とお匙 が添えられています。食事の
あと、ラウンジ で寛いでいた時に、ふと目にとまったのは 各テーブルに置かれている
手書きのプレート。

私が座ったところには 「お箸」の 歴史  について 書かれていました。

    P1000570.jpg


中国でお箸が使われ始めたのは紀元前2~3世紀頃からで、日本に伝わったのは
607年の遣隋使によると考えられています。

それまで日本ではまだ手食だったため、中国からの正式な箸食作法を、まずは朝廷
の人々に習わせることから始ります。

庶民にまで箸食が広まったのは更に遅くて、8世紀頃ですが、まだ箸と匙の両方を
使っていたようです。平安時代中期頃なって、庶民も箸のみで食事をするようにな
りました。

鎌倉時代以降、一人一つずつのお膳が用いられるようになると、器を手に持って食
べるのが作法となり、お膳には一対の箸が添えられました。これから箸を「一膳」
と数えるようになったということです。



五月からの講座のために、絵画資料を見ていたところ、『とはずがたり』に関係の
ある『春日権現験記絵』の中で、このような お箸 を使って 膳 の準備をする 様子
が描かれているのを 偶然見つけ 何だかうれしくなりました。

全く繋がりなどないはずの日常が こんなところから 確かに 確実に時代を超えて
繋がっていることを想う楽しさとでも言えるでしょうか。




     箸・春日権現験記絵
 【春日権現験記絵】かすがごんげんげんきえ 
                (『平安京と王朝びと』京都新聞出版センター より)


『春日権現験記絵』は、藤原氏の氏神である春日大社の由来と数々の霊験譚を
 描いた絵巻で、全20巻あります。付属の目録奥書から、1309年(延慶2)に 
西園寺公衡(きんひら)によって「 春日明神の加護による藤原氏一門の繁栄」を
祈願するため 春日大社に奉納されたものと分かります。


そして、この 西園寺公衡(きんひら)は、『とはずがたり』の中で、二条さんの愛人と
して登場している 雪の曙(ゆきのあけぼの)こと 西園寺実兼(さねかね)の 実際の
息子なのです。

『とはずがたり』の中で 雪の曙 こと 西園寺実兼が 春日大社に祈願する場面とも重なっ
たのも、お箸のご縁からでした。     この場面にも ポチッと)みられますよ。




涸沼 の しじみ

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      茨城県の 那珂湊おさかな市場 で売られていた、“涸沼のしじみ


茨城県大洗町の 涸沼 は淡水に海水が流れ込む汽水湖。 しじみ漁 で有名です。

今回は、涸沼までは行けないと思っていたところ、魚市場で見つけて買い求めました。

一個が、ペットボトルのキャップに丁度はいるほどの大きさのしじみで、一皿が大量。

なので、三分の一は 冷凍にしておきました。しじみは冷凍出来て、冷凍はむしろ美味しさ
が増すので好都合です。


      しじみ

  三年前に、大洗町で買い求めた“涸沼のしじみ”は 小振りのあさり程の 大きさでした。

  それでも、「昔のような 大きなしじみ は 獲れなくなった」と いうことでしたねぇ~


今回の‘肉厚やまとしじみ’、まずは、コクのある美味しい「しじみ汁」になりましたよ    




埼玉県 「都幾山 の 桜」 に 「百人一首 の 桜」 を 想う

日中の気温も上がって、風もなく穏やかな日となった15日(月)、ときがわ町にある
都幾川(ときがわ)の上流です。

   都幾川上流

都幾川の河原から見える山の名も、都幾山というのですが、ここでは八重桜が咲き始め
ているなかに、まだ山桜も見えて、シャガ、山吹、三つ葉ツツジなどが花好きの人たち
の目を楽しませていました。

   

   シャガ
毎年恒例になっている「シャガの群生」の写真を撮りに寄ったのですが、


みかも山で八重桜を撮った後でしたので、今回は、「桜」に注目。同じ「八重桜」とは
いえども、種類によって花の雰囲気がこれほど違うのかと驚きました。

   普賢象
        
      普賢象(ふげんぞう)と名札が下がっていた八重桜です。


   東錦

       こちらは 東錦(あずまにしき) とありました。


他に、名前は分からないのですが、こんな 八重桜 も咲いていました。

   P1000736.jpg


   P1000739.jpg


現代では、八重桜の種類も数え切れないほどあるということですが、さて、「百人一首」
にも採られている 伊勢大輔(いせのたいふ)が詠んだ 八重桜 はどのような花だったので
しょうかね。




「百人一首」の中には、桜 が詠まれている歌が 六首 あるのですが、「八重桜」はこの
歌だけです。


61 いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日九重に にほひぬるかな
                        伊勢大輔[『詞花集』春(二九)]


