にほんブログ村 本ブログ 古典文学へ
にほんブログ村

スーパームーン


もし、今夜 天候が良ければ見えるはずだった月は満月
しかも、同じ満月でも特に大きく見える “スーパームーン” なのに。

残念ながら関東地方 夕方から雨模様・・・


楕円軌道で地球を廻る月が、一番地球に近づくときの満月だからだそうだ。
次回  “スーパームーン” を見られるのは18年後と知った途端
ものすご~く その大きな満月 を見て見たくなって、
雨音が聞こえなくなった夜に、夜空を見上げてみたけれど・・・ 月は無し


そういえば、と思い出して、昨夜 撮った月を見てみた。

  旧10月14日の月

外灯の光が ちょっと邪魔な位置からだったけれど、明日は天候が崩れる
との予報だったので、撮っておいた お月さま。 


  秋の公園

昨日は天気の良い日だったので、いつもの公園の紅葉も 特別綺麗に見えた。


そして、
夜の外出のとき、

「見てごらん、大きな お月さま。 きれいだねえ~」
と私が言うと、幼子は、
「うん、さっきからね お月さまがず~と わたしに ついて来てるのよ」
と答えた。  

(ほんとにそう! 不思議だよね)



暫く止んでいた雨が また降り出したようだ。

ここは、あきらめて古典 『徒然草』 にある兼好流に 月を恋い、
心眼でもって「お月見」 でもすることにしようかな。

花はさかりに、月はくまなきをのみ 見るものかは。
雨にむかひて月を恋ひ、垂れこめて春のゆくへ知らぬも、
なほあはれに 情ふかし。             
      (第一三七段)


花は満開に咲きほこる桜を、月は満月で、くまなく照りわたる月をのみ
鑑賞に値するものといえようか、いやそんなことはない。

雨に降り込められながら、雲の上に照り輝いているであろう満月を恋い
慕って心に想うのもよく、 室内にこもっていなければならないときならば、
春の状況もわからないままで、今ごろの桜はどんなだろうと、花を恋い、
心に想うのも また味わい深く、風情があるといえよう。






京都市 平安京創生館 へ

今朝のウオーキング時には、まだ青空さえ見えていたのですが、
午後3時を過ぎたころから、とうとう 雨 降り出しました。

   皇帝ダリア

最近 目を引く “皇帝ダリア”の花。 背が高くてまるで木のようです。
雨の中で すっくと立ち、堂々と咲く姿から この名がついたのでしょうか。


先週末に訪ねた 京都、一日目はまだよかったのですが、翌日は雨の予報
仕方ないので、急遽行き先を変えて 屋内の見学場所へ。


  古典記念
   京都市 平安京創生館 に行ってきました。


おすすめです。


  模型全体

平安京の復元模型 は圧巻、縮尺千分の一の都が目前に広がって、
今の京都の町と重ねた地図で 位置関係もよく分かります。


  平安京模型


手前「羅城門」から真っ直ぐ北に延びた「朱雀大路」 突き当たりの「大内裏」
の中に、今立っていることになります。

現在の「京都御所」は、少し右手の 矢印のあたりでしょうか。



  室礼

他に見所は沢山、平安京を再現した各展示品を見ながらの解説は具体的
で、理解しやすかったです。

     貝合わせ

  「貝合わせ」 他、囲碁、双六など、昔の遊びなども、よく分かりました。


場所: 京都市中京区丸太町通七本松西入 京都アスニー 1階

TEL: 075ー812ー7222        入場料: 無料

開館: 午前10時 ~ 午後5時     休館日: 毎火曜日及び年末年始

                       平安京創生館 ホームページ 


京都市中央図書館の側 に建っています。 丸太町通り を行くと

     案内

歩道の上に、案内板が 見えてきます。そこを入ると、

     創世館入口

    「平安京創生館」 入り口 です。         

石川県 の 全昌寺へ

   大聖寺駅


文化と歴史を訪ねて」  二日目は 金沢から北陸本線に乗って丁度1時間、
「大聖寺」駅 に向かいました。

 『おくのほそ道』に 芭蕉が泊まった寺がこちらにあると書かれています。そこ
を訪ねてみることにしました。


  案内板

駅を出て、間もなく左折、約7分ほどで 山ノ下寺院群 と標示のあるところへ着
きます。

寛永末頃(1645年頃か)に城下の整備に伴い大聖寺藩は越前との国境の防御
を兼ね、意図的に寺院をこちらに集めたとされています。

芭蕉が『おくのほそ道』の旅に出たのは 元禄2年(1689)3月27日なので、寺院
群として集められた後に来ています。

ここから右手にみえる大昌寺、この場所に移転したところで宿をとったと分かって
なぜかほっとしました。


   全昌寺




 『おくのほそ道』 一部抜粋    <現代語訳>  

 大聖寺という城下町の郊外にある全昌寺という寺に泊まった。ここはまだ

加賀の国の内である。先立って行った曽良も前の晩にこの寺に泊って、

 終宵(よもすがら) 秋風聞くや うらの山
(寝床に横になってもなかなか眠れず、一晩じゅう、裏山に吹き渡る秋風の音
 を、心寂しく聞いたことであるよ。)

 と一句を残していた。              aki_093.jpg


      (中 略)

今日は越前の国へはいって行こうと、心あわただしく」お堂の下に降りるのを、

若い僧たちが紙や硯をかかえ、階段の下まで追いかけて来た。ちょうどその時

寺の庭の柳の葉が散ったので、

 庭掃きて 出(い)でばや寺に 散る柳
(この全昌寺に一晩お世話になって、出立しようとすると、折から庭の柳の葉が散
 り落ちたが、せめてこの柳の散った庭を掃き清めてからお暇したいものである。)

 と、即興の趣向で、草鞋をはいた旅装のまま、推敲も加えずに書き与えた。



                  -久富哲雄 全訳注 (講談社学術文庫) から- 



     本堂 本堂

     境内 境内

     句碑
芭蕉 句碑



芭蕉翁の像(撮影の許可を得ています。)

   芭蕉座像 は 本堂の中の左手に進んだところ、ガラスのケースの
   中でした。 像底部に「杉風薫沐拝作之」に書かれているとの説明書
   きがあります。

    (おおよそ30センチ~50センチ ぐらいの高さと、思われましたが、
     印象なので、正確ではありません。




全昌寺は 五百羅漢 の お寺さんでもありました。


     羅漢中央の仏様
                  西国三十三観音像

     五百羅漢
                    五百羅漢像


          萩
    
            庭では 萩の花が開き始めていました。












「竹取物語」 と 「かぐや姫の物語」

夜中じゅう降り続いた雨が 朝方まで残って

朝のウオーキングは 傘持参の 出発でした。 


途中 竹藪のある道を通ると、

  竹になる


「竹の子」 は 「竹」 に 変身していました。 

すっかり成長した「竹の子」。 美味しい 時期はもうとっくに過ぎてしまったのですね。



我が家に隣接する邸林 から 危うく侵入しそうになった 竹の子を頂いたので、
今年も 昔ながらのやり方で茹で上げ、アク抜きしていただきました。


  に、


  P1060725.jpg

皮つきのまま 筍の穂先を斜めに切り落として、縦に切れ目を入れた筍を大きな鍋に
入れて、唐辛子1つと糠を一握り加えて茹でます。

浮き上がってくるので、少し重めの 落とし蓋(ない場合は皿をふせて代用)、40分ほど
コトコト煮たら 火を止めて、そのまま放置 


  

すっかり冷めた鍋の中から 筍を取りだして、皮を剥きます。


  P1060726.jpg


後は“ 筍ご飯” にでも、 煮物 にでも、

筍一本 適材適所で 様々な「筍料理」に使います。- これが今年の「竹取物語」- 



『源氏物語』絵合の巻に「物語の出(い)で来はじめの親なる」とある 古典文学作品

「竹取物語」、 これが子どもの絵本 「かぐや姫」の 祖(もと)でもあるのですが、


昨年 観た ジブリ映画 「かぐや姫の物語」、時々思い出されるので、ことしはDVD 買い
ました。    


   P1060732.jpg




小正月 の 小豆がゆ

一月十五日は 「小正月(こしょうがつ)」といい、この日の朝に 小豆がゆを食べる習慣
があります。

古典文学『土佐日記』や『枕草子』などにも、小豆がゆを食べたことが書かれています。
もっとも、旧暦の一月十五日なので、今ですともう少し後の日にちになりますけれど。


         わたしも、今年は あずきがゆ つくってみました。


    小豆がゆ

     1/2 カップ の 小豆  と  1/2 カップ の 白米  で炊いています。

なので、小豆が多めに出来上がりました。 小豆は邪気を取り払うと考えられていた
のですから、この あずきがゆ を 食べれば今年も安泰です。

       そう言って、家人にも食べてもらいました。    無理強い   

七草がゆ を 六日には 「明日は冷蔵庫の青菜と大根を入れて七草がゆとしよう」
と思っていたのに、七日には すっかり頭になくて、夕食の準備を終えてから思い出し
た次第    全くねぇ  近頃 こんなことばかりやっています。


それじゃ 今年は小正月の 小豆がゆ にしようと、小豆を買って用意していたのです。

そして、十四日の朝刊でこんなコラムを読みました。 『とはずがたり』の話じゃないの!

   あ
         ( 「毎日新聞」 より )


これでもう忘れるはずありません。 平安時代、鎌倉時代の かゆ はどんな味付けを
したのでしょうか。

現代では 竃(かまど)で炊くわけではないので 粥杖にする木こそありませんが、
塩ひとつまみだけで味付けした 小豆がゆ は、さっぱりと上品な味に仕上がりました。

これに好みの量の砂糖を加えていただくと、 善哉 のような味わいになります。 




プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
私へのメールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
日本ブログ村 ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR