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烏賊の塩辛

青森で生まれて函館で育った夫は、新鮮な魚貝類なくしては日々の食生活に支障を
来す程の「おさかな党」

「魚屋さん」と呼ぶお店が身近に見られなくなった近年、スーパーマーケットの「お魚
コーナー」で、酒の肴になる食材を探して足を運ぶのもしみのひととき。

それを、自分流に調理するのもこれまたしい・・・ようですよ。見ているだけの私も
(らく)なので、「あなたのつくる塩辛本当においしいよね!」と感心しつつ褒めますと、
「写真に撮りたいんだろ? いいよ、どうぞ」  という訳で

は~い では、-らく楽クッキング- 酒の肴になる‘烏賊の塩辛’の作り方 デス


①PA230009
刺身烏賊 買ったものを一旦冷凍しておき、時間のある時に解凍して
調理する場合もあります。

②PA230011
烏賊の上に、氷をのせてから水をいれて調理にかかる。


③PA230013
指で中のワタを、身からはずしながら足から引き出す。


④PA230025
身を開いて、内側をきれいにし、耳ははずす。
塩辛にする場合、烏賊の皮は剥かない。皮に旨味があるので。
(右上の器にあるのは、塩漬けの烏賊ワタです。)
身の部分は、横に三つに切り、

⑤PA230028
縦に細切りにしていきます。
包丁の先に力を入れて、線を引くように切る。
‘烏賊刺し’にする場合と同じ、確か「引き造り」とかいう切り方・・カナ?

⑥PA230030
耳も同じように、縦に細切りにする。
足の部分は他の料理に使い、ここへは入れません。
(私がつくる場合は、足のコリコリ感が好きなので、入れます!)

⑦PA230031
すべて切り終えたら、上に烏賊のワタ(ゴロとも言う)を薄皮の袋を
破いて取り出し、加えます。

この時のワタは、前回のものを多めの塩で漬けておいたものを使うと
より美味しくなるんです。

⑧PB190005
そのために、今回の烏賊ワタもこのようにきれいに処理しておきます。

⑨PA230020
このように、余分な部分をはずし、細い紐のような烏賊墨の袋もはずして
おくとよいそうです。

⑪PA230010
塩で真っ白にして、冷蔵庫の奥に入れてあった‘烏賊のゴロ漬け’
他の料理にも使えます。

⑫PA230032
掻き回し、からめて塩加減を確かめ、

⑬PA230033
塩を足す。今回は大さじ1強を足しています。塩は時間を置くと中に
しみてまろやかな味になるので、この時はかなり塩辛くしておいて大丈夫。


⑭PA230034
すでに輪切りにして売られている唐辛子をつかっています。

⑮PA230035
烏賊三杯、相当な量になります。まず出来たらすぐに食べますが、
半日置いてからが美味しいようです。
冷蔵庫に保存。一日一回は掻き回すようにします。市販の烏賊の塩辛より
刺身感覚ですので、いつも5日ほど食べきってしまいます。




05MEA08A.jpg 05DRI03A.jpg











紅葉なりけり

     紅葉

大学構内、今 紅葉の盛り。

見上げて 振り返り  ぐるり 眺めながら 歩きます。

もう しばらく楽しめそう やがて はらはらと 色とりどりの黄葉、紅葉

落葉の舞う その下を 行くのもまた いいものです。


山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり
【やまがわに  かぜのかけたる  しがらみは   ながれもあえぬ  もみじなりけり】

この木々の下に、もしも 川の流れがあったならばと 想像すると 

「百人一首」にも採られた この和歌が 浮かんでくるような 風景です。

山あいを流れる川に 風がかけ渡した色鮮やかな柵(しがらみ)、
     ああ、あれは流れることができずにたまった 紅葉 だったのだ!





       <かるた倶楽部 からの お知らせ>

「百人一首」講座の自習 として かるた取りの練習を おこないます。

場所: 6号棟 308 教室

日時: 12月  8日(木)・15日(木)10時45分~12時15分


*「 かるたを楽しむ」ことを旨として実施していますので、お気軽にご参加ください。









実野里 フェイバリットガーデン へ

昨日の日曜日、日中は良い天気で気温も23度にまでなりました。そこで、ちょっと
した観光地・フラワーガーデンにでも出かける気分で、埼玉県久喜市菖蒲町柴山
にある 園芸ガーデン美野里 に行ってきました。


     看板

今回、こちらを訪れた目的は、花や植木を求める為だったのですけれど、密かに
期待していたものに ‘あるジャムの材料と作り方を知ること’ がありました。

前回 友人に案内されて 久しぶりに訪れた美野里で、お花見て歩き
園内散策を楽しみました。園内の マルシェ( 軽食喫茶)で出されている

スコーンに付いていた‘ジャム’。この味が忘れられなくて、機会があれば是非
直接伺いたいと考えていたのです。

     マルシェ入り口
‘マルシェ’入り口です。前には とれたて新鮮野菜が並んでいました。





では まず、ジャムのお話 の前に 広い敷地にイングリッシュガーデンまであって、
中心とする薔薇苗の育成・販売 以外に豊富な花木苗の種類を置いている園内の様子を
ご覧下さい。

     入り口  入り口



     園内1 園内 憩いの場



     花が並ぶ 花苗の並ぶ所の一部


     朝取り新鮮野菜 奥にレジが見えます。


     外のテーブル長テーブルが並ぶ。


向こうに、‘マルシェ’入り口が見えていますでしょ!

外で食事をしたい場合は、こちらまで注文した食事を運んでもらえました。



私たちは、今回こちらのテーブルで、

     外の机で
食事をしました。右奥に見える階段をあがると屋根のかかるすてきなコーナも。





店内1‘マルシェ’店内。カウンター

店内2店内でゆっくり食事してアートコーヒーを楽しむのも

いいけれど、今回は・・・



     オイラもいっしょ

      「おいらも、一緒だから ねぇ~ へへへ」



<ジャムのお話>


ルバーム ジャム だそうですが、残念ながら今回は品切れでした。

ルバーブの原産はシベリア南部で、古くからギリシア、ローマで栽培され、薬用と
食用にされていた植物です。

中世以降はヨーロッパ各国で薬として用いられていましたが、現在ではサラダにしたり、
ジャム、パイ、ゼリー、時にはシチューに入れるなど、「ルバーブ砂糖漬け」として
その風味が好まれるようになりました。

 日本へは明治初期に導入されましたが、強い酸味と渋味があまり好まれませんでした。
その後ルバーブは北海道などの冷涼地帯で多く栽培されていたようです。


フキのような野菜のような植物で、茎の部分をジャムにすると、とびっきりの美味しさ
なのです! いつか、ルバーブ を手に入れてジャムづくりに挑戦したいですね。




そして、もうひとつの収穫は・・・

カエルくん 

またもや カエルくん 2つ 我が家に仲間入りすることになりしました。

いいねぇー、こんなの他では売ってないよ~

(この リアルなカエルだけは、外に置いて欲しいものです




実野里のホームページ Minori Gardening Web (←上 クリックでご覧ください)




バジルソース

昨日は、いい天気でしたね。陽射しがあると 気温も低くならなくてぽかぽか陽気  

時々聞こえる 風の音が 次の季節を呼ぶ声 のように 聞こえてはいましたけれど 


庭のお花も まだまだ 沢山咲いてくれて、うれしいのですが、プランターに一枝残した
バジルの葉っぱが、こんなになってました !

残った葉
飾り用に 残しておいたのに、これではもうダメですねぇ。


ブロッコリー も セロリーも こんなに元気なのに・・・。

ブロッコリー   セロリー



スイートバジルに白い花が咲いた後、葉もすっかり成長し切った様子でしたので、

先週それを「バジルソース」にしてみました。


二株のバジルから、まだきれいな葉だけを摘んで計ってみたら、丁度100g

そこで、次の材料を ミキサーに 放り込んで スイッチを入れただけです。

・オリーブオイル・・・三分の一 カップ

・バジルの葉 ・・・100g

・松の実  ・・・ 大さじ2と二分の一 (残っていたものを使い切りたかったので)

・ニンニク ・・・ チューブのもので大さじ1(生の方がいいのかな? まっいいか)

・塩    ・・・ 小さじ1


     ミキサーに

ちょっと、面倒なのは 最初ミキサーが 空まわり しているかと思うほど、なかなか
回転しても混ざらないこと くらいかな・・・・


時々止めて、上から ヘラで 押さえて、押し込んでやりますと、ズンズン進んでいきます。


     出来た

このビンの口のところまで、いっぱいになりました。



パスタソースとして だけでなく、魚介類の料理によく合います。チャーハンにも
おすすめ です。


気分転換としてもしく、 簡単()に、出来るクッキング。後の料理もにして

くれる 一丁三石の -らく楽クッキング- おいしく出来れば なお うれし です。




パワースポット 榛名神社

山の紅葉を楽しむ時季を、今年は逃してしまった。
でも、もしかしてまだ秋の彩りを楽しめるかも・・と出かけた伊香保、

こちらもやはり、もう盛りは過ぎていた。
いくら暖かな日が多くても、霜月 半ば。紅葉は既に里に下りてきているのだ。



伊香保から峠を越えて、榛名湖へ。

     榛名山

湖畔から見る 榛名山。中腹から上は葉を落とした裸木が多い。
湖畔の枯れた葦原が風にそよいで、気温が低くもないせいか 柔らな、優しい風景。


これまで、何度か訪れた榛名湖周辺ではあるけれど、
まだ参拝していなかった 榛名神社 、今回はそちらへ向かうことにする。


      - 榛名神社 -


江戸時代には榛名神社を信仰する「榛名講」の人々が訪れて賑わったという門前町。

榛名神社参道の入り口から坂道を登るその両脇にもまだ宿坊の名が続いていて、
信仰の歴史を想わせている。


     榛名神社

1400余年前、第31代用明天皇(585~587年)の時代に創建されたといわ
れる古社。 『延喜式神名帳』にも「上野(こうづけ)十二社」の一つとして載る。


     随身門

正面に「随身門(ずいじんもん)」-仁王ではなく随身が置かれる-国指定重要文化財

     参拝コース

2の鳥居をくぐり、随神門前にあった参拝の図。

こちらは雨乞いの神社として、また修験者の霊場として古くから榛名山信仰の参拝者を
集めてきた。ここから 本殿まで、片道15分の山道(整備された道や階段)を行く。


     コース1 
「みそぎ橋」を渡る。


     緑区講碑コース3

ここに、わが町の「榛名神社講」代参の碑を発見 !  

身近に感じる。


     三重の塔1

現在は「神宝殿」と呼ぶ「三重ノ塔」。神仏習合の名残を留める、市指定重要文化財。

     三重の塔2
下りの時、後方から撮った 同じ「三重ノ塔」。



     コース2
右手下は渓谷。 さらに 進むと、


     3神橋

「神橋」

     行者渓

左手に「行者渓」-修験の山。巨石、奇岩あり-


ここらあたり、歌川(安藤)広重 ・六十余州名所版画図絵 の中の、

「上野国榛名山雪中」として選ばれた所とか。


     広重絵
(絵図は、下ホームページの 古文書館「広重の六十余州名所図」よりお借りしました。)
  http://www42.tok2.com/home/toyotane/hirosige.html#kouzuke



     PB130068.jpg

下では 渓谷を流れる榛名川に沿って、自然歩道が続いていました。



     瓶子の滝

「瓶子(みすず)の滝」滝の水は境内の湧き水だとか。こうして長い間涸れることなく
流れ続けてきたのだろうなと眺めていたら、ふと「百人一首」にある歌が思われた。


こちらは、既に涸れていて長い年月を経た後に嘗ての滝を思って詠む歌。

55 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ   大納言公任 

歌意
 滝の水音は聞こえなくなってから長い年月がたってしまったけれども、滝の名だけは
 世間に 流れ伝わって、今でも聞こえていることだ。

京都、嵯峨の大覚寺のほとり、大沢の池の北隅に、滝跡の碑が立っている。大覚寺は
嵯峨天皇(在位八〇九~八二三)の離宮があったところだが、作者公任が生きていた
ころにはもう水はかれて、滝跡の形だけを残していたに過ぎなかった。


そこで・・・、

 瓶子(みすず)の滝を見てよめる
滝の音は 今も聞こえて 神の水 絶ゆることなく 流れ落ちたり  けいこ


ひとり、悦に入って急な階段を上ろうと「神門」の方へ向きをかえると、まずは

     矢立杉
国指定天然記念物「矢立杉(やたてすぎ)」が聳え立つ。

「武田信玄 箕輪城攻略のみぎり参拝矢を立てて祈願したと云はれる巨木である」
との説明木札が立っていた。


     神幸殿
「神幸殿(みゆきでん)」国指定重要文化財


     神門

「神門」に向かって、最後の急な階段を上る。


     本殿へ双龍門

左手 「双龍門」から、「本殿」に向かうところを、

落下防止用の金網を被せるための工事中につき、ここ「遥拝所」での参拝となる。

「もう一度足を運ぶように」との、神の思し召しかもしれない。


千四百年の時を経て、連綿と受け継がれる思いー
   色褪せることなく、今に伝わる 榛名神社 その境内は まさに
                「パワースポット」のエリアとなっていた。




「百人一首」を楽しむ “かるた倶楽部”

昨日から、気温が下がってきましたね。大学構内の紅葉も進んでいます。

    構内


今日は曇り空のために、今いち ‘目に鮮やか’ とはいかないのが残念なのですが、
東棟と‘Cafeteria’と間の中庭には、こんな風景も見られました。

    園児たち

近くの保育園のお散歩、構内を通り抜ける際に ちょっと芝生で おあそび、

急ぎ足で移動中の学生たちが、横を通り過ぎて行きます。

「かわいぃ~ネ」との声が聞こえたり、その仕草を真似ながら微笑みあって通り過ぎる
女学生の姿がありました。



オープンカレッジの受講生の方達を中心にできた「百人一首かるた倶楽部」の練習会、
今日は、一ヶ月振りに参加してきました。


     練習風景

「えっと、なんだっけ? あっそうだ そう そう!」

「あ~、下の句が すぐに出てこなくなってる--ゥ」

と言いながらも、みなさん練習の成果は出てましたよ。

記憶力のトレーニング、百人一首で脳を鍛えましょう !

「鍛え方」に差が出るのが、ゲームとしては楽しいのですけれど、
取る楽しみを共有できる「源平合戦」も みんなで楽しめるやり方の一つです。


     カード

向かい合って かるたを並べ、2名づつチームを組んで対抗するものです。


これが進むと、個人戦の「競技かるた」になるのですが、まだまだそこまで行ってない

「かるた倶楽部」で、‘かるた遊び’を 楽しんで おります。  


こんな「かるた倶楽部」ですが、よかったら 遊びにいらっしゃいませんか。

初心者歓迎、昔なつかしい方、御自身の腕を鍛えてお子さんやお孫さんと楽しみたい方、
そして、学生の方も時間があえば是非来てみて下さい。

学生の方から、こんなうれしいメールが届いています。

オープンカレッジで百人一首をやっているの初めて知りました。
もしよかったら、そこに私が覗きにいってもよいでしょうか?
百人一首、小6以来やっていないのでもうすっかりわすれてしまっているのですが、
大好きだったのでまたやりたいなと考えているのです。



こんな方達と一緒に、日本の伝統文化を 楽しみ 広め、子や孫へと伝えていけたら
という思いから発足した「かるた倶楽部」です。

是非、覗きにいらしてください。 次回は24日(木)2限 6号棟308教室です。

左メールにて、ご一報の上ご来校ください。








京都御所 秋季一般公開

今日は 立冬 です。予報では今日から気温が下がり、平年並みになるということです。

それで、着る物一枚多くして散歩に出たのですが、そうかなぁ~、
「寒くなりましたね」と言葉を交わす程でもなかったです。

  子犬
ホントに久しぶり に出会った。「マルちゃん」(と、勝手に名付けてる)と出会った!

動くおもちゃのように、トコトコと気ままに歩く子。

こっちを見てじっと見てるから、覚えててくれたのかな?と思って
パチリ 

声をかけたら、トコトコ草原の方へ・・・ネジ巻きみたいに、足を広げたままで、
トコトコトコ、行っちゃった

その先の道では、鴨が歩いてました。そういえば、最近 鴨が多くなってます。

やはり、季節は冬に向かっているのですね。


そこで、遅くならないうちに 「京都御所 秋季一般公開」に出かけた時の写真を
ここに、アップしておくことにします。

古典文学作品には、京都を舞台としているものが多いので、そのゆかりの場所と
して、意識的に見ていくと作品にさらに親しみが持てるのではないでしょうか。

また、意識しての「見て歩き」が加わると、旅行も又 楽しくなるものですよね。

「京都御所」

もともと天皇の住居としての御所(内裏)は、現在の二条城の少し北にありました。
それが焼失して再建、再び焼失と度々繰り返されてきました。

御所が再建されるまでの間は一時的な皇居として緊急避難場所のような里内裏(さとだいり
という建物がいくつか建てられました。

現在の京都御所はそんな里内裏(さとだいり)の一つです。

やがて、元弘元年(1331年)に光厳天皇がここで即位された事をきっかけに、
ここが御所となりました。

平安内裏
この、黄色い箇所が、現在「京都御所」があるところ。平安・鎌倉時代は中央緑の所。




築地塀 建礼門
 築地塀(ついじべい)                 建礼門(けんれいもん)内側


紫宸殿1   紫宸殿2

右近の橘           左近の桜 

紫宸殿(ししんでん)=内裏の正殿 2枚 ・ 左近の桜 と 右近の橘


承明門
紫宸殿から見た 承明門(しょうめいもん)

月華門
紫宸殿に向かって左門、「月華門」を外側から見る。

右門はこれに対峙した「日華門」が同様にある。その外側に紫宸殿と並んだ位置に、

蹴鞠会場
春興殿(しゅんこうでん)=武具などを納めたところ。鎌倉末期からは神器の奉安所、
             内侍所と称された。これは、大正天皇の即位に当たって
             造営された殿舎。  前が蹴鞠の実演会場となっていた。


回廊

「回廊(かいろう)」を左手に、進むと、清涼殿(せいりょうでん)へ、

清涼殿  清涼殿2


清涼殿3

清涼殿(せいりょうでん)=天皇の日常の住まい。 前には「呉竹」「漢竹」(「河竹」)が植わる。

紫しん殿裏
「紫宸殿」の裏側 が接している。


滝口
滝口(たきぐち)=清涼殿の東北方。滝口の陣があった。宮中警衛に当たった者の
         詰め所としていた。


御常御殿の襖絵   半蔀

「御常御殿」の襖絵が見える。  蔀戸(しとみど)=格子組の裏に板を張り、日光を
                        さえぎり雨風を防ぐ戸。これは「半蔀
                       はじとみ)」で上下に分かれ、上を釣り
                       上げる。


御三間
「御三間(おみま)」=七夕や盂蘭盆会(うらぼんえ)など、内向きの行事に
           使われた。



最後に、見上げてみれば、、、


菊の紋 菊の御紋







公開講座「百人一首を味わう」を受講

    PB010010.jpg

今日も温かい 秋の一日でした。薔薇の花(ロイヤルサンセット)も、次から次と
新しい花をつけて 通る人の目を楽しませています。

朝日カルチャーセンター 千葉 で「百人一首を味わう」と題して歌人松平盟子氏に
よる公開講座があることを新聞で知りました。一回限りで 90分の講座、どのよう
な和歌に焦点を当てて「百人一首」について語られるのか、大変興味をもって参加
をしてきました。





     PB030018.jpg

講師は 現代歌人の松平盟子氏と知って、題目とは別に 直接にお話をしお聞きした
いこともあり 今日の日を楽しみにしていました。

松平氏は、歌誌「プチ★モンド」代表。角川短歌賞、河野愛子賞受賞。与謝野晶子
研究でも知られ、歌風に 晶子と似た面も感じられるのです。

短歌関係のテレビ番組でも拝見していましたが、与謝野晶子のお孫さんに当たる方
だと、私はなぜか思い込んでいました。で、今回お目に掛かかれる丁度よい機会を
得たというわけです。


当然ながら「百人一首」和歌の解釈や鑑賞について詳細に触れて‘味わう’には
時間が足りません。そこで、編纂者である藤原定家が撰集した和歌によって百首
に託した定家の美学に迫るという方向性をもっての講義とされました。

貴族の没落から武士の台頭へ。激動の時代に藤原定家は「百人一首」に何を託した
のか。時代と格闘した定家の心に迫るには作品だけでは見えてこないものがある。
古典作品を読むには歴史的背景を知り、その上に作品を置くことが欠かせない点
が力説されました。私の思うところであり、大いに賛同した次第です。


講座内容とは別に、与謝野晶子について多少の質問をさせていただきました。

以前、といいましてももう17、8年前のことになるでしょうか、与謝野晶子の
お子様だというご婦人の講演を聴いたことがありました。母としての晶子の日常を
娘の目を通した 記憶をたどりながらの語りで 他では知り得ない姿が浮かびあがる
大変印象深いお話でした。

そのことをお話すると、即座に「ああ、それはきっと末娘の 森 藤子さんですね」
と答えてくださいました。

また「松平先生は、与謝野晶子の縁者の方ですか。お孫さんに当たる方だと伺った
ような記憶があるのですが」とお聞きしましたところ、「えっ、私がですか。いえ、
私は全く関係はありません」と、これも即答でした(笑)


千葉の 朝日カルチャーセンター まで片道約2時間、秋日よりの‘ぷち旅’になり
ました。先生と別れた後 駅のホームまで同行した受講生の方たちの情報ですと、
今月末の番組「歴史秘話ヒストリア」に先生が少し出演されるとか。

当然のことながら「文化と歴史」は切り離してみることは出来ないことを再確認した
講座でした。





五節舞姫(ごせちのまいひめ)

 
10月31日(月) 京都御所一般公開  に行ってきました。

     PA300007.jpg



秋の一般公開 初日、 10時頃に 宜秋門(ぎしゅうもん)から入門、



紫宸殿

承明門から見える 紫宸殿(ししんでん)。平日で「催し」がない日、しかも時間も
早かったためか、それほど混雑もなくて ゆっくり見学できました。





   五節の舞姫

新御車寄(しんみくるまよせ)の舞楽台(ぶがくだい)には「五節舞姫(ごせちのまいひめ)」
人形が2体置かれています。

『百人一首』にもある 歌に

 天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ      僧正 遍昭  
(あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ おとめのすがた しばしとどめん)

大空を吹く風よ、雲間の通路を吹き閉ざしておくれ。舞い終わって帰ってゆくこの天女の
ように美しい舞姫たちの姿を、ここにもうしばらくとどめておきたいと思うから。


この歌には「五節の舞姫を見て詠める」という題がついています。

美しい乙女たちを天女に見立て、天の風に呼びかけて天上に帰れなくしようという
奇抜な思いつきが、舞姫の美しさを想わせるだけでなく、幻想的な雰囲気を漂わせ
ます。

五節舞姫 とは、宮中で毎年11月に行われる「豊明節会(とよのあかりのせちえ)」の際に
舞う未婚の美女たちのこと。貴族の娘たちでした。


当時は、裳着(もぎ)の儀(成人式)を行うのが12~14歳といいますから、娘と
いえど まだ少女、現代ですと中学生ほど。舞姫も若かったことでしょう。


そんなことを想いながらの 帰途、待合い所であった舞妓さん。思わず近づいて
「写真を撮らせていただいてよろしいでしょうか?」と声をかけました。

舞妓さん

何も 言わずに、まっすぐこちらを向いて突然の要求に応えてくれました。

初々しい、ふたりの舞妓さんに 五節の舞姫のイメージが重なって心に残ります。


と、翌日の新聞にこんな記事がありました。


IMG_20111101221724.jpg

京の舞妓 仮設に癒し

仮設住宅を訪れて、被災者に踊りを披露、被災者の癒しになればと京都府などが企画。


時空を越えた「雲の通い路」を、「あまつ風」が送り出したかのような「乙女の姿」では
なかったかと 思われたことです。








プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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