[歌意] 昔の古い都奈良に、美しく咲いていた八重桜が、今日は この九重(宮中)に、
    みごとに咲きほこっていることですよ。


この歌はこのような状況の中で詠まれた歌だそうです。
  
宮中 清涼殿の前庭で、奈良の興福寺から届けられた桜を受け取る儀式が行われて
いました。

天皇と中宮である彰子様、その父の太政大臣藤原道長をはじめとする多くの公卿や女官
たちも左右に分かれて控えています。

興福寺の僧都がささげ持った桜を受け取るお役は、あの『源氏物語』の作者である紫式部
でしたが、彼女から名誉ある「受け取り役」を新参者の伊勢大輔に譲られたのです。

急のご指名にもかかわらず、伊勢はたじろぐことなく、即座にこの一首を朗詠しました。

この歌に対して満座から賞賛の声があがって、伊勢大輔の晴れがましい宮中デビューと
なったということです。



昔 奈良の都で咲き誇った八重桜が、今日は「九重」の宮中でいちだんと美しく咲き誇っ
ておりますね と、王朝の繁栄を讃えている歌です。

平安時代に咲いていた八重桜の中でも、最高の桜であったことは間違いないでしょうね。






みかも山 の 八重桜

新緑 の 美しい みかも山 へ

 新緑のみかも山

万葉の時代 から 歌に 詠まれた 三毳の山 です。

下野の 三毳の山の 小楢(こなら)のす まぐはし児ろは 誰が笥(たがけ)か持たむ
  〔下野の三毳山のコナラの木のようにかわいらしい娘は、だれのお椀を持つのかな
    (だれと結婚するのかな)〕



なだらかな山の、林の中を ゆっくり登っていくのが 癒し

    森林浴
 
鳥の声がする方に 目を向ければ  その姿を見ることもあり、

                 見上げると 花 を つけている 木 もあります。

  アルバアオダモ(もくせい科)  アルバアオダモ(もくせい科)


 
今回は、

  みかも山 の 八重桜 が 咲くころだと 予想して やって来ました。

   みかも山の八重桜


いにしえの 奈良の都の 八重桜 きょう九重に においぬるかな と、

            都を飾る八重桜もいいけれど


   緑の中で、山桜とともに咲く 八重桜 は いっそう美しく 伸びやかです。



   八重桜の花

   八重桜 の 葉が 桜餅 を 包み、 そして

  桜茶 桜茶 にも なる

 
    八重桜 にも いろいろ 種類 が あるということですが、 

山桜 に くらべると 華やかで 儚さを感じさせない 八重桜 です。




 さいたま市 産 タケノコ

     竹の子

     今週のはじめ、JA 見沼農産物直売所 に出されていた タケノコ 

この時期は まだ スーパー・マーケットで 熊本産、福岡産 の タケノコ を 見る位
だったと 思ったのですが、今年 は 地元産 のタケノコも 出るの 早く ないですか ?  


義父 の 好物、早速 函館に送りました。 このように梱包して クール便で送るのが 一番
よい 状態で 届きます。  

毎年 恒例 の タケノコ便 ですが、まだ術後の痛みが残っているという義母に 負担になら
ないかと ちょっと 気になる 今年の 春届け便 。



 
          14RES01A.jpg         08SHI05A.jpg

函館は 雪こそ消えましたが まだ寒くて、草花の ちいさな芽 が やっと 顔を出した程度です。






2013 獨協大学 オープンカレッジ春期・通年講座

獨協大学のオープンカレッジで担当させていただいています2つの講座

天皇に愛された女の物語 ー日記文学「とはずがたり」と鎌倉時代ー

・よくわかる百人一首の世界 ー和歌から古典の世界をひもとくー

ですが、2013年度 も 開講 が 決まり、本日、大学から その旨 連絡がありました。


毎年2月から「講座案内パンフレット」の配布が始まり、3月11日から受講の申し
込みが始まっております。が、実は 一定人数の受講申し込みがない場合は、その
年度の開講が見送られることになっているのです。

ですので、獨協大学で楽しく講義をさせていただいております私としましては、毎年
合格発表を 待つかのように、 ちょとドキドキしながら 開講 の知らせを待っているの
です(笑)。

さて、また受講を希望していただいた方々を想いながら、分かりやすく楽しい講座に
なるように、資料などの準備にとりかかることにいたしましょう。



12年度 の 講座 から

   鎌倉紀行
『とはずがたり』は鎌倉時代の作品です。作者 二条が訪れた鎌倉 へ ご一緒しました。


   百人一首講座 「百人一首」の世界

歌の意味を知り、逸話などを通して 今も変わらない豊かな世界を味わっています。


<アンケート・感想より>
・興味ある講座で、内容もわかりやすかったです。わくわくしながらかよいました。
 最後に先生を囲んでお話できたら嬉しかったです。

・歌の意味だけでなく、歌人の背景、人となり、その頃の様子(時代、背景 etc)を
 教えていただき楽しかったです。意味もよくわかりました。

・百人一首の、全員での読みあげ。チョイ取りかるたが良かった。少し横道に入る
 のが楽しみでした。文法は苦手でした。


   -他多数 ありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。ー




とはずがたり  は ブログ「とはずがたり」公開講座クリックでも可)にも
          書いているこれまでのストーリーをお話して「扇の女」からはじめ
          ます。

