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春立つ日 ー 立春 ー


  今日は立春、春立つ日。

  暦の上では「春」ですが、
  言うまでもなく 寒い!


今年は特に寒さが厳しいけれど、
どこ~かで春が生まれてる♪ ・・かも



  池 (477x640)
   見沼自然公園のかも



まだ雪が残るなかで、よ~くさがしてみると


梅の花 (640x427)

やっと見つけた春の到来、梅の花!



池に集まる (640x480)

さすが日曜日の公園、いつもより人が多いようです。


えっ?

中央の池のまわりに集まってくる人たちは
かもにも野鳥にも、むろん木々にも 目をやることなく
皆スマホを片手に、タッチを繰り返すのに夢中


探しにやってきたのは 春の気配ではなくて、
ポケモンGOの 巣 とか言うもののようでした。


     ♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦


    春たちける日よめる立春の日に詠んだ歌

   ひちて むすびし水の こほれるを 春立つけふの 風やとくらむ
<ソデヒチテ ムスビシミズノ コオレルヲ ハルタツキョウノ カゼヤトクラン>
        
                               紀貫之きのつらゆき

(暑かった夏の日に)袖をも濡らして手ですくった水が(冬の寒さに)凍り
 ついるのを、立春となった今日の風が今ごろ解かしているだろうか。


   ひち ⇒ 動詞(四段活用)「ひつ」の連用形
         浸る。濡れる。の意
                       
                      ( 『古今和歌集』 巻一 春歌上)


U RA WA

英会話教室の振り替え授業で、今回は浦和へ。


 ゆきだるま

降った雪がまだ各所に残っています。



English conversation

最初の話題が「これまで訪れた観光地で、一番好きなところ」

私は迷う事なく「京都」にしました。



ところが、イギリス出身の先生に、わたしの拙い英語ではうまく
伝わらない。(汗)

神社仏閣については、なおさら (๑˃̵ᴗ˂̵)


            


駅前に戻って来て、イルミネーションを見た時に、

駅前





京都にはサッカーの神社、「白峯神宮」があることを思す。


なぜサッカーなのか、
それは境内に祭られている精大明神が蹴鞠の神様であるから。

蹴鞠 (640x511)
            [埼玉県版『国語便覧』 浜島書店 より]


現代ではサッカーの神様としてその関係者が多く参拝に訪れる
と聞いています。


白峯神社の本殿に祀られているのは崇徳天皇と淳仁天皇。

「百人一首」にある崇徳天皇の和歌に

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ
セヲハヤミ イワニセカルル タキガワノ ワレテモスエニ アワントゾオモウ>                   

(瀬の流れが速いので、岩にせきとめられて二つに分かれた川の
流れも、また下流で一つになるように、今はせきとめられて君と
別れたとしても、将来はかならず再会して一緒になろうと思うよ。


があります。

「白峯神宮」の名は、崇徳天皇が埋葬された「白峯山」にちなむ
ということです。




年のはてに -  『古今和歌集』 <三四一・冬>


      IMG_20171229_0001 (459x640)
         〔「百人一首」受講生Mさんの作品より〕


 昨日といひ今日と暮らしてあすか川
              流れてはやき月日なりけり

                     『古今和歌集』・三四一・冬]

(昨日はこうだったので今日はこのようにと思い明日のことを考えて
 一日一日暮らしてきたところ、月日は飛鳥川の流れのように速く流
 れ、もう一年が終わることだ)





この和歌の作者は、 春道列樹(はるみちのつらき)

「百人一首」32 
山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬもみぢなりけり
の作者でもあります。



     ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞




 皆様 どうぞ 良いお年をお迎え下さい。



     PA016.jpg

夕 顔


 8月も最終日となりました。 再びの猛暑日から打って変わって、今宵は
随分涼しくなりました。 雨も止んで、虫の音も小さく聞こえはじめました。

8月中旬の ある夕暮れ時に、住宅のフェンスに絡んで大きな葉の間から
顔を出して咲いている真っ白な花が目に入りました。家に急ぐ帰り道だっ
たのですが、なぜか気になって引き返して見てみると、


     170818夕顔

        これは、「ゆうがおの花」に違いないと思い、
        写真を撮らせていただきました。


『源氏物語』、「夕顔」の巻では光源氏が乳母を見舞う折、夕顔の咲く家
の女性を知り、身分を明かさずに通うようになるのですが、その女性が
この花の名「夕顔」と記されています。

夕顔の女君から、光源氏の君に渡された扇に書かれていた歌、

     心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花
白露の光をそえた夕顔の花、そのようなお姿のお方はもしや光源氏の
 君ではないでしょうか


と解釈すると、白露の光を添えたような美しさゆえに気付かれたのは男性

かたや、
白露に光る夕顔の花、その花に光を添えていただいたあなた様は、
 もしや、光源氏の君ではないでしょうか


と、解釈すると、夕顔の花は歌の贈り主である女君 ということになります。


              ∞∞∞∞∞∞



一昨日でしたか、やはりこちらのお宅の前を通ったところ、


    170825夕顔の実

      実になっているものもありました。 

 このあと、どんな姿に変身していくのか、楽しみです(笑)




みかも山 へ


まだ梅雨の前なのに、初夏の陽気。

こんな日には山もいいかなと、
栃木県のみかも山へ。

 みかも山

期待通りの風景でした。



     入口案内



                  ほたるぶくろ
                         ホタルブクロ


奈良時代に詠まれた 東歌(あずまうた) です。  『万葉集』


しもつけぬ みかものやまのこならのす まぐはしころは たがけかもたむ

しもつけの みかものやまの こならのす 
下野の みかもの山の 小楢のす
                 まぐわしこらは たがけかもたむ
                 ま麗し児らは 誰が笥か持たむ



   (下野のみかもの山に茂っている小楢の葉 その葉が美しいように
     美しいあの娘は、誰の妻になって、食事の世話をするだろう)




    つばめみかも山の道の駅のツバメたち




プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

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