にほんブログ村 本ブログ 古典文学へ
にほんブログ村

バジルペースト 作ってみました。

今年の猛暑が幸いしたのでしょうか、
プランタンに植えておいた スイートバジルがぐんぐん伸びて枝を広げ、
白い花をいっぱい咲かせました。

サラダに加えたり、パスタに添えるだけでは、そんなに沢山は食べられません。
鑑賞用に楽しんで終わるのも 何だかおしいように思っていました。

夏、義母が送ってくれたバジルペーストが、とても美味しかったので、
少し寒くなって大きくなり硬くなってしまったバジルの生葉を摘んで
ペーストづくりに挑戦してみました。

‘見沼の野菜’と組み合わせた料理を楽しむのもいいかも知れません・・・。
「ご当地グルメ」の誕生な~んてネ   


バジルの葉 葉の良さそうなところを摘みました。約300グラム


ミキサーで、まず オリーブオイル1/3カップ、松の実、ニンニク大3片、塩小さじ3強入れて
スイッチON   よく混ざってなめらかな状態になったら

洗って、水気を良く拭き取ったバジルの葉を、軽く刻んで入れていきます。


粉チーズは長期保存する場合も考えて、ペーストにする際には入れませんでした。
使用する時に必要に応じて加えます。

松の実は、袋に残っていたものを(大さじ3くらい)入れました。
クルミを入れた方が、味にコクが出て評判が良いようです。

バジルソース 出来た!!

所要時間は約20分

ただし、ミキサーからペースト状態のものを 器に移すのが大変です。

最後のミキサー内部にくっついているものは、薄手のゴム手袋をした手で
こそぎ取って移すと、残さず綺麗にとることが出来て時間もかからないことが分かりました。




白滝そば   薩摩芋とリンゴのサラダ
 “白滝と蕎麦でジェノベーゼ”     “薩摩芋とリンゴでサラダ”




ついでに、隣に植えていた紫蘇に穂が出ていたので “紫蘇の実味噌”をつくって置きました。

紫蘇の実   紫蘇の実味噌  出来た!!









講座「初めて学ぶ 百人一首の世界」


小倉百人一首のかるた も 様々です。

たとえば・・・

   百人一首①  これを読むのは・・・ちょっと、無理かも・・・

でも、「坊主めくり」ならば、これで かるた遊び できます!!


今日の 「初めて学ぶ 百人一首の世界」の講座では
予定の10首の和歌について、その内容を学んだあと、「坊主めくり」をしました。

ルールは一番分かりやすい、「姫札」を勝ち札とするもの。
「坊主」が出たらすべての持ち札を出し、「女性」の札が出たら 出されている札すべてを
自分のものとして受け取るものです。

かるた



えっ・・、この歌の歌人は??
そう、そう、男性だったものね。(女性の立場で詠んだ恋のうたもあるので)」

絵札には、歌人の名が書かれていて、読み仮名がふられていますので、
札を取ったら、歌人の名を読み上げることにしました。



  坊主めくり     全体1

「これ、なんて読むんだろう。眼鏡 眼鏡・・ちょっと、待って!」

「今日 やった 歌が出たわ!」

「お姫様が出たのに、もらえる札が ない!」 「そういう時は もう一枚 取っていいのよ」

いつもは、うなずきながら、静かに受講されて、たまにちょっとした質問が出る程度、
雑談もなく静かな教室風景ですが


今日は 最後の15分程でしたけれど、活気ある 楽しい 光景がみられて 
私も なんだか とても懐かしいような 嬉しい気持になりました。




メールのお問い合わせ

       title[1]

「百人一首 かるた」について、とてもうれしい投稿をいただきましたので、
紹介させていただきます。


私は京都出身です。お向かいさんの同級生の家は江戸時代から
続く由緒ある工具やさんでしたが、小学校中学年のころ、そこへ遊びに行っては坊主めくりを
していました。 

子供が汚い手で触って遊んだのは、古いカルタだったのですが、時にはご当主であるお父さんが、
聞きなれない節で百人一首のカルタ取りに付き合ってくださるときは、桐の箱入りの上等のほうの
カルタを使っていました。 

子供心に、猿丸太夫はなんともおどけた表情でひっくり返りそうになっているな、
何人かのお姫さんはなんとも悲しげに泣いているのがかわいそう、蝉丸はさすがに怖そうで
威厳があるなと感じた記憶があります。         源 京子(仮名)




ところで、最近

「blog 読んでますよ!」と言って下さる方が「メール投稿のやり方が、分からなくて」
とおっしゃるのを聞くことがあります。

是非 「一言発言」でも「twitter」でも、何でも・・お聞きしたいので、メールの送信に
ついてご案内させていただきますね。




blogの中からメール  3つの方法

左欄の「最新コメント」にタイトルが出て、クリックで誰でも読んで共有できる方法。

それぞれの記事の下に、小さく「コメント」の文字があります。その字の上にマウスの「矢印」を
当てると、手の形になります。そこをクリック(押す)と開きます。
「拍手」の下です。

名前を出したくない場合は別名でもイニシャルでも結構です。
「タイトル」は「no title」の上に打ち込む。入れても入れなくても・・・可。
メールアドレスは入れなくていいですよ(誰でもが見ることが出来てしまいます)

次に本文を入力して、送信ボタンを押します。

「コメント投稿確認」画面になります。下に送って内容を確信していくと

認証用キーワードを入れるような指示がでます。
例にならって、文字を読み取り英数半角数字を入れてから「送信」しますと

「投稿が完了しました」となります。


 拍手 をクリックして 送る方法。

拍手 をクリックすると 「拍手が完了しました」画面になります。
×で閉じると 拍手の数字だけが(次開いた時に)入ります。

閉じないで、下に送っていくと 「ブログ管理人にメッセージを送る 云々」の
画面が出てきます。指示に従って ①の場合のように 本文を書いて、送信すると
「コメント投稿が完了しました」となるはずです。

ところが、なぜかここからですと、私のメールボックスには届くのに、
ブログの「最新コメント」欄には表示されません。

「公開する」と本文に書いていただければ、管理人のほうで公開させていただきます。


左欄の 「私へのメッセージはこちらから」 からメールとして送信していただく方法。

この場合は メールアドレスを入れていただければ、私からも直接ご本人へ「返信」できます。


①は「最新コメント」欄にKeikoで投稿する形でお返事できます。
②は返信できませんので悪しからず。


いずれも「画像に書かれた文字を数字で入力して下さい」と出たら、あの変な文字が読み取れないと・・
ダメなのですが。


源 京子さんへ

「百人一首」でする「坊主めくり」のやり方を詳しく教えていただき ありがとう
ございました。さっそく 私の「坊主めくりレシピ」に加えさせていただきました(笑)

拍手 です!

見沼に秋   イヌタデ  「見沼の秋」





歴史と民俗の博物館

歴史好きの方ならば、もう何度も訪れておられることでしょうが、

埼玉県立 歴史と民俗の博物館

民俗歴史博物館      玄関


大宮の氷川神社境内から大宮公園と続く、緑豊かで静寂な空間に建っています。

電車では、東武野田線大宮公園駅下車、徒歩5分のところです。



 そこでの 今回の 特別展が これでした!

   古代寺院ポスター[1]  ここで 慈光寺蔵の 国宝 経典など 本物を見ることが出来る!!

慈光寺は埼玉県比企郡ときがわ町に国宝のある開山1300年の歴史の名刹として有名な お寺です。
阪東九番の札所霊場としても有名であり、静かな趣をたたえた風光明媚な場所 にあります。


特別展 展示場は文化財保護のために 照明を落とした薄暗い中・・撮影は禁止

法華経一品経12巻 (国宝 慈光寺蔵)

日本三大装飾経の一つ 鎌倉初期 装飾経の傑作として知られています。
付属の筆者目録に、後鳥羽上皇やその中宮 宜秋門院(ぎしゅうもんいん)
その父 九条兼実の名がみえることから、九条家ゆかりの人々により奉納
されたことがわかります。

後鳥羽上皇 は 御所 と書かれていました。(オ~『とはずがたり』の院を言うのと同じだわ・・

紙本墨書大般若経 第507巻 (重要文化財 慈光寺蔵)
金銅密教法具 (重要文化財 慈光寺蔵)
木造聖僧文殊坐像 (県指定文化財 慈光寺蔵)


「フラッシュ」なしでいいから写真撮りたいな~と思いながら、ガラスケースに顔が付き
そうな状態でメモをとりました。

学芸員 警備員の方が 頻繁に巡回・・・(この説明書きだけでも撮れれば手帳に書き写す
手間が はぶけるのになァ~ 側にだれもいなくなったら 「フラッシュ禁止」状態にして
撮っちゃおうかな~)と思いながら観ていたら・・・


こちらに 近づいて 来る人の気配が・・


「すみません  ちょっと いいですか・・・


(思ってること よ・ま・れ・た カナ) 顔を上げて 見ると 大きなカメラを持った男性と助手らしき女性一人、
その後ろに 学芸員(館の職員)がついて来る



よみうり新聞の記者ですが、見学なさっている様子を 撮らせていただいていいでしょうか」 




その後は、「ハイこちらを見ていて下さい!」「そうそう、アアー、いいですね」
「バッチリ よく撮れました ほらね」と見せてくれたり・・・。

何なんでしょう!!  撮りたかった私が 撮られてるワ~

強い光の出る ストロボ 3~4回 バッ、バッとたいてるんですけど・・・



コレって いいんでしょうか   

坊主めくり


「百人一首」の和歌を知らなくても全く不利じゃない 歌かるた遊び 

あるんですよね~ その名は・・そうです 坊主めくり 

これで遊んで、まずは「百人一首」に親しんでみるのがいいですね。

子供達にとっても、いきなり、お勉強として「百人一首」の歌を覚えさせられる
というのでは 苦痛の他の何者でもなくて これで古典嫌いになった という人も
中にはいるくらいです。

想像力を育て、理屈ではなくて 親しむ には、こんな遊びも・・良いかもしれませんね。
坊主めくり ならば、まだ文字が読めない年齢のお孫さんも加えて 対等にあそべます。




今回の 百人一首講座 終了後に 坊主めくりの‘かるた遊び’をご説明しました。


かるたの「読み札」だけを使って遊びます。

これって、どの札(「姫」か「天皇」)を勝ち札をするのか やり方に違いがあるようですね。
もちろん、「坊主」札だったら 持ち札を全部 場に出さなければいけないのは 同じですが。


その土地によってちがうのでしょうか。それ程のことでもないのかな・・?


この 2種類 の「読み札(絵札)」をご覧になって下さい。

        百人一首カード

3枚の札は 昨年 絵が気に入って購入したものです。

3枚の札は 30年ほど前に 子供と遊ぼうと考えて買ったもの。
真ん中の札の「天皇札」は畳の縁の柄が目立つので、これで子供にも直ぐに「天皇だ」と
分かりました。式子内親王(女性)の札もこれと同じ畳の上に座っているので、「天皇札」です。


古い「下の札」、白いところがもう くすんでいて シミまで出てます!
絵も野暮ったいように思って あたらしい札を 買ったのですが・・・


ちょうど、家に来ていた義母が見て

「わたしは 下の札の絵の方が 好きよ。この絵 いいわね~」って言いました。

そしたら、講座で 坊主めくり のお話をしている 時も
下の方の札を手にとって、「こちらの札 何か・・とってもいいですね」とおっしゃる方がいました。

 
(昔、ビバホームの中の、おもちゃ売り場で見つけて、中の絵もよく見ずに買ったもの。もう
新しいものに代えようと思ったのだけれど、 えっ~ そうなんだ・・・)と意外でした。
大事にした方がいいのかしら。


どう、ご覧になりますか?


「下の札に一票入れてやろう」と思われたら 拍手 をポチッと一押し、
クリックしてみて下さいませんか。 
   下↓

緑のカーテン オカワカメは花盛り

埼玉県 花と緑の振興センターのホームページに、こんな記事がありました。

獨協埼玉中学校・高等学校でオカワカメの大カーテン作製中

獨協埼玉中学校・高等学校では、オカワカメを使った緑のカーテンつくりに挑戦されています。
カーテンの長さは横27m、縦は15mの大きなカーテンを予定しています。このような大きな面積へのオカワカメの導入は初めての試みです。獨協埼玉では、校長先生から生徒まで環境教育の一環として積極的に緑のカーテン作りに参加されているとの事。どこまで広がるのか、どのような効果があるのかとても楽しみです。




その後、文化祭のあった9月には、4階まで届くほどの大カーテンとなって校舎を覆っていたのですが、

今、オカワカメは花盛りになっています。珍しい光景なので、是非ご覧下さい。
<写真の上をクリックすると、大きくご覧いただけます。>

花が咲いてます  花はこんな風
緑のカーテンに白い花が咲きました。          花はこんな風です。

下から見上げ  上か見下ろす

下から見上げると、下の方の葉は少ないかな・・ 屋上から下を撮ったもの・・・





獨協埼玉中学高等学校のホームページの 環境教育欄には 5月 このような記事がありました。

ゴールデン・ウィーク明けの5月6日(木)、本校中学棟南向き壁面を緑のカーテンで覆う、
「緑の衣作戦」が開始されました。

幅27メートル、高さ16メートル、壁面から7㍍離れた地面に基礎工事を施し、そこから
校舎4階屋上まで、斜めにワイヤーとネットを張って、大規模な緑のカーテンを作ろうという
企画です。

使う植物は、最近注目され始めた、ツルムラサキ科の「オカワカメ(雲南百薬)」食用観葉
植物です。川口市安行にある「県立花と緑の振興センター」の全面的指導・協力を得て、
120株の苗を地植えしました。

同センターの緑化企画担当主任 成田伊都美さんのお話ですと、これまでこうした
大規模な試みはなされておらず、どのくらいの高さまで伸びるかは未知であるとのこと。
したがって、本校の今回の試みは注目すべき実験の意味を持つことになります。

120株のオカワカメによる「緑の衣作戦」。さまざまな環境教育の成果を期待できるものと、
楽しみにしています。





振興センターや県内のオカワカメのほとんどが、今年の猛暑でほとんどダメになった中、

今、このオカワカメの花盛りが注目の的になっているソウデスヨ!




「オカワカメって食べられるんですか」とのメールいただきましたので、
お答えします 

くせがなく生でもOK。調理するとぬめりがでてほんとにワカメみたい。
 
お味噌汁の具にもなります。

おひたしにすれば またこれ食感がたまりません。湯がくことで非常に食べやすくなります。
ポン酢で わかめと同様の酢の物としての使い方ができますよ。

さっとゆでて千切りにし 白ゴマ にドレッシングで召し上がるのもグーです。

パスタにも良い♪♪


ねばねばあり、ミネラル豊富。 マグシウムはレタスの8倍、銅はキャベツの8倍、
カルシウムはピーマンの6倍の優れもの 

また来年の、春から初夏をお楽しみに     

えっと  緑化でしたね   




伝統工芸文化

<先日の旅の続編になります>


おみやげ売り場に置かれた甲州印傳の革工芸品が目に留まりました。
折角なので、本家本元をたずねました。
 
      H1,1[1]




甲府市の印傳博物館、その下がお店。
    <ホームページ、文字の上をクリックしてご覧になれます。>

戦国時代、鎧や武具の装飾を兼ねていたものをヒントにして、江戸時代初期に考案されたもの。
なめした鹿革に漆(うるし)で模様付けをする革工芸です。

日本を代表する 伝統的工芸品として知られています。・・・トイウコトデシタ 





         印傳

          ゲットした「眼鏡ケース」に「筆入れ」


そして・・・何と言っても 食欲の秋ですよ。

伝統的 ご当地グルメを食べなくっちゃ、ということで

ほうとう  ほうとう 食べました。

あれこれ食べて、締めが 巨峰ソフトクリーム・・で、帰宅後 体重計に乗ってみたら

ありゃ~  2キロ も ゲット! 


太宰治の宿

今回の旅はゆっくり温泉につかり、その土地の歴史を訪ねることにしました。
インターネットで希望条件を打ち込んで、決まった旅館です。

         旅館

玄関先に 立っている人が・・?・?・・・

太宰治ではありませんか !!

こういった旅館はちょっと古くて、地味(売店とか、ないに等しい)なのですが、
ゆっくりした旅をしたい時は 落ち着いて いいものです。

         太宰資料館

玄関を入るとすぐに、こんなコーナーも設けられていました。


せっかくですので、お部屋まで案内された際に ちょっと引き留めて
太宰治の お話を聞くことに・・・、

若女将  以下は「若女将」のお話です。


太宰治が山梨に来たのは、昭和13年、井伏鱒二の招きで御坂峠にある天下茶屋でした。
井伏は何かと女性関係で賑わせていた太宰を落ち着かせようと、甲府市出身の女性を
紹介、仲人をして結婚させたということです。

甲府在住の頃、太宰は 湯村には数回来たにすぎませんが、東京へ移転後に、度々こちら
を訪れることになります。


執筆のため当館に逗留したのは昭和十七年二月中旬~下旬と翌十八年三月中旬の二回でした。

当時はまだ有名になる前のことでしたので、最初は小説家とは知らず、かなり後になってから
あの太宰治なのだと分かったといいます。


太宰は向かって左主屋の最も眺望のよい一番二番の両室で執筆していました。
旅館は建て替えてはいますが、現在の「双葉」の間にあたりまして、
         双葉の間



当旅館の天上や柱、床板など多くは そのまま旧館のものを使っています。

天上  ということでした。

群馬にある「四万温泉」へ行った時に泊まった 四満館 も‘文豪が愛した宿’ということで
井伏鱒二、太宰治の写真もありましたが、どこか通じる雰囲気のある 宿 でした。


そして、全く知らずに出掛けたのですが、この宿から2~3分ほど行った 近くに

鎌倉時代末期の地蔵菩薩、それを覆う 覆堂(おおいどう)、こちらは昭和32年の解体修理により
室町時代末期と推定されるという国指定重要文化財塩沢寺地蔵堂がありました。

塩沢寺地蔵堂 覆い堂
    山門                   覆堂
自然の岩盤を台座とする石の地蔵菩薩の覆堂なので、山を上がったところ、
全体の写真をうまく撮ることが出来ずに 傾いてます 




この土地の古い歴史を思わせる史跡を見ることができたのは、思わぬ収穫です。



続きを読む

『とはずがたり』の中に『百人一首』の歌

『百人一首』の84番にこんな歌があります。

ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき

<長く生きていればまた、今のつらいこともなつかしく思い出せるのでしょうか。
つらく苦しいと思っていた昔の日々も、今は恋しく思い出されるのですから。>


この歌に、「そうそう、わかるわ」と共感する人は多いのではないでしょうか。
それが深い思いからなのか、ちょっとしたことからなのかは別として・・。

この歌の作者は 藤原清輔(1104年~1177年)平安時代末期の人です。

IMG_0004.jpg


落ち込んだ時などにふっとこの歌を口ずさんでみると、立ち直れそうだと思いませんか。
人生の真実をついた、名歌ですよね。
見沼弁天




『とはずがたり』の中にも 十四歳になった二条が、
悲しく不安な状況の中で、この歌を思い出し堪え忍ぶ場面があります。

世にしたがふは憂きならひかなとのみ覚えつつ、とにかくに
「またこのごろや忍ばれん」とのみ覚えて、明け暮れつつ秋にもなりぬ。

<巻1・御所での不安な日常

〔世のならわしに従うのはつらいことだとつくづく思いつつ、とにかくにも「長生きしたら、
またつらいこのごろのことが懐かしく思われるのかしら」とばかり思いながら明け暮れて、
秋にもなった。〕というものです。

これは、文永八(1271)年のことです。

すでにこの頃 藤原清輔朝臣のこの歌は、『新古今和歌集』にも採られていて、
人口に膾炙された歌であったことがわかるのですが、それにしても

時代を経て受け継がれていく歌は、時代を超えて人に共感を覚えさせるものだ
ということが見てとれる場面でした。



とはずがたりを読む」公開講座(http://nizyou61.blog90.fc2.com/)に
この場面までの<私訳>を書いております。二条の、この歌を思う状況が
お分かりいただけると思います。

次回は正妃の‘お産場面’を読んでいきます。


えっ 山梨県に善光寺?

先日、山梨県の甲府に行く機会がありました。

‘歴史を訪ねる’ということで、武田信玄にまつわる寺社を廻ることにしたのですが、

えっ善光寺があるの? ここに?

もっとも、埼玉の川口にも、川越の近くにも‘○○善光寺’という寺はあるので、
信州信濃の善光寺だけではない とは思ってはいましたが・・・、

大きくて 歴史のある お寺さんでした。

善光寺山門  山門です

門から中を見ると            寺入り口 



寺  正式名は 甲斐善光寺

 
当山は、開基武田信玄公。武田信玄が川中島の合戦の折、信濃善光寺の焼失を恐れて、
自分の領国である甲斐へ本尊などを移したといわれます。

永禄元年(1558)、御本尊善光寺如来をはじめ、諸仏寺宝類を奉遷したことに始まる
ということでした。

門を入って直ぐ右脇には お咳ばあさんの石 がありました。

石 お花が供えられています。

百日咳で苦しむひとが、「咳が治ったら飴をおそなえいたします」と
祈願し お参りする石だそうです。


長い年月の間 この地の人々の信仰を集め 親しまれてきた甲斐の善光寺でした。


お寺さんの周辺は門前町らしき様子はみられないのですが、
さすがに、甲州ぶどうの町です、通り沿いに ぶどう棚が 見えます。


その一つが 甲斐善光寺参道にある早川園

ぶどう園

ブドウ狩り専門園で、世界中から、珍しくて美味しいブドウを
約40種類以上集め栽培しています。

                    ぶどう園2


色も形も大きさも異なる宝石のような世界のブドウは、ブドウ狩りの
「世界のブドウ味めぐりコース」や宅配により楽しむこともできます。

世界の葡萄

各種ぶどうの房から、すこしずつを切り取ってカゴに集めました。これで2700円也
その場で色々食べ比べして楽しみ、残りは「お持ち帰り」。

園内を一緒に回りながら聞く、各種ぶどうについての解説、つみ取りや
案内も楽しめました。

「みなさん、ぶどうは勝沼だと思っておられるでしょ。違うんですよ、昔から
善光寺さんのぶどうが一番と言われてきたんですからね」
とは、ぶどう園の方の自画自賛でしょうか。

40種類の世界各国のぶどうも、甲斐善光寺さんのご威光を受けて育っているようですね。


 

『小倉百人一首』の和歌

               101008_150838.jpg

小学校でも「かるた大会」で興味を引きながら『小倉百人一首』の和歌を覚えるという
取り組みをしている学校があるようですね。

受講生の方から、こんなお話を聞きました。

久しぶりに孫に逢いに行った時のことですが、
私が持っていた「百人一首」の本を見て

「おばあちゃん、これ、覚えてるの? ぼくね、これの‘かるた取り’で一番だったんだよ!」

お孫さんは、小学3年なんだそうです。

「子供って、すごいですね。多分和歌の意味は理解しないままで覚えるんでしょうが・・・
私も、家に帰ってから キッチンの壁に10首ずつ貼りつけて 口ずさむようにしてます」

お正月には、お孫さんと「百人一首のかるた取り」しようかと考えておられる様子

是非そうなさって下さい。お孫さんに花を持たせてあげるといいですよ。
その時の様子など、後日お聞きするのを楽しみにしてます。



こんなコメントを書いて下さった方も・・・

中学3年生の娘が 学校で百人一首を学んでいるので、私も興味がわき、受講しました。
学生の頃は古文が苦手だったうえに、25年振りの授業ので・・云々

学校 が伝承媒体の役割を果たしていているようです。

学び直しの 百人一首 で 初めて和歌の心が理解できた
という方もいらっしゃいます。

人生経験豊かな大人ですから、こちらは 絶対子供達には かなわないことでしょう


                    栗柿 秋です


うちグルメ

最近よく耳にする言葉に B級グルメ がありますが、
なるほど、高級、高価ではないものの・・グルメというのは食通、美食家ってことですね。

同じく ご当地グルメ ということで、
地元の 安くておいしい食べ物 をたずねてて紹介する番組があります。

こちらは、まさに伝統的食文化の伝承に一役買い、
地方の伝統食が、全国の 食に関心を持つ人々の注目を集めることで、
地産地消、地方の活性化に大きな働きをしてしているようです。

このノリで・・うちグルメ っていうのが あってもいいですよね  

次第に一緒に食事する家族が少なくなってしまった食事の用意も、楽しくなるかも・・・。

夫がつくる ‘絶品 イカの塩辛’です。

塩辛

刺身烏賊は、お刺身に造る場合と違い、烏賊の皮は剥かないでつかいます。
美味しく造るコツとしては、烏賊の腸は少なめにし、粗塩と唐辛子のみで、
他の調味料を使わないこと。市販の塩辛に比べて薄味になってます。



こちらは 土鍋で炊く‘鯛飯’です。

鯛飯出来た

20分程で、2~3合の御飯が炊きあがるので、みんなが集まった時でも
そろそろ、お酒は切り上げて、御飯を出そうという時間をみはからって火にかけて、

炊きあがったら 鍋ごとテーブルに運び、
注目を集めておいて 蓋を取ると「ワー、ご馳走!」という感じで喜ばれます。


鯛の味の御飯が美味しくて、おこげができる程度がほんのりお醤油の香ばしいにおいで
食欲をそそります。 骨をよそわないように気をつけて取り分けます。


でもね、二人の食事の場合・・・残るほうが多い 

そこで、パックに一人前づつよそい、冷凍しておくようにしています。
解凍でも十分美味しいですので。



ですね、 をつけ始めた木が 見られるようになりましたね。

アレっ 西隣のお庭に、青いネットで頬被りされた木が・・・

いつも、綺麗に手入れされたお庭には不似合いです。

「どうかしましたか?」と 私、

「いやね、グルメな鳥がね 実をぜんぶたべちゃうんだよ 」とおじさん、

「・・・・・(「この木 なからましかば よからまし」って、兼好法師は言ってたな)・・・」


獨協大学オープンカレッジ 秋期の講座

         コスモス  秋ですね!


10月から 獨協大学オープンカレッジ  秋期講座が始まりました。


1、通年講座 『とはずがたり』を読む

テキストは 『次田香澄 とはずがたり(上)全訳注』  講談社学術文庫

後期、14日は 「七、御所での不安な日常」 から読んでいきます。

丁寧に読んでいきますと、なかなか「お話」が進みません。後期は予定より先に進もうと
考えております。『源氏物語』ほどではありませんが、全五巻からなる『とはずがたり』は、
1年や2年の通年講座で読み切る作品の長さではありません。

今後も毎年続く講座として開設しています。(ただし、受講していただける方があってのお話
ではありますが・・。)

通年講座ですと、後期から受講していただくことができません。新たな年度に途中から受講して
いただける方のために これまでこちらの「文化と歴史Diary」『とはずがたり』公開講座カテゴリを設けてきました。

今後は新たなサイト 『とはずがたり』公開講座 にこれまでの内容を
移行しましたので、あわせて そちらをご覧下さい。

できるだけ充実した内容になるよう努めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  http://nizyou61.blog90.fc2.com/ ここから (←クリックしてお入りいただけます)


2、秋期講座 初めて学ぶ 百人一首の世界

  秀歌百首の内容は四季折々の自然を詠んだ歌と、男女の恋を詠んだ歌が中心になっています。
  
  時代順に配された百首を、一回につき十首ほど扱っていきます。それぞれの歌の語句・歌意・
  時代背景について解説を行ったうえで鑑賞し、皆さんと一緒に暗唱をしていきたいと思います。

  <例えば>

    刈田

1 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
                               天智天皇 [後撰集・巻六]

<歌意>
秋の田のほとりにある粗末な仮小屋の、屋根を葺いている菰の編み方があらいので、私の袖は
夜露にぬれるばかりである。

<語句について>
・かりほの庵→仮庵(かりいほ)
・苫 →粗末な小屋
・衣手→袖

*「・・を・・・み」の語法。原因理由を表す。 ←とまをあらみ
「を」は助詞、「み」は接尾語。「・・ガ・・・ナノデ」という意味になる。

 

※仮の庵の屋根にした苫のすきまからは冷たい露が落ちてきて衣の袖を濡らすという。これはもともと『万葉集』の作者不明歌をもとに、農夫の辛さを思いやった天智天皇の歌として、平安初期に流布した歌と思われる。 た しかに、農作業のつらさという実感は薄く、晩秋のわびしい静寂さを美ととらえた歌。
 
藤原定家は、言外に静寂な余情をもっているとして、この歌を「幽玄体」の例としてあげている。天智天皇は平 安時代の歴代天皇の祖として尊敬されており、それに、農民の労苦を理解できる理想的な天皇という姿が重ねあわされたものか。

このような内容を、もっと分かりやすく解説したうえで鑑賞していきます。
「読み」「書き」「暗唱」して楽しめば 脳トレにもなろうかと・・・<初めて学ぶ> ですので (^_^;)。





『小倉百人一首』には文字通り100首の和歌が選ばれています。

今期講座で完結しますので、こちらに 公開講座としてのサイトは設けません。

来年度も引き続き開講出来ましたら(受講していただける方があったらの場合ですが・・・)
再度、<百首>の和歌を色々な角度から学んでいきたいと考えています。

今期 受講の皆様 楽しい講座になるよう 御意見や御希望をお寄せ下さい。

お待ちしております。    





  

時間のない時の“お助けマン”

例えば、

仕事で遅い帰宅の娘が、急に「何か食べるものあるかしら?」と言った時に
お湯が沸いていれば15分でテーブルに出せるスパゲティです。

   バジルのスパゲッチィ
具材は、丁度その時冷蔵庫に残っていた‘蒸し鶏’とか冷凍庫に常備しているシーフードミックスとか
まちまちですが、

お助けマンは、義母から送られてきた コレ

バジルキューブ <バジルアイスキューブクルミ入り、1個で二人分>

義母の手作りです。これで御飯を炒めても とっても美味しい


そして、もう一つの お助けマン は コレ

おじいちゃんの梅干し 義父手作りの 梅干し です。

自分の家に成る梅を使って作ります。種が大きめで、あばたも多くて、揃っていないのですが、
「売る程あるぞ~、無くなったら いつでも言ってこい」と言ってくれて、

ホント 助かっている「じいちゃんの梅干し」です。


中世の日本での民間療法に梅干しが使われていた記録があります。
頭痛や癇癪の予防や治療として、梅干をちぎって貼った紙片をこめかみに貼るというもの。

特にこれを貼った老夫人を「梅干婆さん」と呼んだということです。

私は、てっきり梅干しのように皺が多くなるところから 皺の多い老婆を
「梅干し婆」と言うんだと、ずっと思っていたのですが・・・。


確かに「じいちゃんの梅干し」 それ程シワシワでもないですねぇ。納得

一般に、料理の味加減が丁度よくととのっている状態を「いい塩梅にできた」といいます。
じいちゃんの梅干しの塩加減は当に丁度いい塩梅で、料理のお助けマンになっております。


我が家ではこの梅干しでつくる‘梅ソース’で、茹で野菜と薄切り肉などを和える
スピード料理も好評なのです。


海へ山へ

やっと秋らしくなって、やっと時間もとれたので、
今日は、行楽に出掛けました!

今年の夏の暑さでは、とっても出掛ける気にはならず、
早朝散歩以外は、ひたすら屋内に籠もっておりました。
お陰で仕事ははかどり、経費もかからずには済んだのですが・・・、

やっぱりね~ 美味しいもの食べたいし、 海見たい、山も撮らなくては、
ということで、今回は 茨城の大洗海岸、魚市場、水族館、そして筑波山へ向かいました。


  大洗海岸
海岸近くに高い波が打ち寄せていて、サーファーにとってもいい海の様子です。


大洗水族館です。
シャーク ネンブツダイ
  シャーク          こちらは、体長11㎝のネンブツダイ


すごいのはコレ 剥製なのですが

  マンボウ

  マンボウ 1999年7月16日 日立市で捕獲されたものです。
  地引網に掛かってしまったとか、2トン余りの体重があったので、クレーンで運ばれて、
  剥製にされてしまいました。表面に疵もなく、皺もなく、これほどきれいな状態なものは
  他にないとか、2年かけて剥製にされた世界最大級のマンボウだそうです。


次は山を目指して・・・あ-っ、 利平栗だ、巨峰だ、梨だ・・・と見ているうちに、

いけない 陽が翳ってくる 

今日の本命は「筑波嶺」を撮ることだったんだワ~ 急ごう 


筑波山

筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる <陽成院> 
『小倉百人一首』13番の歌です。
筑波山は万葉時代から男女陰陽和合の山として詠まれてきました。
山頂が東西に分かれていて、東の峰が女体山、西の峰が男体山です。

勿論、この和歌は、院(天皇)がここまでやって来て詠んだわけではありません。
筑波山は歌枕(歌に詠まれる名所)ですから、
これまで、沢山の和歌に詠まれてきたのです。

百人一首の旅 を計画中、こんなに近いところは
四季折々に訪れるのも、いいかも  と、帰ってきました。

 


プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

カレンダー
09 | 2010/10 | 11
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
私へのメールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
日本ブログ村 ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR