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中 氷川神社

武蔵一宮 大宮氷川神社へ参拝に行ってきました。


     氷川神社3no鳥居

     三の鳥居です。


     案内

境内の広さ約三万坪、参道の長さは中山道一の鳥居から約二キロメートルあります。



     楼門

大宮氷川神社の境内は見沼(江戸時代中期まで存在した広大な沼)の畔に立ち、
もとは見沼の水神を祀ったことから始まったと考えられているのです。






次に向かったのは「中山神社 08CAR02B_20120228222106.jpg


氷川神社参道と平行に走る産業道路を浦和方面に向かって進むと、途中左手に
中山神社」の表示を目にします。



ここが通称「中氷川神社」、創建は人皇十代崇神天皇の御代と伝えられます。


     中山神社

当社は、大宮の「氷川神社」と見沼の「氷川女体神社」の直線上にあり、広大な見沼を
挟んでちょうど中間に位置するところから「中氷川神社」と名付けられました。

明治の終わりに、山の山村神社などを合祀して「中山神社」の社名に改められました。



     
第二産業道路までの細い参道は木漏れ日が差して風情ある小道になってはいますが、
駐車場もなく、行事のない時期には参拝者の姿もなくて境内は静まりかえっています。



     中山神社拝殿



現社殿の裏側に、旧社殿が 覆い屋 の中に保存されています。

     中山神社旧社殿

     旧社殿内
     格子の内側にある「旧社殿」。その一部を撮ってみました。
      


桃山様式をもつ市内最古の建造物として大宮市指定文化財に指定、建築学上大変貴重な
資料であるとの説明が掲げられています。


                               03TWE20B.jpg





お雛さま 公開

春が突然やってきたような暖かい日でしたね。こんな日こそお雛さま日和と、
香取神社(越谷市大沢)に行ってきました。


お雛様公開
★2月18日(土)から3月20日(火)まで
江戸時代から平成までのお雛様約500体以上を飾ります。




     雛飾り



お雛さまが現在に近い「内裏雛」の形で完成されたのは江戸時代といわれています。

     江戸後期享保雛


雛人形の源流ともいえるお雛さまは「寛永雛」ですが、続いて流行した享保雛です。
江戸時代の享保年間(1716~1736)に流行したことからこの名があるのでしょうね。

前に置かれているのは、市松人形で 享保雛ではないです。




     江戸中期京都の人形師

次郎左衛門雛(じろうざえもんびな)
江戸中期、京都の人形師 次郎左衛門が創始したといわれます。
丸顔に引目鉤鼻(ひきめかぎはな)の典雅なお顔が特徴なのですが、

よく撮れませんでしたね 肝心な お顔 


     有職雛

有職雛(ゆうそくびな)狩衣姿 

公家社会で飾られるお雛様で、 装束は有職の作法に従って忠実に再現されてい
ます。着衣の様式によって、束帯雛(そくたいびな)、直衣雛(のうしびな)、
狩衣雛(かりぎぬびな)とも呼ばれています。




     土人形雛

地方に伝わる土人形のおひな様。土人形雛

まだ小さかった子供のころのことですが、親類縁者から初節句のお祝いに土人形が
贈られる風習が私が育った地方にもあったことを思いだしました。


お雛さまの衣裳やお道具類は平安・鎌倉時代のもの。

こんなものもありました。

貝合わせ2  貝合わせ1

貝合わせ は、伏せた貝の同じ絵柄を開けたら取る という、トランプでいう神経衰弱
のような 遊びだったようですが、かるた取り のルーツでもあったとか  


     絵雛人形

絵に描かれた お雛さま です。こちらの官女は しっかり 江戸時代大奥の容姿 ですね。 



黒いダイヤ

今日のニュースに、「ナマコ輸出に出資と 17人詐欺の疑い」とありました。

乾燥ナマコの需要が高まって輸出業者への販売価格が高騰しているということで、
なんとあのナマコが今や「黒ダイヤ」と呼ばれているとは驚きです。

気味悪い容姿の生き物で「海鼠」と書くナマコですが、我が家では「酢ナマコ」に
して食するのが好評です。

酒の肴には最高らしくて置いている魚屋を探しては買い求めています。
が、近年ナマコを置いているお店、本当に見かけなくなりました。

デパ地下などで見るととんでもない高値ですよね。

それと比べてしまうためでしょうか、大宮のあるお店で見つけたナマコ

これは安いわ!それに活きがいい」と感激。それ以来大宮に出かけたときには
必ず寄って買うようになりました。


日本や中国において古くから食用とされてきたことが知られている「海鼠」。
その最古の記録は古事記とされ、その天孫降臨<猿女の君>神話の中に記さ
れているほどです。でも、

今回は食の「文化と歴史」ではなく我が家流「酢ナマコ」の作り方にいたしましょう。

だって、飲み屋でナマコを注文すると、数えられる程の数切れが、-おうちで作れば、

肴に海鼠を

-これこの通りですから。




<酢ナマコの作り方>

1_20120221213706.jpg できるだけ新鮮なうちに裁いておくとよい。
①まず、縦に真っ直ぐ包丁をいれます。中の内蔵が出てくるので、
 それを取り出します。


このワタ海鼠腸(このわた)
②ボールに受けて、水道水を流しながら内蔵を取り出します。
 その中の腸だけは、中にあるものを扱き出して使い、他は
 捨てます。



2_20120221213815.jpgサッと洗った身の部分。
③これを、縦4つに切りわけます。先ず半分にして、それぞれを又半分に。
 手早くするのがコツです。出来れば、手を氷水で冷やしながらこれらの
 作業をするとよいでしょう。「ナマコは、手の温度で焼ける」といいます。
 鮮度がすぐに落ちるということだそうです。



3この後4本になります。
④縦に切り分けたら、布巾又はキッチンペーパーで押さえてよ~く水分を
 拭き取ること。後で、水分が出てきて味が水っぽくなってしまうからです。


4この厚みはお好みです。
⑤4本を、それぞれ同じ厚みになるようにして、スライスします。
 

5味付けはお好みで。
⑥中に、だし昆布10cmほどのものを入れています。器に入れていって
 最後に味付けです。我が家は甘味が入るとダメなので、簡単にぽん酢
 をかけていますが、パックの「味付けなまこ」で売られているものは
 「酢蛸」よりは薄味ですけれど甘酢味ですね。
 柚子とか、生姜とかの薬味もお好みでお試しください。





「百人一首」では、80番の歌

「百人一首」では80番にある歌です。

80 長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れてけさは 物をこそ思へ                 
                        待賢門院堀河(たいけんもんいんほりかわ)
 

歌意
あなたのお気持ちはいつまでも変わらないのかしら。わたしにはわからないので、
寝乱れた黒髪のように、今朝、わたしの心も乱れて物思いをすることです


この歌が詠まれて完成していく場面が、先々週でしたかのNHK大河ドラマ「平清盛」に
出てきましたね。

作者「待賢門院堀河」は、鳥羽上皇の中宮(妻)となった女性 待賢門院にお仕えしてい
た女房(女官)でした。

それが丁度 清盛が北面の武士として鳥羽上皇に仕えた時代でしたから。
その場には佐藤義清(のりきよ)も、清盛と同じ北面の武士として控えていました。

     サロン


最初はこの歌

長からむ 心も知らず わが袖の 濡れてぞ 今朝は物をこそ思へ
と詠われたのを、佐藤義清のアドバイスによって完成したのだという場面。

     佐藤義清


・長からむ心→末長く相手を思い続ける心。
・知らず  →ここでは、あてにできなくて、期待できなくて、という意。


だから、ここは「わが袖の 濡れて」ではなく「黒髪の 乱れて」としてはいかがかと。

・黒髪の乱れて→私の黒髪の乱れているように、心を取り乱して。となると・・・、

恋人と一夜を明かした「後朝の別れ」に、黒髪を乱してただ一人思い悩む女性の情感が、
しみじみと伝わってくるというのです。

 主題は、恋の不安。


     和歌

     主人である待賢門院璋子が復唱して感心する場面。



この北面の武士、佐藤義清(さとうのりきよ)は文武に秀でた颯爽たる美丈夫であった
といいます。

そしてこの人こそ23歳のとき出家し、それからは諸国を旅して苦行修行を重ねた歌人
西行法師なのですねぇ~。


この150年後に、『とはずがたり』の作者後深草院二条が、先人西行に憧れて女の身で
ありながら出家し、諸国行脚の旅に出ます。

『とはずがたり』の後編は西行を真似て修行をし歌を詠んだことを書き留めたものだと、
巻末の跋文に記しているのです。、

西行は 後深草院二条 に大きな影響を残した人物でもあるのです。




歴ドラ は録画して、都合のよい時に観るのがいいですね。
古典文学作品との繋がりを見るのも興味深いものです。



ということで、本日は「歴史ドラマの歩き方」ということにしておきます。




バレンタイン に 芋ようかん


バレンタインに 芋ようかんを」と、確かに書いてありました。

先日、薩摩芋だけでつくる「元祖芋ようかん」があるという足利に行ってきました。

おじいちゃん(義父)に贈るバレンタインの品を、今年は<芋ようかん>にしようと
思いついたのです。

     舟定店舗

        おり姫菓子処 舟定

元祖 芋ようかん は、舟定2代目が自然の味を大切にと工夫に工夫を重ねて創案した
秘伝の味、和菓子の逸品です。
と書かれてました。

元祖」 「秘伝の味」の言葉に重みを感じますね。

浅草の<和菓子舟和 の芋ようかん>がありますが、こちら定吉さんが兄弟子だったと
か。  足利市の <舟定 の芋ようかん> が元祖なのだ ということですかね。




     芋ようかん

本当に薩摩芋そのもののお味でありながら、上品な味わいの和菓子でした。


今頃は、おじいちゃんのお口へ運ばれて「バレンタインには芋ようかん♪」になって
いることでしょう。




そして、足利には他にも よく知られた蕎麦屋があるということで、行ってみました。

11時半開店 の札が立てられていました。が、
30分前から、もう前の駐車場に車を止めてお店が空くのを待っている人がいます。

     一茶庵
      足利一茶庵蕎麦打ち(製法)を学ぼうと、足利まで多くの人がやって来て、
「足利詣で」という言葉が生まれたとも。



     更級蕎麦

「さらしなそば」を注文しました。

細くて、白い。見た目はソーメンのようでも、しこしことした歯触りの蕎麦。
これも美味しくて、蕎麦好きな義父の顔が浮かびます。

乾麺も売られていたので、買って帰りました。「さらしな」よりは蕎麦の色、
気持ち太い蕎麦。この蕎麦も贈ることに。


じいちゃんのバレンタインには<芋ようかん>と蕎麦♪



それでも、来月は、いつも通りの<六花亭ストロベリーチョコホワイト>

待ってま~す。    


防災グッズ


先月の新聞には一面に

東日本大震災の影響で地震活動が活発化していることを受け、東京大地震研究所は
23日、首都圏でマグニチュード(M)7級の直下型地震が4年以内に70%の確率
で起きる可能性があるとの計算結果を公表した。家具の倒壊防止や緊急の連絡手段の
確認などの備えを促している。
との報が掲載されていました。



続いてTV番組「さかのぼり日本史」で、宝永7(1707)年に起きた宝永地震によ
る被害の詳細を知りました。東日本大震災 以前では、史上最大の地震。2万人以上の
犠牲者が出た大震災であったといいます。

日本の歴史を紐解けば、なんと地震の多いことか、改めていうことでもありませんけれ
ど この先を憂うばかりです。



我が家でも、思いつく対策はそれなりに施しているつもりではいるけれど ??
これでいいのだろうかと、不安ではあります。

気になるところは、確かにまだありますね。たとえば、

キッチンに居る時に一番気になるのが、食器棚や観音開きの収納庫。上に高く手を伸
ばす位置に、前後4つある戸棚。

台所に立つたびにバッタン、バッタン開けたり閉じたりの回数も多いところです。



作業中はしっかり止める訳にもいかないけれど、強い揺れが来た時には一斉に開いて、
食器、器具類が一気に雪崩落ちてくるだろうとの予想はつくけれど。

そこへ、「ドアの取っ手に掛けて、開くのを簡易的にとめ」ておけるストッパーの紹介。
これもTV情報。掛けて片手で絞るだけでいいから手間もかからなさそうだし。



ということで、今日は、出先から そのお店のある大宮まで足を伸ばして「防災用品」
コーナーを探してみました。

     ストッパー


売り切れでした。入荷まで後少し待たなければなりません。 


で、先ずはこんなものを買って、棚の食器の下に敷くことにしました。

     ノンスリップ


ああ、そうだ~

忙しいからと、後回しにしていることじゃない。身の回りでの出来る対策はさっさと
取り掛かからなくっちゃいけないナと、

グッズ品切れを知って、反省したところです。





人権講座-古典社会に於ける人間像


昨日からの雨模様が、未明から本降りとなりました。
乾いた外気が一気に潤って、草木も生き生きとして見えます。

昼頃になると一時雨もあがったようで、黄色い帽子をかぶった小学校低学年の生徒
たちが、閉じた傘で水溜りをつつきながら下校していきました。

寒さが緩んできて、大きく膨らんだ紅梅の蕾が開きかかっています。

紅梅



「暦の上での立春とは名ばかり」が常ではありますが、文字通り「一雨ごとの暖か
さ」が期待されます。


そんな雨模様の中でしたが、昨日近くの公民館の講座室で「人権講座」があるとい
うので受講してきました。無論その題名にひかれて申し込んだものです。

<お知らせ>には

「古典文学における女性像、男性像」-平安時代に書かれた
源氏物語や枕草子の中の女性像、男性像に焦点を当て、当時の 恋愛観や
結婚観に興味深く迫ります。-


とあったのです。



鎌倉時代の作品である『とはずがたり』を読むうえでも、また『百人一首』の歌を
鑑賞していくうえでも欠かすことのできない視点として取り上げてきた内容と重な
ります。

ただし、こちらは「人権講座」、一回(90分)きりの講演となりますので、どう
しても古典文学作品も資料としての扱いとなるのは否めないようです。



1月の5日から申し込み受付、定員40人とありました。寒い中を、どれほどの方が
関心を持って参加されるだろうと思っていたところ、

P2030003_20120207230518.jpg

講座室はいっぱい、定員をオーバーしていたのではなかったかと思われるほどです。



レジュメには、

P2030001.jpg

内容に届く的確な言葉選びとキャッチフレーズは 大切な要素。



そして、最後の資料には

P2030002.jpg

当時の人々の肉声を聞くには、これをと 和歌9首をあげられていました。


「当時の人に通じ合う心があると思いませんか。基本的な人間の感情は社会のしくみ
 とは関係なく今もかわらないということですね」[講師:長谷川美智子氏(作家、
 エッセイスト)の言葉です。]







続きを読む

香の物


これ、“お料理” とは言えない かもしれませんが、義母から教わったものなんです。

丁度冷蔵庫を開けたら 材料が残っていたので作ってみました。


     恵方巻?

こう見えても、決して 恵方巻 ではありません!たまたま今日が節分なだけです。

切り分けると、

     切り分け

やっぱり、巻寿司 に見えてしまいますね。ちょっと太すぎたようです。 


実は、これ 懐石(茶の湯で茶を出す前に出る簡単な食事)の一品‘香物’です。

各種の漬物(と言っても 何でも良いというわけではないのですが)を海苔で巻きます。



材料は、

     材料

海苔は 1枚(全体を巻く)・1/2のものを1枚・1/3のものを2枚 用意します。
中に巻く漬物は みそ漬けや醤油漬け、 がり(甘酢ショウガの薄切り)、大葉


     
まず、

     作り方1
①がり はしっかり絞って、1/3の海苔に がりだけで巻いたものを 2本つくる。

②1/2枚の海苔に、ごぼうの漬物をしっかり巻く。

 自家製の‘ごぼう醤油漬け’(細牛蒡を軽く茹でて めんつゆに漬けておいたもの)が
 あったので、そのまま使いましたが、みそ漬けで太いもの場合は細く切って使います。

 

     作り方2
③1枚の海苔を簀巻きの上に広げ、①を2本置く。その上に大葉を3枚並べて、その上に
 ②を間に置く。


     作り方3
④大根の味噌漬けを80~100g用意します。ちょっと足りなかったので、ナスのみそ漬けを
 足しました。1cm角に切っておいたものを、がり巻を挟むような形で置きます。

⑤その上に残った大葉(7枚くらい)すべてを上に置いて、しっかり巻きます。
 海苔で巻いたものは、巻口を下にしてしばらく置くとしっかりとまります。

⑥海苔巻き寿司を切るように、一口大に切ります。


     取り分け

やはり、ちょっと大きかった  一口で食べられるぐらいの大きさじゃないと、
お品良く“香物”です とは言えないかな。

この中の、ごぼうの醤油漬け が美味しく出来ていたので(自画自賛)入れ過ぎたみたい。
細ごぼう漬け5本を巻いたけれど、これなら3本でよかったわ。



実はね、「これだけの材料、何も手をかけてわざわざ形作らなくっても それぞれを食べれば
一緒じゃない」と思ったのですが、全然 違うということが、食べてみて初めて分かりました。

紫蘇と、海苔の風味が漬物とちょうどよいハーモニーを醸し出して美味しいんです!


ぜひ、お試し下さい。




「この 組み合わせなら こんな味になるかな」 と、想像する以上に 美味しくなるものを
もうひとつ      


     豆乳カルピス
濃縮カルピス と 豆乳を 1:4 に混ぜて、シナモンを上に振り入れてます。

私は豆乳にしましたが、牛乳があうそうです。またカルピスとの割合は好みで調節してみて下さい。

トロリとした食感になりますよ。     







プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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