          途中からでも十分お分かりいただけるよう準備をしていますので、
          初めての方でもお気軽にご受講ください。 

百人一首 は、

          本八重桜  この歌 から

    いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日九重に にほひぬるかな

*獨協大学 オープンカレッジ の講座申込み期間 は 開講日の3日前までとなっております。




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 蝦夷ツバキ の 開花 

     P1000649.jpg

        8年ぶりに、やっと 花を咲さかせた  蝦夷ツバキ 
  
ず~と昔 函館から、まだ小さい苗木を買ってきて、初めて花を咲かせたときも感動でしたが、

    こちらに超して2年目から、ぱたりと花をつけなくなってしまった木です。
  
  
  日当たりの良い場所に移植したり、施肥をしてみたり・・・
  なにせ狭い庭で、枝を伸ばしては 剪定されて それでだめだったのかも。
  
もう半分あきらめていた今年、葉の間に 花の蕾が幾つかあるのを見つけました。


「 どっかにやられるか、切られちゃうところだったんだよ。 やっと咲いたね 綺麗 綺麗 

                               
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百:24 福岡 の おみやげ 「梅干し」に・・

    梅干し

息子さん一家の転勤先である福岡に行ってきたのでと、「おみやげ」をいただきました。

その包装紙を見て、思わず

「あら、梅干し うれしいわ! そうか 福岡は 菅原道真 だものね」
と言ってしまったのですが、

「え~ ? あ~ 太宰府天満宮 のね 梅だから・・ね」と。(苦笑)



包装紙にデザインされている この歌 が目に飛び込んできて、とっさに天満宮の名前が
出てこなくて・・そうそう、こちらが本場(?)の太宰府で飛び梅伝説の 梅 でした。


東風吹(こちふ)かば 匂(にほ)ひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ


九州の太宰府天満宮で開かれる「かるた大会」では、序歌(じょか)としてこの和歌が
読まれるということでした。 (「百人一首」Q&A  クリックで)


この和歌の 五句目「春な忘れそ」も ちょっと 気になるところです。なぜなら、各地
天満宮によって、違いがあるからです。「春を忘るな」と書かれているのをご覧になる
ことはありませんか。


     京都・北野天満宮

      京都の 北野天満宮 です。 向かって左の柱に書かれている 歌 は、

     北野天満宮「春を忘るな」   「春を忘るな」でした。





     高鳥天満宮

        群馬 の 「高鳥天満宮」では・・


     記念碑に「忘れそ」

      境内にある 記念碑 に「春な忘れそ」とありました。



「春なわすれそ」も「春を忘るな」も 意味上変わりはないのですが、「な~そ」での禁止
 表現に強さが感じられます。

どうしてこの違いが生まれてのかは分からないのですが、初出の『拾遺和歌集』には、

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな

とあり、後世に「春な忘れそ」とも書かれるようになったということです。


各地、各所にある「天神さま」にも 和歌が記してありましたら、ちょっとこの五句目
に注目なさってみてはいかがでしょうか。


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百:9  はなのいろは うつりにけりな いたづらに・・・

いよいよ雨脚が激しくなってきたようです。夕方から夜にかけて大雨暴風に注意との
天気予報、いよいよ見沼の桜も終わりの時を迎えたようです。


    女体神社前

   
 見沼田んぼ 西縁 氷川女体神社前を流れる見沼代用水沿いの桜。

    花は流れて
   水面が桜の花びらで覆われて、花筏となって ゆっくりと流れていきます。
  
   あとから、あとから、重なるように 花は舞い落ちて いました。





この見沼田んぼ 代用水沿いの 今年の さくらは・・


     3月23日の桜 3月23日(土)
      東縁 が“七部咲き”から、木によっては“八部咲き”


     満開の桜
       満開 !  多少 花びらを 散らす木もありました。


     5日の桜
       
      そして、これが 今年見る 見沼さくら の最後となるでしょう。 

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はなのいろは うつりにけりな いたづらに
                   わがみよにふる ながめせしまに

                 小野小町 (「百人一首」9番 ・ 「古今和歌集」春下 )

歌意: 桜の花の色がすっかり色あせてしまったと同じように、私の容色もまたはかなく
   衰えてしまったわ。春の長雨が降るのを眺め、いろいろ物思いにふけっていた間に。


小野小町は平安時代を代表する女流歌人、絶世の美女伝説が残り、今も美女の代名詞と
して語られる人。小野篁(「百人一首」参議 篁)の孫、在原業平の恋人ともいわれるが、
真偽のほどは不明。

小町生誕の地という伝承は、東北から九州に及んで残り、お墓についても東北から山口
までに点在している。男性からの求愛にもなびかなかったという伝説が多く、その反動
か、晩年は落ちぶれて諸国を流浪したという伝説も多い。

『とはずかたり』巻四には御所追放となった二条さんが、諸国への旅に出た我が身を
小野小町伝承の一説を引いて語るところがみられて、伝承はひろく語りつたえられて
きたことが分かる。


この和歌は、桜の花が色あせて散っていくようすに、我が身の容姿の衰えを重ねて嘆
くもの。その嘆きを桜の花に寄せることで一種の妖艶さや、魅力的な美を漂わせた。


ただ、なにも それを「美しい女性が、容色の衰えを嘆く歌」とだけとらえる必要はな
いのではないだろうか。

むしろわたしには「花の移ろい」に「人生の衰え」を重ねることで、美しい女性に限ら
ず 生きとし生けるもの の、普遍性をもった感性で詠まれた歌のように思われる。見沼
の桜を観賞しつつそう思ったのは、年を重ねた身であるからかもしれない。


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♪ ちいさな 訪問者 ♪

二日つづきの 雨   大荒れの昨日 も 姿を 見せてくれませんでしたが・・


   とり前

雨があがった 今日あたり また 来てくれるかな ?

   P4010131.jpg

あなたの 後ろ姿 も ステキ です。   何という お名前でしょうか ?




『花 筺(はながたみ) ー 日本さくら草

埼玉県西部を訪ねた際に、日本さくら草 が売られているのに目がとまりました。


     花集合


   紅   桃色



「日本さくら草」と一括りにされず、その種類ごとに名前が書かれています。薔薇も
そうなのですが、それぞれに付けられた名前の由来も気になるところです。




天皇に愛された女の物語 ―『とはずがたり』と鎌倉時代-  講座 レポートから
                          

 花 筺(はながたみ)

知人から日本桜草の株を数種いただき2年程前から栽培を始めました。花後の管理
がけっこう難しく1年目は思うように花が咲きませんでした。

来春こそはたくさん美しい花を観賞できるように冬越しの準備をしています。

愛好家も多く「日本さくら草の会」というのがあり 会員が作品を持ち寄って、毎年
展示発表会を開催しています。今年四月さっそく 観に行きました。

丹精こめられた作品が数百鉢? 勢揃い。白・紅色の濃淡・淡紫色など淑(しと)やか
な花立ち姿は清楚で気品があり 日本古来の優雅さを感じました。


種類ごとに付けられた名前がやはり古風です。「小桜源氏」「御代の誉」「春裳」
「汐煙」「旭の袂」「神代冠」等々。そして、私の最も好きなネーミングが『花筺』
趣があり字作りも素敵だと思います。どのような人が、どのような経緯で名付けたの
かしら ちょっと気になっていました。

そんな折り、偶然にも謡曲集のなかに 世阿弥作『花筺』を見つけました。内容は、

越前の国 味真野で 男大迹王(おおどおう)の皇子大迹辺(おおあとべ)に 寵愛され
ていた照日の前(てるひのまえ)は 継体天皇となった皇子を慕って狂乱状態となり
大和の国の玉穂の都へと急ぎます。

形見の花筺と狂乱するまでに激しかった彼女のひたむきな慕情とが、その恋を成就
させ、めでたく彼女は女御(にょうご)となった というものです。

舞台は、里下がりをしていた照日の前のところへ皇子から手紙と花籠が届けられる
ところから始まります。その思い出の花籠こそが 恋する人の形見=『花筺』という

そして、その時着ていたのが「忍の摺衣(すりごろも)」で、

忍もぢずり誰ゆゑに 乱れそめにし・・・」が引用されているのも興味深いところ
です。

はながたみ(花筺) めならぶ人の あまたあれば 忘られぬらん 数ならぬ身は
                            <古今和歌集・恋5>
花かごの目のようにあの人には 見比べる人が大勢いるので 忘れられてしまって
                     いるのだろう、物の数でもない私は
) 


さくら草『花筺(はながたみ)』の名付け親?が、もしも古典に精通した方だとしたら

大拍手です。

                     ( Kyo.紫 Hasizume さん)



※この和歌にある“数ならぬ身”という文言は『とはずがたり』の文中にもよく使わ
 れています。 
 なお、「とはずがたり」公開講座 の現代語訳は、4月から再び「新しい順」 に
 並び換えしています。  ここ(← クリックで)からもご覧いただけます。

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Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
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