にほんブログ村 本ブログ 古典文学へ
にほんブログ村

講座「百人一首」 の 教室から

今回の秋期講習 が初回 に当たる方を7名迎えました。(23名中)

(連続4回 のご受講で百首を読み終えるペースで進めています。)



 昨日は12月の気温と言われるほど寒くて、おまけに 一日中雨。




それでも、教室の中では 変わらない熱気に、講義の時間が短く
感じられて、私も気をつけてはいるのですが、つい早口になり勝
ちです。



    かるた始めました


 今日は、初めてのかるた取り 最後の15分を割いて 実践して
 みました。


3人グループ で行い、3〜5分で決着がつく 「五色百人一首」で
かるた取り です。




初心者でも 歌の読み上げ から取り方まで 、短時間で習得でき、


身体を動かし、言葉を交わす、こんな交流の中から 和歌を覚え
る意欲も きっと高まることでしょう。   




興味 関心の域を広げ、今後も 学ぶことを楽しみたいものです。




iPadから

ホトトギス


  ほととぎす



雨に濡れて、ホトトギスの花が咲いています。
夏の終わりの猛暑で、焼けた葉が痛々しいのですが、
この雨で生き生きとしてきました。

蕾も次々と開いて、ホトトギスは秋の花なのですね


一方、本物のホトトギス(鳥) は夏の到来を知らせて、
古来 風流人に愛されたようです

ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば
                ただありあけの 月ぞ残れる

                   後徳大寺 左大臣

        ほととぎす 鳴く声がして
               声する方に 目をやれば

        空に有るのは はかなげな
               夢かうつつか ただ 朝の月


 この歌の主役は月。
 
 でも 月に導く役割をしているホトトギス、 その
 夏鳥の声を聞くことが、又風流だったようです。


hototogisu.jpg



雨に向かいて 月 を請う


朝から一日中 雨   気温もグンと下がりました 


あすから、しばらく 傘マーク付きの天気予報 です。一週間は続くのかな?

まだ 雨天初日なのに・・長く降り込められているような気分 ですねぇ  



10月9日~10日にかけて 出た は、

  居待月9日
  
8時半 過ぎに、やっと輝く姿をみせてくれました。 宵待ち月 でしょうか。




翌朝の5時半、

  5時半東の空

東の空が、明るくなっていて、西の方向を見ると、


  西の空

まだ、月は、お空に     これぞ 有明の月 !!



「百人一首」のなかには、月を詠む歌、月に関わる歌が 11首 も 

               (なんと、1割ですぞ~)




今期、秋期講座 の なかで 一押しの歌、

79   秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ
<アキカゼニ タナビククモノ タエマヨリ モレイヅルツキノ カゲノサヤケサ>
                    左京大夫顕輔 [『新古今集』秋上(四一三)]
                   <ウキョウノダイブアキスケ>


  夜の空にも
   秋風が吹き
      雲は 流れる

       雲のわずかな絶え間から
         もれて見える月の光の
           なんと冴え冴えとした その光よ


                                        (けいこ)  

きりぎりす と こおろぎ


    雑草


野に咲く花を摘んできて、無造作に簡易のコップに挿しました。

朝起きて様子を見てみたところ、みんなピンとしています。


     IMG_5081.jpg


乱れた髪をなでつけるように、ちょっと形を整えて、

そのまま野にある風情で楽しむことに・・ しました。



そういえば、この花たちの足下には、コオロギが何匹かいて

太っていてみんな元気そうでした。 今頃 鳴いてるかな?



百人一首」 91番  藤原良経(1169-1206)の歌

きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む
            京極摂政前太政大臣 [『新古今集』秋下]

こおろぎが鳴いているよ。霜のおりた夜の寒々としたむしろに、
私は着物の片袖を敷いて、一人寂しく寝るのであろうかなあ。




ここに詠われている「きりぎりす」とは、今の「こおろぎ」のことだと
言われています。



(虫の形も 鳴き声も、 今では分からない人が多いかも知れません。)



さ ね か づ ら (ビナンカズラ)

「百人一首」 25 に、次の歌があります。

  名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな
<ナニシオワバ オオサカヤマノ サネカズラ ヒトニシラレデ クルヨシモガナ>
                     
                      三条右大臣 [『後撰和歌集』恋三]

(逢って寝る」という名を持つ逢坂山のさねかずら、その名のとおりならばツル
をたぐるように、人知れず君のもとへ私が行く方法があればよいのになあ




その サネカズラ(=ビナンカズラ)を、見沼田んぼの散歩コースで見つけ
ました。 11月の下旬だったと記憶しています。



    さねかずら



私にとって、サネカズラをよく見かけるのは 鎌倉 でしたので、こんな近く
に見ることが出来たことに感激。

是非、庭にでも植えたいと、園芸店を廻る折りに気をつけてはいましたが、
なかなか出逢うことなくて、「折を見て、通販で買うしかないかな」と思って
いました。


春になり、サネカズラの新芽が出始めたころに新しい葉のついた小枝を
数本いただいたので、家人が「挿し木」を試みてくれました。

「ダメでもともと、これもまた 楽しいじゃないか」と。


先日、その後の様子(三ヶ月後)を記録しておきました。


   170823撮影



          大丈夫、生きてます! 

        カワイイ新芽さえ出て、根付いているようです 


 もっとも、あの赤い恋の実 を付けるまでの 道のりは・・遠そうですけれど・・


プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
私へのメールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
日本ブログ村 ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR