にほんブログ村 本ブログ 古典文学へ
にほんブログ村

 歌枕 を訪ねて  - 武蔵の国「掘兼の井」-

    歌枕 (古歌に読まれた名所)

井戸 (640x427)


中央に一辺が埋もれた石の四角い石の枠らしきものがあります。

 これが武蔵国の歌枕「ほりかねの井」と伝えられるものの一つ。
    (場所に諸説あって、断定はできないようですが)



枠 (640x480)



     保存のために周りが石柱で囲まれています。

     石碑標示 (480x640)



        思ったより広い境内でしたが、
   「井」はここと、直ぐに見つけることができました。

所在地は狭山市大字掘兼2220 にある「掘兼神社」の境内です。



社伝板によりますと、平安から知られていて鎌倉時代の和歌にも
よく詠まれた歌枕「ほりかねの井」が当地にあること知った川越奉
行が、江戸時代にはほとんど埋まっていた井(井戸の類)を掘り返
し、そこを石柱で囲んだだけでなく、



掘兼神社 (640x427)

     ここに神社を建立した(1650年)ということです。




           あっぱれ川越奉行殿!


    お祭り案内 (480x640)

             神社の夏祭り


    お陰でこの史跡とともに文化の歴史もまた、

     今に伝えられているようです。 ( ^ω^ )






 汲みてしる人もあらなんおのづからほりかねの井の底の心を
<クミテシルヒトモアラナンオノズカラホリカネノイのソコノココロヲ>
               西行法師 (『山家集』中恋)

堀兼の井のように深いこの心を、たまには知ってくれる人もあって
            ほしいものですよ

   

      つれない人を怨んだ嘆きの心 を詠んだ歌  


我が身世にふる・・

葉桜に (640x480)

木に ほとんど花はなくなり

恐らく降るように散った花びらも

朽ち花びら (640x480)



色褪せていくばかりです。

今日などは
春が背中を見せて
去り行くようで

ちょっと肩に手をかけて
引き止めておきたい〜!

そんな思いのする夏日(26度)でした。


iPhoneから送信

続きを読む

雪のおもしろう降りたりし朝


夜の風景
  


関東地方は4年振りの大雪。

昨夜の段階では
埼玉県でも秩父に次いで ここらあたりの積雪は多く
18センチになったという(19時のニュース)ことだ。




今朝は、まず外の様子を見てみたところ、

 朝日が

       すごい!!


鎌倉時代のこと、兼好法師が作品 『徒然草』のなかで
( 第三十一段 「雪のおもしろう降りたりし朝(あした)」)


「雪が趣深く降った朝に、この雪をどのようにご覧になっていますか?
くらいのことを言ってこないような野暮で、心の浅いお方の・・云々」

     と言った人のことを述べてたっ  Σ(´Д`*)  


 


歴史旅 - 2   歌枕 ー 鏡山ー


道の駅  かがみの里 を目指してひた走ること、およそ2 時間



  道の駅

現、滋賀県蒲生郡竜王町鏡

ここは古来の街道中山道「鏡宿」に位置し、古くから栄えたところ
です。




  鏡山②

古歌に詠まれた「鏡山」は、近江国の歌枕(うたまくら)。

平安末期から、鎌倉、室町の宿場としての賑わいをみせました。

  中山道から見る鏡山


江戸期になると、守山、武佐の間の宿となりメインの宿場ではなく
なったようです。


しかしながら、本陣・脇本陣が置かれて、多くの武士や旅人の休
泊の宿場でした。



  鏡大明神


平安時代末期には牛若丸がこの地で元服し「源義経」となったと
きの元服池や武運を祈ったという鏡神社があります。


後深草院に仕えた 二条 が出家の後、この「鏡の宿」を通り、鎌倉
に向かっています。 義経 元服 の 百年後のことです。


立ち寄りて 見るとも知らじ 鏡山 こころの内に 残る面影

鏡山に立ち寄って、鏡に照らしてみるとも、あのお方は
 ご存じないでしょう、 私の心に残るあのお方の面影を



 ジャコランタン Jack-o'-lantern


   カボチャ



  ハロウィーンの 「カボチャ」 って   なあに?


むかしむかし、アイルランドにジャックという悪人がいました。

彼は極悪人だったのでしょうか、死後は天国から追い出されて、

地獄からは悪魔に嫌われて締め出されてしまったのだそうです。


魂の安住の地を求めて、永遠に世界中を放浪することになった
ジャック。 彼はその時に暗い足元を照らす為に、「カブ」をくりぬ
いてランタンを作ったということです。


このお話がアメリカ に伝わると「カブ」が「カボチャ」になりました。


アメリカではカボチャがたくさん 採れるので、カボチャで「ランタン
(ちょうちん)」 を作ったことから、カボチャのランタンが一般的に
なっていったようです。



10月31日の夜は、この世とあの世の境目がなくなり、あの世の
悪霊、死者の霊たちがあの世からこの世にやってくると信じられ
ていました。

それで、人々は自分に悪霊が悪さをしないようにと仮装すること
で悪霊から身を守ったのだそうです。


ハロウイーンの仮装は悪霊が自分に乗り移らないようにするため
なんですね。




   ああ、これは まるで

日本に伝わる あの 『百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)絵巻』 みたいだ
と想像してしまいましたよ。


   百鬼夜行絵巻

 こちらの「ジャコランタン」に当たる物 が 「松明(タイマツ)」

 なんですね。           なっとく(笑)



プロフィール

Keiko

Author:Keiko
写真:【 唱歌:「案山子」の立つ見沼氷川公園】

こんにちは! 日本古典文学
研究に従事しているものです。
子育てがほぼ終了という頃に
大学院に入学、現在は 古典
文学講座の講師をしています。

こちらには 自然と文化と歴史
を感じながら‘知るを楽しむ’
日常を記しています。         
     

カレンダー
06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
私へのメールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
日本ブログ村 ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR