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無常

       P3250004.jpg

未曾有の大地震に見舞われた日本。自然の猛威により無惨に打ち砕かれた人の営み。

大津波が大地震直後の町村を一挙にのみこみ、かき消していった東北太平洋沿岸。

さらに福島原発事故という恐怖の人災が追い打ちをかけている。


先人は幾度となく襲いかかる自然の災害の恐怖を「この世の無常」としてとらえてきた。

「この世には常なるもの無し」。この世で形あるものはいつかは滅び、人の命もいつかは必ず消えるもの。

「無常」という言葉の重さを思い知らされる出来事に遭遇した思いだった。


しかし今、復興に向けて動き出している。テレビのニュースや新聞からの情報からも、

「この世は常ならず」という言葉を、力強い逆流として実感し始めている。


そうなのだ。 この世では 同じ状態は決して続かない。歴史がそれを示している。

そして、新しい歴史をこれから創ろうとしているのだ。

それぞれが、それぞれの営みの中で、出来ることに励んで生きることによって。



P3290013.jpg 「見沼の桜」開花




今 できることを

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14日から連日実施されている計画停電。

節電効果と、産業部門の電力消費量が平日より高まらなかったこの20日と21日、
輪番の停電は 見送りとなった。


電気の供給能力が不足している今、せめて 私の出来ることの一つに節電がある。

車は使わず、今ある食材を生かした工夫料理により、無駄な消費は避けること。


微々たることであっても何かをせずにはいられない。日々生活の中で、

せめて 今 私のできることは・・・こんなことしか ないから・・・。






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せせらぎ遊歩道♪♪

今日の天気、予報では 雨じゃなかったかしら?

出掛けるころになったら・・あらぁ~ 雪になりました 


昨日の日曜日、あんなに 春 だったのに   さんしゆ
                 サンシュユの黄色が 青空に 映えていました。


せっかくなので 駅の方面へ行くのに、歩きでと、

「せせらぎ遊歩道」を通っていきました。


せせらぎ遊歩道

遊歩道

お庭の木々には花芽がついて膨らんで、菜の花が咲いてるところもあって、

もう春ですね。 





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お父さんと一緒に お出かけの女の子。

気になるところがあるようで、立ち止まってしまいました。

(私も、つられて見ていると・・・)


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「ネズミさんでしょ、ウシさんに ほらね、コレがぁ ウサギ~ 」


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ここを通る時は、いつものことなのかな。

お父さんは 黙って女の子の側で立ち止まって見ています。


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そのうちに、女の子はすっかり自分の‘お話の世界’に入り込んでしまったようす。

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女の子の‘語り’は続いています。  でも、お父さんは「もう行くよ」って!

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お父さん、歩き出したよ。 女の子は 気づいているのかな~。

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あぁ-、やっと・・・お父さんに気づいて、

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追いかけて行きました。 それでも女の子のお話は続いているようすですネ。




この小道には、女の子を夢中にさせる もの があったようです。

それは・・・

干支
 マンホール の蓋のようなのですが、大きく円形の絵柄が可愛く描かれてます。


ネズミ・ウシ・トラ・ウサギ・タツ・ヘビ・ウマ・ヒツジ・サル・トリ・イヌ・イノシシ

の可愛い絵があって、東・西・南・北 方位が書いてあります。


中心をみると、

十二支
十二支です 


こんなところに 古方位 があってビックリ。

三百六十度を十二等分し、北から東へ右回りに十二支を配し、

北を「子(ね)の方」、南を「午(うま)の方」とした昔の方位。


方位は、陰陽道とむすびついて、様々な俗信を生み、

「丑寅(うしとら)」の方角を「鬼門」、「申未(さるひつじ)」は「裏鬼門」
として、不吉な方向としたのです。

不吉な方向をかえる「方違(かたたがえ)」の風習も昔はあったのですよね。


それにしても、可愛い絵にひかれて遊ぶ子どもたち、

春の日ざしにふさわしい光景に、私の心も ぽかぽか してきた昨日の出来事です。


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三月三日のひな祭り

今日は 3月3日の‘ひな祭り’

あちらこちらでの催しを始め、沢山の雛人形を観る機会を得ることができました。
人形の姿形も時代や社会を反映して、様相から素材地域性も含めて様々あるようです。

お内裏様、三人官女、右大臣・左大臣などが並ぶ雛壇、衣裳からみますと

「平安時代」を思わせるのですが、桃の節句に雛人形を飾るという行事は意外に
新しく、江戸時代に入ってからと考えられています。


     流し雛
     縦幅8センチ、横幅17センチ  鳥取の 流し雛

解説によりますと、「この流し雛は遠く足利時代より連綿として今日迄続いてゐる
もの。昔からの古い型を保存して作ってゐるのは当店のみで御座います」

とあります。   鳥取市茶町 柳屋本店 田中達之助 


雛人形の歴史は、災厄を祓うために人形(ひとがた)を身代にして川や海に流す習慣
から始まりました。

人形(ひとがた)あるいは形代(かたしろ)と呼ぶ人形を作って川に流し、不浄払いをする
ことで、無事育つことを願うものです。


この人形と、奈良・平安時代時代にもみられる‘ひいな遊び’の人形が後に結びつ
いたのが‘雛人形’と考えられています。

女の子が生まれたら無事大きく育つことを願って、人形を飾る「雛祭り」が主流と
なりましたが、今でも、各地に流し雛の風習は残っているようです。



平安時代の陰暦3月3日は、上巳(じょうし)の節供でした。
貴族はこの日、水辺に出て禊ぎの祓えを行ったあと、「曲水の宴」をはりました。

曲水の宴」とは酒の入った盃を庭の小川に浮かべ、盃が自分の前を通り過ぎる前
に詩歌を詠み、盃を取り、酒をいただくというもの。

王朝絵巻さながらと言われる優雅な「曲水の宴」、これもまた「祓え」の行事だった
のですね。



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初孫の節句に、祖父母が買い求めてくれた雛壇、36年前のものです。

埼玉の岩槻に出掛けていき、人形店を巡り歩いた街の様子が甦ります。


今朝の新聞の「地名 歌語り 岩槻」(朝日新聞 埼玉版)によりますと、

人形の街として知られている岩槻は、日光御成街道の宿場町であった。日光東照宮を
建立するとき、多くの匠たちが集められたが、この街道を行き交ううちに岩槻に住み
着いた人たちがいたらしい。桐の木が多く、箪笥や人形などの職人になっていった。


その岩槻は、近年 さいたま市となりました。この‘おひな様’も大きな荷物で
さいたま市に引っ越していたことから、奇しくも地元に戻ったことになったのです。


はてさて、これからはどうしたものか。孫ができたとしても贈る訳にもいかず、

第一、飾る場所に困ることだろう・・・と、今後の懸案 課題になりそう。でも、

「人形=ひとがた 流す=処分 でいいのかな、いつかは・・」と思えたことしの

ひな祭り’です。 
                          ニッチのおひな様








早春の‘見沼おさんぽ’


春が 行きつ戻りつ・・やって来ています

寒さも和らいできたお昼近く、見沼の東縁 いつものお散歩コースです。

     カワセミ

代用水沿いの柵には隠れるように人影が・・・見えませんか?

そっとカメラを片手に息をひそめて、野鳥を撮りにやってきた人たちです。

木の芽はまだ「つのぐむ」状態なので、対岸にある鷲神社も、

     鷲神社

こんなに見えています。芽吹いた新芽が これから葉を広げていくと、やがて鷲神社のお社が

探さなくては見つからなくなってくるのです。

鷲神社では、5月の中旬に毎年「南部領辻の獅子舞」が行われていますが、
その時期にはもう深い緑に覆われてしまい ここの景観もすっかり変わります。

2010年5月16日、

P5120005.jpg   P5120031.jpg
昨年の「獅子舞」の様子です。華麗で激しく勇壮な舞い、市指定 無形民俗文化財です。






   植木畑の間を行く

‘見沼自然公園’近くの 植木畑。

舗装されている農道。植木の出荷が始まっているようです。

梅の花   マンサク
 出荷を待つ‘梅の木’に花が咲き、   数年待ち状態の‘万作の木’は 花一杯つけてます!




用水縁の土手には、古くから咲いていて保護植物になっているカンゾウが、沢山芽を出していて、

かんぞう またまた、うれしくなってきます♪♪



よ~く見てみれば、こんなものも 出ていましたよ♪

イタドリ   ノビル
イタドリは天麩羅にすると美味しい!   ノビルはもう少しおおきくなってから「酢みそ和え」。


オドリコソウ1   踊り子草2
「ホトケノザ」紫色が綺麗です。       群生している場所は目をひきます。

そして、やはり早春に

なずな 白い花をつけた コハコベ(なでしこ科)。






走る人

ランニングをする人の姿にも、春の陽射しが降り注いでいるようでした。そう・・・

これらの写真は2月27日に撮ったもの、「東京マラソン」があった日です。


 
  





プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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